シャネルのバッグ・財布修理|レザー、内袋、取手リペア事例が大集合
女性の永遠の憧れ、シャネル。
「古い価値観にとらわれない女性像」をブランドのポリシーに、バッグや靴、化粧品、香水などを、幅広く展開しています。
個性的でおしゃれなデザインで、女性から愛され続けてきたシャネル。
マトラッセやカンボンのバッグ・財布をはじめとした、シャネルのバッグ・財布を大切に使っている方も多いでしょう。
ですが、長く使っているうちに、トラブルも起きてしまうもの。
財布が黒ずんでしまった…。
バッグの角が、擦り切れて色も落ちてしまった…。
内側の袋が、ベタベタになってしまった…。
そんな、使いたくても使えずに、家に眠っているシャネルのバッグ・財布もありますよね。
でも、大丈夫。シャネルのバッグや財布は、職人の修理で、まるで新品のようにきれいによみがえるのです。
今回は、実際のシャネルの修理を、修理前と後の写真と一緒に、3つ紹介します。
プロのこだわりの修理で、傷や汚れがきれいになる様子に、驚くこと間違いありません!
目次
シャネルのバッグの染め直し(カラーチェンジ)
シャネルの修理 #1
修理をした職人さん | bootsbellさん |
修理内容 | 染め直し(カラーチェンジ) |
参考価格 | 23,760円 |
今回のカラーチェンジは、どのような修理?
今回は、シャネルのバッグの染め直し(カラーチェンジ)です。
もとの色が薄いこともあり、黄ばみや汚れが目立ちますね。
お客さんの要望で、汚れの目立ちにくいブラックに染め直し(カラーチェンジ)します。
今回のカラーチェンジは、どのような修理?
初めに、バッグ表面の汚れを落として、しっかり染色できる下地を作ります。
お客さんは、内側はピンクのままで、外側のみのカラーチェンジをご希望のため、内側はマスキングテープで保護します。
3回に分けて染色をすることで、色ムラなく、美しく仕上げることができるんです。
マスキングを外して、色の具合を確認したら、カラーチェンジの作業は完了です。
今回のシャネルのカバン修理のこだわり
今回の修理では、特に、色作りと色の塗り方にこだわっています。
パレットの上の色と、カバンに塗った色では、見え方が違うことが多くあります。
また、光の当たり方によっても、色の見え方は変わります。
そういったさまざまな要因を考慮して、調色、染色しています。
バッグのカラーチェンジをして、気分を変えたいという方は、ぜひ、ご相談ください。
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シャネルのバッグのトータルケア
シャネルの修理 #2
修理をした職人さん | スマイルリペアセンターさん |
修理内容 | トータルケア |
型番 | カンボン |
参考価格 | 27,000円 |
今回は、シャネルのカンボンのバッグの修理です。カンボンは、大胆にあしらわれたシャネルのロゴが特徴的なデザイン。ロゴが中央ではなく少しサイドに寄っているのも、素敵なポイントです。
そんなカンボンのバッグの端の部分が擦れて色が落ちてしまっています。また全体的に汚れがあり、形も崩れていました。
そこで今回は、バッグのトータルケアを行いました。
今回のトータルケアは、どんな修理?
まずはクリーナーを使って、バッグ全体の汚れを落とします。
汚れが落ちたら、次は下地処理。ザラザラしているところは数種類のやすりを使い分け、ステッチを切らないよう優しく削り、つるんとさせます。
下地が整ったら、いよいよ色を入れます。鞄に馴染むように、自然な色合いに仕上げます。
自然な色合いに仕上げるには、塗り方も大切。最初に擦れている箇所を周りと同じ色にし、その後全体的に色を入れます。一度に塗るのではなく、ムラの無いように少しずつ何度も塗るのがこだわりです。
ツヤを出させたいところには、コーティングでツヤを出します。一方ツヤを出させたくない部分にも、ツヤがでないコーティングをして、風合いを保ちます。
最後に、保湿をして、トータルケアは完了。革用のローションのようなものを、塗っていきます。
今回のシャネルのカバン修理のこだわり
今回修理したカンボンのバッグは、全体的に型崩れしていました。
そこで、型崩れが少しでも改善するように、詰め物をして修理をしました。革はシワが残るので、型崩れを0にするのは難しいです。ですが、バッグに合わせた詰め物をすることで、型崩れが軽減されます。
トータルケアで、ツヤを取り戻したシャネルのカンボンのバッグ。きれいな黒が映えて、とてもおしゃれです。
お客さんのご要望に合わせて、提案と修理をさせていただきます。まずはお気軽に、見積もりをご依頼ください。
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シャネルのバッグの持ち手修理
シャネルの修理 #3
修理をした職人さん | REFINEさん |
修理内容 | 持ち手修理 |
参考価格 | 3,780円 |
今回は、シャネルのバッグの持ち手修理です。
持ち手とカバンのつなぎ目がちぎれてしまっています。原因としては、経年劣化のほかに、重い物を入れていることなどが考えられます。
もともとの革は行かしつつ、中の傷んだ芯だけを交換します。
今回の持ち手修理は、どのような修理?
まずは、傷んだ芯を取り外します。芯を取り外すときに、革を傷つけないよう気を付けます。
次に、持ち手の中身である芯を新しく作ります。このとき、芯材を適度に削り、もとの芯と同じ厚さになるように整えるのがポイントです。
取り外すときと同じように、革を傷つけないよう細心の注意を払って、新しい芯を取り付けます。
革を縫い合わせる際は、ステッチに沿って、ミシンで一針一針、慎重に縫い合わせます。
最後に、仕上がりを確認したら、持ち手修理の作業は完了です。
今回のシャネルのカバン修理のこだわり
今回の修理のこだわりは、「復元」を目標とした修理を行った点です。
もとの素材を極力生かし、修理の跡を残さないことで、カバンを「復元」します。
細かい部分で言うと、作業で使う糸にもこだわっています。海外から糸を取り寄せて、海外ブランドの修理を行う際に使います。
クオリティーにこだわる修理をご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。
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シャネルの財布のクリーニングと色補修
シャネルの修理 #4
修理をした職人さん | 革研究所長野店さん |
修理内容 | クリーニング・色補修 |
型番 | マトラッセ |
参考価格 | 14,400円(外側のみの修理、角の破れ補修代も含む) |
今回のシャネルの修理は、マトラッセのピンクの財布。
マトラッセは、キルティングにシャネルのロゴが可愛らしい、シャネルの人気デザインです。
そんなマトラッセの財布が、全体的に黒ずんでいます。特に財布のフチの部分の黒さが目立ちますね。
そこで今回は、財布のクリーニング・色補修を行いました。
今回のクリーニング・色補修は、どのような修理?
まずは、クリーナーで財布の表面の汚れ・油分を落とします。
しかし、今回の黒ずんだ汚れは、クリーナーでは落とせません。付着した汚れで黒ずんでいるのではなく、革の表面が汚れで染まってしまっているのです。
そこで、色補修を行います。
まず傷や汚れの部分に補修塗料を塗って下地を作り、塗膜が形成出来る状態にします。よく使っている財布では、擦れて表面の膜が剥がれていることが多いのです。
その後、色を入れていきます。色は、財布の内側のきれいな状態の色に合わせて、全体的に色が統一されるように仕上げました。
今回のシャネルの財布修理のこだわり
今回修理したマトラッセの財布は、とても柔らかい質感の革が特徴的。しかし色を入れるほど革は硬くなり、質感は変わってしまいます。
そこで、質感を重視して、塗料を入れすぎないようにしました。ラムやカーフの柔らかさを保つ、嬉しいこだわりです。
職人のクリーニング・色補修で、鮮やかなピンクを取り戻したマトラッセの財布。まるで新品のような、きれいな仕上がりです。
破れや黒ずみが気になるシャネルのカバン・財布は、ぜひご相談ください。思い入れのあるカバン・財布を1つ1つキレイにして、もっと長く使えるようにお手伝いします。
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シャネルの靴のオールソール交換
シャネルの修理 #5
修理をした職人さん | 靴修理工房REPAIRISTさん |
修理内容 | オールソール交換 |
今回は、シャネルのブーツのオールソール交換です。
経年劣化によりソールのウレタンが加水分解して、ボロボロの状態でした。他に、目立った傷や汚れはないですが、そんなに履かなくても劣化してくるのが、ウレタンソールの宿命。
また履けるようにスポンジソールでオールソール交換します。
今回のスポンジオールソール交換は、どのような修理?
もともとのウレタンソールが軽い素材なので、履いた感触が変わらないように、軽いスポンジソールを使います。
古いソールが残っていると、新しいソールを綺麗に貼れないので、ボロボロのウレタンを丁寧に除去。新しいスポンジソールを貼り付ければ、作業は完了です。
ソールは靴の内側のミッドソールと外側のアウトソールに分けられます。今回は、もとの色分けと同じになるように、ミッドソールを白に塗装しています。
もともと、ソール以外の状態が良かったので、修理後は新品同然です。
今回のシャネルの靴修理のこだわり
今回は、オリジナルの雰囲気をそのままに、ソール交換をするよう心掛けました。
スポンジソールで、重さを変えないようにしつつ、外装もオリジナルカラーに合わせました。
ブランド物は扱いが難しく、経験豊富な職人に頼むのが安心かと思います。
靴を長くお使いいただけるよう、丁寧に修理してお返しします。気になることは、お気軽にご相談ください。
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シャネルの靴の履き口補修
シャネルの修理 #6
修理をした職人さん | 靴修理かみとりさん |
修理内容 | 履き口補修 |
参考価格 | 6,480円 |
今回は、シャネルのパンプスの履き口補修です。
履き口のかかと部分が破れて、繊維が飛び出しています。
このままでは、かっこ悪いので、履き口補修をします。
今回の履き口補修は、どのような修理?
もともとの履き口は、グログラン(立体感のある織物)で装飾されていますが、お客さんの希望で、通常の革で交換をします。
靴のフチを一周ぐるっと、取り外します。部分的な修理の場合もありますが、今回は、両足とも全交換になります。
新しく黒い革を切り出して、フチに巻き付けます。ミシンで縫い付けて、強度を確認。仕上がりに問題が無ければ、履き口補修は完了です。
履き口を修理するメリット
履き口は、靴を履く際に必ず擦れる場所なので、消耗が早いです。
今回のように、デザインを変えて、リメイクに近い作業もできます。
靴を知り尽くした職人だからこそできる提案があります。
詳細はお気軽にお尋ねください。
「靴修理かみとり」さんに見積もりを依頼する!
シャネルのブーツの靴クリーニング
シャネルの修理 #7
修理をした職人さん | 修理工房 NatureWorksさん |
修理内容 | 靴クリーニング |
今回は、シャネルのスウェードでできたブーツの靴クリーニングです。
もとの色が薄いこともあってか、全体的に汚れが目立ちます。特に、つま先あたりの黒ずみに目が行ってしまいますね。
専用の洗剤を使って、ブーツの靴クリーニングをします。
今回の靴クリーニングは、どのような作業?
まず、靴ブラシで大きな汚れを落とします。
全体を水で湿らせてから、スウェードにも使える洗剤を付けたブラシで洗います。
使う靴ブラシは、毛先の柔らかいものを採用。スウェードを傷つけないようにします。
汚れが濃いので、つま先は念入りに洗って、黒ずみを落とします。
水でしっかりとすすいだら、通気性の良い日陰で数日間、乾燥させます。汚れの落ち具合を確認したら、ブーツの靴クリーニングの作業は完了です。
今回のシャネルの靴クリーニングのこだわり
今回の靴クリーニングのこだわりは、完全に落とせない汚れでも、できる限り汚れが薄くなるようにクリーニングをする点です。
油が絡んでいる汚れや、時間の経ってしまった汚れは、完全に落としきれない場合があります。そういった場合は、汚れが目立たないように薄くする作業を徹底。
靴の臭いが気になる場合もクリーニングで改善することがあります。
靴のお悩み、あきらめる前に、まずはご相談ください。
「修理工房 NatureWorks」さんに見積もりを依頼する!
シャネルのバッグ・財布を修理するタイミングは?
シャネルのバッグ・財布の修理をお願いするタイミングは、いつがいいのでしょうか?
シャネルのバッグで多いのは、内袋交換の修理。合成皮革でできた内袋は、湿気の多い日本ではベタベタになってしまうことが多いのです。
そんな内袋交換は、自分で修理することはできません。内袋がベタベタになってしまったなら、新しい内袋に交換するしかありません。プロに、自分の要望に合った素材の内袋に交換してもらいましょう。
内袋交換以外にも、
バッグの外側が擦り切れてしまった…。
持ち手が取れてしまった…。
ファスナーが壊れてしまった…。
など、トラブルはありますよね。
そんなときも、諦めないでまずは職人さんに相談してみましょう。
シャネルの財布は、軽く拭いても色の黒ずみが落ちないなら、修理をお願いしましょう。
クリーニングしても落ちないような黒ずみは、表面に付着した汚れではなく、汚れによって革が染まってしまっている状態です。
そんなときは、色補修が必要。職人の技で、新品のような鮮やかな色を取り戻してくれます。
色が剥がれてきた…というときも、早め早めの修理で、再現性が高まります。
シャネルのバッグ・財布の修理を長年経験している職人さんなら、それぞれのバッグ・財布に合った修理をしてくれます。使えない…と嘆く前に、ぜひ相談してみてくださいね。
修理の無料見積もりを出すには
修理の頼みかた簡単3ステップ
1.写真を撮る
写真を撮って、頼みたい職人さんに送ります。
2.相談する
修理内容の提案や金額の見積もりが届きます。職人さんと相談して修理内容を決めます。
3.直したいものを送る
職人さんに直したいものを送ります。
修理は頼みたいけど、
・お店まで行く時間がない
・修理にいくらかかるのかが不安
・修理可能なものなのか分からない
と悩んでしまうことがありますよね。
そこで、おすすめしたいのが「見積もりをおねがいすること」です。
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・ネットで今すぐ
・職人さんに直接
・無料で
シャネルのバッグや財布の修理の見積もりをおねがいすることができます。
手順もとっても簡単。
写真を撮って必要な項目を入力するだけです。一度に複数の職人さんに見積もりをおねがいすることもできます。
後日、依頼した職人さんから修理メニューや費用などの見積もり内容の連絡が届きます。
大切にしていたのに使えなくなってしまったシャネルのバッグや財布をお持ちの方は、職人さんに見積もりを頼んで、もう一度使えるようにしてみませんか?
見積もりアプリ「ミツモ!」が出来ました!
この度、ネットで職人さんへの依頼が出来るスマホアプリ「ミツモ!」ができました。
アプリをダウンロードして、写真を撮るだけで複数の職人さんへの見積もりができちゃいます。
もちろん見積もりは無料!あなたの大切なものを、インターネットを使って簡単に修理してみませんか?
シャネルのバッグや財布を長持ちさせるコツ3つ
大切にしたい、シャネルのバッグ・財布。壊れたら修理をするのはもちろんですが、普段からの心がけも大切です。
最後に、シャネルのバッグ・財布を大切に長く使うために覚えておきたいことを、3つ紹介します。
風通しのよい場所で保管する
特別な日に使いたい、シャネルのバッグ。買ったときの箱の中に入れて、押し入れの奥に大切にしまっている…なんてこと、していませんか?
箱にいれてしまっておくと、湿気でバッグの内袋が加水分解してしまう原因に。大切だからこそ、しまいこむのではなく、風通しのよい場所に出しておきましょう
使ったら優しく乾拭きする
バッグや財布を使うと、どうしてもほこりや汚れがついてしまうもの。特に財布は、お金に触った手で触ることで油分の汚れがつきやすくなっています。
バッグや財布を使ったあとには、柔らかい布で軽く乾拭きしてあげましょう。
色が落ちやすい製品もあるので、優しく、を心掛けてくださいね。
気になるポイントは、すぐにプロに相談する
バッグや財布を使い続けていると、トラブルはやってくるもの。でも、これぐらいならまだ使えるし…と使い続けてしまうのは、長く大切に使いたいと思っているならタブーです
破れや汚れがひどくなると、修復が難しくなってしまうことも。軽度の修理なら、よりきれいに、よりお手軽な価格で仕上がります。
ちょっとバッグの端が擦れてしまった…。
財布の色味があせてきたかも…。
そんな気になるポイントは、早めの相談がおすすめです。
まとめ
シャネルのバッグ・財布の修理を特集しました。
修理例を見て、お手持ちのシャネルのバッグの擦れや内袋、財布の黒ずみが気になった方もいるかもしれませんね。
傷や汚れがついたシャネルのバッグや財布も、修理をすれば、また使えるようになります。少しでも気になったら、写真を撮って職人さんに状況を確認してもらうことをおすすめします。
あなたのマイスターの職人さんなら、修理が必要か、必要ならどんな修理になるのか、ていねいにお伝えします。長くきれいに使う秘訣も教えてくれますよ。
大切なシャネルのバッグや財布が、もっと大切にできると良いですね!