革の鞄のお手入れは簡単3ステップ!油分の補給!水拭き、消しゴムで
革製品の中でも鞄のお手入れについて解説します。鞄は外出時に持ち歩くせいか傷がつきやすいもの。気づかないうちに擦っていたりしますよね。革は丈夫な素材ですが、表面に傷がつきやすいのが難点。でも手入れをしっかりすれば、革の耐久性をいくらかあげることができます。他の革製品もほぼ変わらない手順なので、覚えておくと、バッグ以外にも応用できますよ!
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目次
普段からの大切な鞄の手入れ方法
革の鞄は普段から手入れすることが大切です!頻度は1ヶ月に1回ぐらいを目安にしていただきたいと思います。では、さっそくお手入れの方法を見ていきましょう!
用意するもの
・ブラシ
・革専用のオイルクリーム
・オイル用の布
・乾拭き用の布
・防水スプレー
手順
1. 乾拭き & ブラッシング
この手順だけは、使った日は必ずしてほしい基本中の基本です!柔らかい布であればなんでもOK。乾拭きをした後、柔らかい馬毛のブラシでブラッシングをしてください。
革を傷つけないように優しくブラッシングするのがポイント。お手入れで傷をつけてしまったら本末転倒です!
2. オイルで手入れする
オイルクリームは1度に1円玉ぐらいのごく少量で大丈夫です。これを全体に薄く伸ばしていき、バッグ全体になじむまで放置して乾かします。
おすすめのクリームがこちら。
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こちらは革用のクリームタイプ。革に栄養を与えるために使います。
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こちらは、ゼリー状の革の栄養クリーム乳液のような役割をします。油よりも、水分の割合が多いので、柔らかく繊細な革の表面に塗るのがおすすめです。
つけすぎるとシミの原因になってしまうので注意!初めてで心配な方は、カバンの底の部分など、目立たない箇所から塗っていくことをおすすめします。
では、全面にこの作業を続けていきましょう。
3. 防水スプレーを吹きかける
防水スプレーは水だけでなく、汚れ全般の付着を防ぐことができるので、活用しましょう。
防水スプレーには「シリコン系」と「フッ素系」の2種類があります。シリコン系は革に使用するとシミになりやすいので、必ずフッ素系を使うようにしましょう。
防水スプレーは何を使えばいい?
大切な革カバンを守ってくれる防水スプレー。フッ素系がおすすめですが、どの商品がシリコン系もしくはフッ素系なのか、わかりにくいですよね。
「お店で一つ一つ見比べるのは面倒……」という忙しい人のために、ネットで購入できるおすすめフッ素系の防水スプレーを集めてみました。
革に使える防水スプレーのおすすめ5選
LOCTITE 超強力防水スプレー
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たっぷり大容量で、家中のアイテムを防水したいなら、ロックタイトのスプレーがおすすめ。ケチらず使えるので、しっかり防水加工できます。革製品に使用できる商品ですが、スエード素材はNGなので注意しましょう。使用後にしっかり乾かすことで撥水効果が期待できます。
コニシボンド 防水スプレーF
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商品
こちらはコニシから販売されている防水スプレー。手ごろな価格ながら、革製品に使用できることもあり、愛用している人が多いかもしれませんね。
水だけでなく、油も弾くのが大きな特徴。油汚れでの劣化を防ぎたい方におすすめのアイテムです。防水スプレー独特の臭いが少ないので、あの臭いが苦手……という人は選んでみましょう。
コロンブス アメダス
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商品
コロンブスのアメダスは、防水・撥油・防汚効果を持つスプレー。靴クリーム、靴用品メーカーが販売しているメーカーの商品です。
靴用に売られていますが、革製品なら何にでも使えます。もちろん、鞄にもスプレー可能なので、革靴と合わせてお手入れしてみましょう。たっぷり染み込ませるタイプではなく、軽く濡れる程度でOKです。
エム・モゥブレィ オールマイティ防水・防汚スプレー
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商品
シューケアブランドのエム・モゥブレィの防水スプレーは、用途を問わず使用できる点が魅力のアイテム。革製品をはじめ、傘や布に使用できます。フッ素系で、衣類にも使える点が嬉しいですね。
コロニル 防水スプレー レザープルーフ
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コロニルの防水スプレーは、レザーに特化した商品。レザーの中でも特に、スエードやヌバックに強いアイテムです。ミストタイプなので、表面にムラなく塗布できるのが特徴。事前にブラッシングを済ませた上で、スプレーしましょう。複数回重ねると防水効果が高まります。
水に濡れたら水拭きでなじませる!
使っている中で突然のアクシデントもあると思います。ここからはそんなアクシデント時の対応の仕方を紹介します!
まずは水に濡れてしまった場合。革の鞄が水に濡れて、そのまま乾かしてしまうとその部分だけシミになってしまいます。間違っても高温のドライヤーで乾かそうとしないで!正しい対処法を覚えておきましょう。
用意するもの
・水拭き用のふきん
・タオル
・革専用のオイルクリーム
・オイル用の布
手 順
1. 水拭き
水で濡らして絞ったふきんを使って全体に水の染みと同じくらい水をなじませます。こうするとシミとして残りにくく、目立ちにくくなります。
2. 正しく乾かす
乾いたタオルで軽く叩くようにして水気を除き、風通しの良い場所で陰干しします。熱を加えるのは革を傷めてしまうので厳禁です!
3. オイルを塗る
これは水に濡れたときの対処法ではないですが、乾いた革にはしっかりと水分・油分の補給をしないと、割れる・傷つきやすくなる原因となります。普段の手入れと同じく、オイルクリームを1度に1円玉ぐらい取り、全体に薄く伸ばしていきましょう。全体になじむまで放置して乾かせばOKです。
傷や汚れがついてしまった場合
いくら手入れしているからとはいえ、何かにぶつかってしまって傷がついてしまう場合もあると思います。次はそんなアクシデントの対処法です!
深く傷が入ってしまった、ひどい汚れがついてしまった場合は、さすがにリペア業者さんに頼むしかありません。でも、表面だけの軽い傷・汚れならば裏技的に補修できます!ただ、革の鞄は傷や汚れそのものを消すことはできず、目立たなくする、という対処法です。
表面の細かい傷には水拭き!
まず表面の傷。これは「水拭き」で隠すことができます。
革についてしまった傷は消してしまうことはできませんが、水拭きをして傷口を周りとなじませると、目立たなくなるのです。傷ついたまま放っておくと雑に見えてしまいますが、丁寧にお手入れされていれば、革の味のある感じを保つことはできます。水濡れ時と同様に、水でなじませて自然乾燥してください。
「汚れ」には消しゴム!?
次は表面についた軽い汚れ。これは「消しゴム」が使えます。コツは、軽く擦っていくこと。強く擦ってしまうと色落ちの原因になってしまいます。
長持ちさせるお手入れ方法をプロに聞いてみた!
大事なときに使う、「革の鞄」。せっかく買ったなら、うんと長持ちさせたいですよね!「ユアマイスター」では、鞄修理のプロに「鞄を長持ちさせるお手入れ方法と保管方法を教えてください」と聞いてみました。たくさんのプロの方の意見の中から、一部を紹介させていただきます。
革生活さん(長野県)
YSRさん(神奈川県)
やはり、オイルやクリームなどで、油分を足してあげることが大事。また、直射日光を避けること、型崩れしないよう中に紙を入れる、なども鞄をできるだけ長持ちさせるポイントなのですね!
「ユアマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。自分でお手入れするときも、プロにお手入れをお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!
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※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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