
家具の修理にはどんな費用がかかる?椅子、机、タンスの人気修理は?
「大切に使っていた家具が壊れてしまった!」
そんなとき、皆さんはどうしますか?
壊れてしまったら、新しいものに買い換えるという方も多いのではないでしょうか。
しかし、家具には、必要な修理や調整を行うことで、また使い続けられるものが、多くあります。
今回は、そんな家具の修理について、修理の内容やかかる費用について、ご紹介させていただきます。
目次
修理にはどのような費用がかかる?
まず、最初に家具を修理に出す場合に、どのような費用がかかるのかをご紹介します。
木工家具を修理する場合には、一般的には、以下のような費用がかかってきます。
家具の修理にかかる費用
修理工賃
修理工賃とは、修理を行う職人の技術料や、修理にかかる人件費のことを言います。
一般的には、あらかじめ1時間当たりの工賃が決められており、その工賃に、修理かかる時間をかけて算出されることが多いです。
材料費
家具を修理する場合には、その家具にあった木材や塗料、接着剤などを揃えなくてはいけません。
材料費は、それらにかかる費用で、海外製の家具など、材料が手に入りづらい場合には、材料費が高額になることもあります。
配送料
ダイニングテーブルやソファなど、自分で修理業者への持ち運びが難しい大型家具は、基本的には修理業者がトラックなどを手配して、引き取りを行う場合がほとんどです。
配送料はそれらにかかる費用で、自分で家具を持ち込む場合にはかかりません。
その他料金
上記以外にも、職人が現場に出向いて修理を行う場合にかかる出張費や、ガラスや金属部品などの交換を伴う修理を行う場合など、他の業者と連携して修理を行う場合にかかる輸送費や手間賃などがその他の費用として加算される場合があります。
ぐらつきも直せる♪ 椅子の修理内容と費用をチェック!
椅子の修理の主な内容は、背面や座面の布地の張り替えや、ぐらつきなどの調整です。
特に、座面にウレタン素材を使用している椅子は、長く使い続けるとウレタンが劣化してきてしまい、座り心地が悪くなってしまいます。
座面や背面の布地の張り替えを行う場合には、大抵、中身をウレタンも交換をしてくれるので、見た目はもちろん、座り心地も改善することができますよ。
また、椅子がぐらついている場合には、脚をカットして高さを調整することで、ぐらつきを無くすことができます。
椅子の修理にかかる費用は、修理の内容によって異なりますが、布地の張り替えであれば20,000円程度、脚のカットであれば、1本2,000円程度で行うことができます。
再塗装でピカピカになる!机の修理内容とその費用は?
机の修理で多いのは、塗装の剥がしや再塗装、ぐらつきの直しなどです。
机を長く使い続けていると、塗膜が剥がれてきてしまい、白っぽくなってしまったり、子どもがシールを貼ったり、落書きをしてしまったりと表面が汚れてしまうことが多くあります。
その場合には、天板の塗膜を剥がし、再塗装をするだけで見違えるように綺麗にすることができます。
また、椅子と同様に、ぐらつきなどがある場合には、脚をカットして高さを調整し、ぐらつきを無くすことができます。
費用は、机の大きさや修理内容によって大きく異なりますが、天板90cm×70cmほどの机を再塗装する場合には、5万円程度、天板180cm×90cmほどの机を再塗装する場合には、11万円程度の費用がかかります。
机の大きさによって費用が大きく異なるので、修理費用を抑えたいという場合には、塗装が剥がれてしまった箇所や、汚れが気になる箇所のみ再塗装を行うこともできます。
種類によって費用が大きく変わる タンスの修理内容の費用をチェック!
タンスは長年使っていると、木の収縮やレールの歪みなどによって引き出しの開け閉めがしづらくなってしまったり、引き出しの取手が壊れてしまったりするなどの不具合を起こすことがあります。
取手の交換であれば6,000円程度と、安価に直すことができますが、一方で、タンスを一度解体して、調整しなければいけない場合や、タンスの底板が割れてしまった場合には、20,000円~30,000円程度の費用がかかってきてしまいます。
また、タンスの中でも「桐たんす」は、樹種がとても柔らかいために、傷がつきやすかったり、水をこぼすとしみになりやすかったりするなど、扱いがとても難しいので、修理に出す際には、専門の職人に依頼して修理を行うことがおすすめです。
桐たんすを1度解体して修理を行う場合には、11万~19万円程度、塗装の塗りなおしは、8万~15万円程度、たんすを綺麗に洗う場合には、5万~10万程度の費用がかかってきます。
まとめ
家具の修理方法と、修理にかかる費用をご紹介しました。
壊れて使えなくなってしまった家具や、ひどく汚れてしまった家具も、修理に出すことで見違えるように綺麗に直すことができます。
大切に使ってきた家具だからこそ、簡単に買い換えるのではなく、修理して新たに使い続けることも、検討してみてはいかがでしょうか?
今回、ご紹介した内容を、是非参考にしてみてくださいね!
