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更新日: 2025年5月22日

マフラーの洗濯方法【素材別】カシミア・ウール・アクリルの洗い方とは?

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冬にかけて欠かせないマフラー。日常的に頻繁に使用しますが、きちんと洗っていますか?汗をかかない季節のため汚れるイメージの少ないけど、外気の汚れや、自分の汗や息、メイクなどで、知らず知らずのうちに汚れているものです。しかし、マフラーはなんとなく繊細な素材で作られているイメージ。そもそも洗えるの?今回はそんなマフラーを自宅で手入れする方法を、素材別に詳しくお伝えしていきます。

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マフラーはどうやって洗えばいいの?

まずは、マフラーの素材別に洗い方を知りましょう。

カシミヤ(カシミア)

カシミヤ

肌触りも良く、とても軽く柔らかいカシミヤ。

カシミヤ(カシミア)は、カシミール地方に生息しているヤギの毛で作られるようになったことが始まり。生産量が少なく、1頭から150~200gほどしか毛が取れないため高価。また、毛の繊維が細く長いので、空気を含みやすく保湿性があります。

しかし、毛の繊維が細いので擦り切れたり破れたりしやすく、シミにもなりやすいデリケートな素材です。カシミヤの場合は30度以下の温度の水で、優しく手洗いをする必要があります。長時間水に沈めないように、すすぎも含め短時間で洗いましょう。

ウール

ウール

暖かく丈夫なウールは羊の毛。毛玉ができにくく、カシミヤに比べると扱いが楽な素材であり、多少水に濡れるても大丈夫。しかし、何も知らずに洗うと、縮んだり締まって硬くなったり、ふんわりとした質感が失われてしまいます。

ウールの場合は、縮んだり硬くなったりしないよう、ぬるま湯を使用します。また、洗濯機の水圧もマフラーを縮めてしまう原因となるので、手洗いがおすすめです。

アクリル

アクリル

アクリル素材は、天然繊維ではなく化学繊維。カシミヤやウールに比べると丈夫な素材です。ほとんどは洗濯機で洗うことができます。ただし、必ず洗濯ネットを使用し、中性のオシャレ着用洗剤を選びましょう。

洗濯機のコースは、手洗いモードソフトモードなど、やさしく洗えるようにセットしましょう。仕上げに柔軟剤を使用したい場合にも、アクリル素材ならば問題ありません。

では、ここで一度おさらいをしておきましょう。

 洗濯機水洗い
カシミヤ×
ウール×
アクリル

カシミヤ、ウールなどの繊細な素材はぬるま湯で手洗い。アクリルなどの化学繊維は洗濯機でも洗えます。

ただし、シルク(絹)、レーヨン、キュプラ、アセテートなどの素材は、とてもデリケートなので、自宅での洗濯は避け、クリーニング店にお願いするようにしましょう。

マフラーを洗う前の3つのチェック

マフラーを洗う前に、確認しておきたいことはこの3つがあります。

取り扱い表示をチェック

取り扱い絵表示は必ず確認しましょう。「洗濯機マーク」か「手洗いマーク」がついていれば水洗いできます。

水洗い不可マーク

このマークがついていれば、基本的には水洗いできません。しかし、素材によっては丁寧に扱えば洗える場合もあります。

ドライマーク

ウールやシルク、レーヨンなどに表示されている場合が多い「ドライマーク」、実は中性のおしゃれ着用洗剤で洗濯できるのです。

ドライマークがついていると、「ドライクリーニングしかできない」と勘違いをされる方が多いですが、本当は「ドライクリーニングが可能」という意味なのです。一緒についている絵表示をきちんと確認し、洗えるかどうか確かめましょう。

どの絵が何を示しているのかわからない…という方は、こちらの記事を参考にしてください。

使用する洗剤のチェック

エマール リフレッシュグリーンの香り

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中性のおしゃれ着用洗剤を使いましょう。繊維を保護する成分が含まれています。デリケート衣類用洗剤は、ウールやデリケート衣類を手洗いすることに特化しているのです。

また、仕上げに柔軟剤を入れると、ふんわりと軽く仕上がるだけではなく、静電気を防ぐ効果も期待できます。

色落ちしないかチェック

初めて洗うときは、マフラーの目立たないところに洗剤の原液をつけ、5分ほどおいてティッシュペーパーなどで押さえます。色がついたら単独で手早く洗うか、プロのクリーニング店に任せましょう。

マフラーの手洗い方法(カシミヤ・ウールなど)

カシミヤやウールなどデリケートな素材のマフラーは、手洗いをしましょう。洗い桶は直径35cm以上の大きめサイズがおすすめです。

用意するもの
・中性のおしゃれ着用洗剤
・洗い桶(栓をした洗面台)
・ゴム手袋
・柔軟剤
手順
1
水に洗剤を溶かす
マフラーの洗い方

洗面器に浸るぐらいの水と適量のおしゃれ着用洗剤を入れ、しっかりと溶かします。水温はカシミヤなら30度以下、ウールならぬるま湯を使用しましょう。

2
たたんで浸け置きする
マフラーの洗い方

洗濯液を入れた洗い桶に、汚れた部分が外側になるようたたんだマフラーを入れます。そのまま15分~30分ほど放置します。

マフラーを洗濯する際は、1度に3枚以上は洗わないようにしましょう。あまり多く洗うと、絡まったり、洗剤液がマフラーに充分に浸透しなかったりして、上手く洗濯できません。色物は、必ず色分けをして洗濯しましょう。色移りや、くすみの原因となります。

3
押し洗いをする
マフラーの洗い方

20~30回ほど衣類を手のひらで押したり、持ち上げたりして、やさしく洗いましょう。

4
丁寧にすすぐ

たくさんの水で丁寧にすすぎます。水の濁りがなくなるまで、水を入れ替えて行いましょう。

5
柔軟剤に浸す
マフラーの洗い方

洗い桶に柔軟剤をかき混ぜながら入れ、3分ほどマフラーを浸します。柔軟剤を入れることで静電気を防ぎ、ふんわり仕上上がります。

ランドリン 液体 柔軟剤

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オーガニック素材から作られている柔軟剤です。ニオイや花粉の吸着を抑えられるのは嬉しいですよね!クラシックフローラルの香りです。

6
脱水する

最後に洗濯機で30秒ほど脱水するか、タオルドライをしましょう。

まずバスタオルを広げ、その上にマフラーを広げます。そして、バスタオルを端からくるくると優しく丸め、バスタオルの吸水力で自然に脱水させましょう。シワができないように広げ、形も整えます。この一手間で、仕上がりがとてもきれいになります。

7
陰干しする

詳しくはこの後説明していきますね!

マフラーの洗濯方法(アクリルなど)

マフラーの洗い方

アクリル素材などのマフラーは、洗濯機で洗うことができます。

用意するもの
・中性のおしゃれ着用洗剤
・柔軟剤
・洗濯ネット
手順
1
たたんでネットへ入れる
マフラーの洗い方

マフラーは細長く、絡まりやすいので、洗濯ネットに入れて洗濯します。フリンジがついているものは、フリンジ部分が内側になるようにたたんで、ネットに入れましょう。

2
洗剤を入れる
マフラーの洗い方

おしゃれ着用洗剤を記載されている分量入れます。また、柔軟剤をセットします。洗濯機によって柔軟剤を入れる場所が異なるので、しっかりと確認しましょう。

3
手洗いモードで洗う
マフラーの洗い方

手洗いモードやソフトモードなど、やさしく洗えるコースを選択しましょう。

4
陰干しする

詳しくは以下のマフラーの干し方と仕上げ方法に載っています。

マフラーの干し方と仕上げ方法

干し方を間違えると、せっかく綺麗に洗ったマフラーが台無しになってしまうこともあります。

日陰に平干しする

マフラーの干し方

マフラーを洗濯機から取り出したらまず、軽くたたいてシワをのばします。縦方向に伸びた場合は、横方向に引っ張り、フリンジ部分の絡まりは手で整え、陰干ししましょう。

マフラーを平らに干せる場所があれば、平干しがおすすめです。場所がない場合は、ハンガー2本を使ってM字型になるようにし、重さを分散させながら干しましょう。干し方が悪いと、マフラー自身の重みで伸びてしまい、型崩れの原因となる可能性があります。

スチームで仕上げる

最後にスチームを当て、マフラーの毛並みを整えていきます。マフラーをハンガーにかけたまま、スチームアイロンを浮かしてかけます。アイロン面を押し付けず、スチームだけをマフラーに当てるイメージです。

フリンジ部分は、アイロン台に寝かせ、同じようにアイロンを押しつけずにスチームを当てます。最後に、手ぐしで毛並みを整えましょう。ふっくらと仕上がりますよ

縮んでしまったマフラーやストールは元に戻せるの?

カシミアやウールは、水に濡らしたまま強く力を加えると、縮んでしまう可能性があります。縮んでしまったマフラー、元に戻す方法はないのでしょうか。

実は、ヘアトリートメンを使えば、元に戻る可能性があります!この、ヘアトリートメントに含まれる「アモジメチコン」という成分が、縮んでしまった繊維をまっすぐにのばしてくれるのです。

用意するもの
・洗面器
・トリートメント
手順
1
水を張る
マフラーの洗い方

洗面器、または洗面台にマフラー(ストール)全体がつかる程度の水を張ります。

2
トリートメントを溶かす
マフラーの洗い方

水にヘアトリートメントを15gほどしっかりと溶かします。

3
マフラーをつけ置きする
マフラーの洗い方

マフラーを液体に浸してやさしく押し洗いし、30分程度そのままつけておきます。

4
脱水する

30分たったら洗濯機で30秒ほど脱水、またはタオルドライをし、型崩れしないように注意して陰干しします。

注意

注一度縮んでしまったマフラーは、以前と全く同じサイズになるわけではありません。効果がない場合もあります。正しい洗濯方法を知り、丁寧にお手入れすることがマフラーの縮みの予防になります。

水洗いできなものはクリーニングという選択肢も

マフラーの選択をする場合、水洗いできないカシミヤやウール素材のものは、思いきってクリーニングに出すというのも手です。水洗いできないマフラーは、繊細な素材ですし、何より水洗いできるマフラーよりも上質で高級です。少しのクリーニング代をけちって、高価なマフラーをだめにしてしまうのでは、元も子もないですよね…。

クリーニングのメリット

クリーニングのメリットは、手間がかからず、プロの洗濯の技術を使ってきれいにしてくれることです。クリーニング店のドライクリーニングでは、水を使わずに溶剤を使うので、マフラーの生地を傷めにくいんです。そのため、マフラーの肌触りや風合いを保ったままで長く使えるようになります。

クリーニングの流れ・料金

マフラーをクリーニングに出す場合、気になるのはその料金ですよね。クリーニング店によって異なりますが、編集部が調べたところ、マフラーのクリーニング代の相場は500~1,000円ぐらいが多いです。

また、マフラーをクリーニングに出す頻度は、基本的にはシーズンが終わってから!一年に一回だけであれば、1,000円ぐらいは安いと言えるかも!?しかもクリーニング後は、きれいに折りたたんだ状態で戻ってくるので、そのまま収納できます。

店に持っていく時間もないしちょっと面倒…。そんな方には宅配クリーニングという選択肢もありますよ。

まとめ

寒い日には欠かせないマフラー。いつも清潔な状態で身に着けたいですよね。大事なことは以下の3点!

・取り扱い絵表示をしっかり確認
・マフラーの素材にあった方法で洗濯
・おしゃれ着用洗剤を使用してやさしく

せっかくのマフラーを傷めたり、色落ちさせないためにも、必ず確認しましょう。万が一洗濯をして縮んでしまったという場合は、おしゃれ着用洗剤や柔軟剤を使ってつけ置きを試してみてくださいね。

しかし、いくら自宅で洗っても、目に見えない汚れはたくさん付いているもの。シーズンが終わったら、プロのクリーニング店にお願いすることをおすすめします。色落ちや型崩れをさせたくない大事なマフラーは初めからクリーニングに出すのがおすすめ。来シーズンも気持ち良く身に着けることができますよ!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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