畳のダニは3つの方法で根こそぎ駆除!すぐにできる5つの対策で退治しよう
目には見えなくても確実な害を引き起こすダニ。刺されたり、アレルギーを発症してしまったりとさまざまな被害を受けてしまうことも。服や布団は乾燥機にかけたり外に干せば解決しますが、そうもいかないのが畳に住むダニ。対処しないと大量発生してしまい対処も大変になってしまいます。そこで今回は畳のダニの駆除方法や、そもそも増やさない対策方法をご紹介。
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なぜ畳にダニが発生するの?
服や布団にダニが発生するのは何となく想像できますが、一体なぜ畳でダニが繁殖してしまうのでしょうか?
ダニが繁殖しやすい条件として、
・湿度が60%である
・フケ、垢、ホコリ、食べカスが散らかっている
があります。そのため畳の部屋で睡眠や食事をしたりしている場合、ダニが繁殖しやすい環境になっている可能性があるんです。
そして暖かく湿気のある梅雨の時期に、もっともダニが繁殖してしまうんです。
畳にはどんなダニがいるの?その被害とは…
畳にいるダニは、主に「ツメダニ」と「ヒョウダニ」の2つに分けることができます。この中でも、ハウスダストアレルギーや喘息の原因になると言われているのが「ヒョウダニ」です。
「ヒョウダニ」自体は、人を刺すなど人体に直接害を加えることはないものの、その死骸やフンの残骸を吸い込むこと気管支に炎症が起き、喘息やアレルギー反応を引き起こすといわれています。
そしてそんな「ヒョウダニ」を捕食するのが「ツメダニ」です。「捕食してくれるなら放置でいいのでは……」と思ってしまいますが、こちらの「ツメダニ」は人を刺すなど人体に直接害を加えてくるんです。
放置してしまうと「ヒョウダニ」が繁殖して、それを捕食したい「ツメダニ」も繁殖し……と大量発生してしまうことも。そうなってしまわないようしっかりと駆除していきましょう。
畳のダニを駆除!
畳にダニが発生したからといって、畳を張り替えるのは現実的ではありません。1畳あたり3,000~5,000円ほどかかるだけでなく、根本的な解決にはなっていませんよね。
ここで大切なのが、畳でダニを繁殖させないための掃除方法を知っておくこと。
具体的には、
・拭き掃除を行う
・畳の下も掃除する
・殺虫剤を使う
などの駆除方法があります。それぞれの方法を見ていきましょう!
掃除機を毎日かける
畳でダニが繁殖する原因は「フケ、垢、ホコリ、食べカス」が散らかっているから。まずはこういうダニの好物を取り除くためにもしっかりと掃除機をかけましょう。
1畳あたり30秒くらい時間をかけて、丁寧に掃除機がけを行うようにしてくださいね。このときに傷がつかないように、畳の目に沿ってかけるのがおすすめですよ。
拭き掃除を行う
雑巾を固く絞って畳を拭く掃除もおすすめ。頻度は2週間に1度程度、来客が多い場合は1週間に1度程度がいいかも知れません。
雑巾による水拭きは注意点があり、
・畳の目に沿って拭く
・拭いた後はしっかり乾燥させる
ということを忘れずに行ってくださいね。
畳の下も掃除する
表面だけでなく、畳の下でもダニが繁殖していることも…。そこで、畳の下のホコリなどを取り除くために、畳干しをするときに畳の下の掃除も一緒に行うようにしましょう。
しっかりと乾燥させ、すみずみまで掃除機をかけてくださいね。
殺虫剤を使う
定期的なお掃除はもちろん、ダニ駆除に特化したアイテムで駆除をするのもおすすめ。専用アイテムを使うことで、掃除機や拭き掃除だけでは取りきれないダニもしっかりと駆除することができますよ!
おすすめの商品を紹介するので、参考にしてみてください。
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畳のダニ対策はどうしたらいい?
畳にいるダニの駆除方法や掃除方法はご紹介しましたが、それと同時に大切なのがダニを増やさないための対策です。
ダニを減らし、ダニの生息場所をなくしていくために大切な工程なのでぜひ参考にしてみてくださいね。
ダブル敷きは避ける
来客用に畳の部屋にカーペットを敷くこともありますが、温度・湿度共にダニが好む条件を作り出してしまうため、あまりおすすめできません。
カーペットを敷く場合は、畳の掃除と共にしっかりとカーペットの掃除もしていく必要があります。
湿気を除去する
ダニは暖かく湿気のある場所で繁殖するので、できる限り湿気を除去しましょう。洗濯物を部屋干しするだけでも湿度が上がるので、その場合は換気をしたり、除湿器を一緒に置くようにしてくださいね。
とくに換気は効果的。ダニの発生だけでなく、カビも抑制する効果があるので畳を清潔に保つために欠かせないお手入れの一つですよ!
こちらの記事では、畳のカビの対策方法について詳しく解説しているので、合わせてチェックしてみてください。
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畳干しを行う
春・秋の年に2回のペースで、畳を干すようにしましょう。畳を戻すときには乾燥剤や防虫剤などを一緒に入れるようにすると、より良いかもしれませんね♪
畳干しをするときには
・しっかり叩いて、奥に詰まったダニやホコリを出すようにする
という2点に注意しましょう。黒いナイロン袋に入れて行うと日の光による変色を防ぐことができるのでおすすめですよ。
畳の部屋にある他の物も掃除する
畳の部屋には、座布団・布団・ソファー・ぬいぐるみなど、いろいろなものがありますよね。これらのアイテムもダニが繁殖する原因になるため定期的に丸洗いし、天日干しするようにしてくださいね。
畳のダニの対処法をプロに聞いてみた!
せっかくの畳。キレイに保ってのびのびと寝ころべるリラックススペースとして活用したいですよね。
「ユアマイスター」では、畳クリーニングのプロに「畳にダニが繁殖してしまったらどうすればいいですか?」と聞いてみました。
たくさんのプロの方の意見の中から、一部を紹介させていただきます。
柳瀬畳内装さん(新潟県)
防虫シートというのは畳の下に敷くことで、ダニなどの虫を発生させるのを防ぐシートのこと。自分で設置することもできますが、畳張り替えなどのプロにお任せすることもおすすめです。
「ユアマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。
そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。
自分でお掃除するときも、ハウスクリーニングをお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!
しっかり駆除・対策をして畳のダニとはおさらばしよう!
今回は、畳に潜むダニについて、駆除の方法やお掃除の仕方、大量発生させないための対策をご紹介しました。喘息やアレルギー、刺されてしまうなどの害を被る前に、しっかりと駆除・対策をしてのびのびと過ごせるお部屋を維持していきましょう!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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