
ダニ対策には除湿が肝心!繁殖しやすい6つの場所のお掃除方法を解説
ダニは放置していると体に悪影響を及ぼす可能性があります。ダニ対策をしておきましょう。本記事では、寝具やソファ、ぬいぐるみ、エアコンなどのダニの対策方法とおすすめのグッズを紹介します。
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目次
ダニの生態と影響
ダニの快適な環境
ダニは高温・多湿の環境を好むため、5~9月にもっとも繁殖しやすいです。しかし、近年は暖房が普及しているため冬でも多く生息しています。繁殖しやすい条件が揃うと、1組のつがいが2ヵ月後には約3,000匹。4ヵ月後には約450万匹というように増殖していきます。
ダニによる症状
ダニの死がいやフンはアトピー性皮膚炎・ぜん息など、人によってはかゆみや咳などの原因になることがあります。ダニに刺されると激しいかゆみや痛みを引き起こします。
ダニが集結しやすい場所トップ6
1. 寝具
ダニが多いとされる場所のひとつとして寝具があります。理由はフケや汗が溜まりやすい環境であること。また、それらを放置することで、ダニが集まりやすくなります。
2.ぬいぐるみ
ぬいぐるみは置いてある場所の環境にもよりますが、ダニが繁殖しやすいです。とくに小さな子どもが触れるぬいぐるみはしっかりダニ対策をしましょう。
3.カーペット
カーペットは足の汚れ、食べカスなどがダニを呼ぶ原因になっています。掃除機などで掃除していると言っても、掃除機で全て汚れは取り切れません。そのため、カーペットはダニが集まりやすい場所でもあります。
4.ソファ
ソファにもダニが溜まりやすいです。定期的に汚れを取っているつもりでも、ソファの隙間などにホコリや食べかすなどが溜まり、ダニを呼ぶ原因になります。
5.畳
畳を定期的に掃除していてもダニは潜んでいます。例え掃除機をかけても畳の奥のものまでは吸引できないため、ダニが集まりやすいです。
6.エアコン
エアコンの内部に結露した水分がたまりやすく、水分、湿度、汚れが揃っているため、ダニにとっては快適な環境ができてしまいます。
寝具・マットレス・ソファのダニの対策
寝具、マットレス、ソファのダニ対策は共通点が多いです。
・重曹
はじめに掃除機で大きなゴミを取り除きます。
重曹で寝具などを覆うように振りかけます。重曹には脱臭効果や汚れを吸着する働きがあります。重曹をばら撒いたら丸1日放置しましょう。
掃除機で振りかけた重曹をすべて取りきりましょう。
ダニ対策で大切な乾燥。マットレスや絨毯は布団乾燥機や天日干しで、簡単に乾燥させられますが、ソファーの場合は布団乾燥機を使ってすることができますよ。
・布団乾燥機
・掃除機
大きめのゴム袋か、布を被せて布団乾燥機で乾燥させます。
布団乾燥機で死滅させたダニは、掃除機で吸い取る必要があります。きちんと吸い取ってあげましょう。
ぬいぐるみのダニの対策
ぬいぐるみのダニ対策では風通しのいいところに置くこと、定期的に洗うことが重要です。
ぬいぐるみはワンシーズンに1回は洗うようにしましょう。とくに梅雨の前後は洗濯必須です。
・おしゃれ着用中性洗剤
ぬいぐるみを洗濯機で洗うときには、洗濯ネットに入れましょう。
ぬいぐるみを洗っていきます。洗剤は「中性洗剤」を使い「ドライコース」または「手洗いコース」で、洗濯機を回します。
脱水コースで洗濯機を回しますが、5~10秒が目安です。10秒以上回してしまうと、ぬいぐるみの型崩れの原因となります。注意しましょう。
脱水作業が終わったあとは、ぬいぐるみを干していきます。ぬいぐるみは、直射日光には当てずに、風通しのいい陰に干しましょう。完全に乾く前にブラッシングすると、毛並みが綺麗になります。
内部リンク・ぬいぐるみ洗濯方法(3340908c-3ff5-45cd-a057-7038b2921e0d)
畳のダニの対策
畳のダニは寝具・マットレス・ソファーのダニ対策と似ています。基本は除湿、掃除。また、畳の部屋にカーペットを敷くこともありますがあまりおすすめできません。畳の上にカーペットをひくことで、温度・湿度ともにダニが好む条件を作り出してしまうためです。
畳干しを行う
春・秋の年に2回のペースで、畳を干すようにしてください。畳の外し方ですが、マイナスドライバーを畳の縁に差し込んで、グッと持ち上げるようにすると外せます。畳を戻す際には乾燥剤や防虫剤などを一緒に入れるようにすると良いでしょう。
・畳が変色しないように、裏側を向けて干す
・しっかり叩いて、奥に詰まったダニやホコリを出すようにする
殺虫剤使ってダニを減らす
殺虫剤を使ってダニ対策するのもおすすめです。
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エアコンのダニの対策
ダニは埃と一緒に空気中に舞って、エアコンのが室内の空気を吸うのと同時に内部へ侵入します。そして、汚れやカビなどをエサにして繁殖をします。2週に1度程度のペースで、フィルター掃除をしておくのが理想的です。
・掃除機
・フィルタークリーナー
・タオル
・新聞紙
実際にフィルターに触る前に、エアコンのパネル、ボディを軽く拭いておきましょう。外側をキレイにしておけば、開けるフタを開けるときやフィルターを取り外す際にホコリが舞いにくくなります。
まずは、エアコンのフィルターを外します。フィルターを外したら、軽く掃除機をかけることをおすすめします。掃除機をかけるときは必ず表側にかけましょう。裏側からかけると、せっかく表側でせき止めていたホコリを裏側まで無理やり通してしまうことになります。
フィルターを外して大きなゴミを取り除いたら、フィルター専用の洗剤などを全体にかけます。
汚れが浮いてきたら洗剤を洗い流します。洗剤が残らないように、しっかり洗ってください。汚れがひどい場合には、つけおき時間を長めにとってみましょう。
水洗いが終わったら、タオルで軽く水気を拭き取ります。新聞紙の上などに置いて、日陰で乾かしましょう。濡れたまま装着するとかえってカビやダニが増える原因になります。
ダニの対策をしてすっきりキレイに!
ダニ対策で必要なのはこまめな掃除です。また定期的に細かな掃除をすることも忘れずに。掃除がなかなかできないときには、ダニ対策スプレーを使用するのもおすすめです。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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