スヌードの洗い方は髪と同じ!落としにくい口紅がついた時の対処法も
寒くなってくると、ふわふわのスヌードに顔をうずめたくなりますよね。
そんな顔に触れるスヌード、清潔に保っておきたいものです。
しかし、顔をうずめた途端に口紅ついちゃった……とか、ありますよね。
もうすぐ春だし、仕舞う前に洗っておこう、という人も、これ普通に洗濯機に入れていいの??なんて疑問を持っているはず。
そんなみなさんに、今回はスヌードの洗い方や干し方をお伝えしていきます。
洗える素材か確認しよう
洗濯前に大事なのが、取り扱い表示のタグを見ること。
洗濯機マーク、手洗いマークを確認しましょう。
洗濯機で洗える表記になっていれば、洗濯機と手洗いの2通りの洗い方ができます。
それに対して手洗いのみ可の場合は、型崩れや毛羽立ちを防ぐためにも、優しく手で洗う必要があります。
色や柄のはいったスヌードの場合、漂白剤が含まれている洗剤を使うと色落ちしてしまう可能性があります。そのため、使っていい洗剤もきちんとチェックしておきましょう。
実は、洗濯表示は2016年を境に、海外ブランドとマークが統一されています。
そのため、昔のマークは知ってる!という方でも、最近買ったスヌードだと、どのマークが何を示しているのか判断するのが難しいかもしれません。
見方がよくわからない……という方は「洗濯表示はお洋服のカルテ!イラストで新旧のマークをていねいに解説」を参考にしてみてくださいね♪
基本的なスヌードの洗い方
実は、基本的なスヌードの洗い方自体は、マフラーの洗い方と違いありません。
カシミア・ウール・アクリルのスヌードであれば、下の記事を参考にしてみてください。
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ここではさらっと手順をお伝えしますね♪
カシミア・ウールの場合
繊細な素材のスヌードは、手洗いするのが基本です。
手 順
1. おしゃれ着用洗剤を使って洗剤液をつくる
2. 汚れた面を外側にして浸け置きする
3. 20~30回ほど、押し洗いする
4. 水の濁りがなくなるまですすぐ
5. 3分ほど柔軟剤に浸す
6. 30秒ほど洗濯機で脱水する
7. 日陰に平干しする
アクリルの場合
ウールなどに比べて頑丈なアクリル素材は、洗濯機で簡単洗えます!
手 順
1. 洗濯ネットに入れる
2. おしゃれ着用洗剤を入れる
3. 手洗いモードで洗う
4. 平らな場所で陰干しする
フェイクファースヌードの洗い方
肌触りのいいフェイクファーのスヌード。洗ったら一気にボサボサになりそうでちょっと怖いですよね。
ただ、毛の長いスヌードは、ワンシーズン使えばたっぷりと汗を含んでいます。洗わないまましまい込むと、翌年出した時にカビだらけになっている……なんてことも。
ここでは、そんなフェイクファーの肌触りの良さを維持したまま、しっかりと汚れを落とせる洗濯の方法をお伝えします!
用意するもの
・スヌードがすっぽり入る大きさの容器
・シャンプー
・コンディショナー
・バスタオル
・ドライヤー
・ブラシ
手 順
1. 汚れを落とす
まずは洋服ブラシなどで、ホコリなどを取り除いていきます。
洋服ブラシがない場合は、ヘアブラシでも代用できます。
2. ぬるま湯につける
スヌードがすっぽり入るくらいの容器に30℃程度のお湯を張ります。
そこにスヌードを浸け、全体を濡らしましょう。
3. シャンプーで洗う
お湯から引き上げたら、直接シャンプーを付けて洗っていきます。
髪の毛を洗うのと同じ要領で、優しく泡立てて汚れを浮かします。
4. すすぐ
再びぬるま湯に浸け、シャンプーを流していきます。
お湯の中で優しく押したり、揉んだりしていきます。
数回お湯を張り替え、泡が出なくなればOKです。
大きめのスヌードの場合は、時間がかかってしまうかもしれません。
先にシャワーで全体を流し、その後にぬるま湯につけながらすすいでいくと、時間を短縮できますよ。
5. コンディショナーをなじませる
すすいだスヌードを軽く絞って水を切ったら、今度はコンディショナーで綺麗にしていきます。
手にコンディショナーを伸ばし、それをスヌード全体になじませましょう。
間違っても、トリートメントは使わないようにしてくださいね!
コンディショナーが毛の表面をコーティングするのに対し、トリートメントは毛の内側のダメージを修復する役割しかありません。
フェイクファーの肌触りを良くするには、毛の外側を整えるコンディショナーが有効的なのです。
6. すすぐ
新しく張り替えたぬるま湯で、コンディショナーを流していきましょう。
先ほどと同じように、シャワーを使っても大丈夫です。
7. 脱水する
コンディショナーをすすいだ後、軽く絞り、バスタオルにくるみましょう。
バスタオルを巻いたまま絞り、脱水していきます。
8. 自然乾燥する
数時間、風通しの良い日陰で平干しします。
ときどき、表裏を返すと、まんべんなく乾かすことができます。
9. ドライヤーで乾かす
自然乾燥しても、スヌードは布が重なっている部分が多いため、なかなか乾きにくいですよね。
そんな時はドライヤーを使って乾かします。
近づけすぎると火事になる恐れがあるので、ドライヤーはスヌードから20cmは離すようにしてくださいね。
また、火傷をしないように、熱くなってきたら冷風に切りかえて、温風と冷風を交互に使いながら乾かしましょう。
10. ブラシで毛並みを整える
最後に、洋服ブラシ、またはヘアブラシでとき、毛並みを整えればOKです。
スヌードについた口紅の落とし方
顔周りにあるスヌード。
脱ぎ着する時に、どうしても口紅などのお化粧品がついてしまうこと、ありますよね。
しかも最近は「水に強い!」「こすっても落ちない!」なんていう口紅が多いですから、なかなか落としにくいのも悩みです。
でも実は、メイク汚れは簡単に落とすことができるのです!
それは、クレンジングオイルを使うという方法。
そう、お顔と同じように、衣類についたお化粧品は、クレンジングで落とせてしまうのです。
ではその詳しい方法を見ていきましょう!
用意するもの
・台所用洗剤
・クレンジングオイル
手 順
1. 洗剤とクレンジングオイルを混ぜる
メイク用品、特に口紅は油分を多く含んでいます。
そのため、本来、口紅を落とす際に使われるクレンジングオイルに加え、油なじみの良い台所用洗剤も使っていきます。
まずは台所用洗剤とクレンジングオイルを同じ分量ずつとり、混ぜましょう。
念のため、色落ちしないか目立たないところで試しておくと良いでしょう。
2. 汚れた部分に直接つける
混ぜた洗剤を、今度はスヌードの汚れた部分に直接つけます。
指で優しくつまんだり、くるくると擦りながら、汚れを浮かしていきます。
3. ぬるま湯で洗い流す
最後に、ぬるま湯で浮かせた汚れをすすぎ、洗剤もしっかり洗い流しましょう。
あとは乾かすだけでもOKですが、ついでにスヌード全体の洗濯もしてしまうと良いかもしれませんね♪
まとめ
もこもこのスヌード。
その肌触りを保つには、素材ごとに洗い方を変えることが重要になってきます。
カシミアなどの繊細な素材は手洗い、アクリルは洗濯機で。
フェイクファーのスヌードなら髪の毛を洗うような感覚で丸洗いしていきましょう。
ついでに、ふとした瞬間についてしまった口紅などの汚れも落として清潔に保ちましょう!
洗濯して、しっかり乾かした後のスヌードに顔をうずめたら、いつもより格別に気持ちいいはずですよ♪