赤ダニの駆除は意外と簡単にできる?人体への影響から予防法まで解説
花壇やアスファルトでちっちゃくて赤い虫みたいな生き物を見たことありますか?
それは通称赤ダニと言われるダニなんです。
赤ダニは見た目が気持ち悪いだけでなく、植物に悪い影響を与える可能性があります。
赤ダニの特徴をおさえて、さっさと駆除しちゃいましょう!
赤ダニの特徴
赤ダニといっても、どういう生き物かわかりませんよね。
赤ダニの特徴を、
・赤ダニの種類
・赤ダニの大きさ
・赤ダニの発生時期
・赤ダニのエサ
・赤ダニの生息場所
以上5つ紹介します!
赤ダニの種類
赤ダニは、あくまで赤いダニの総称であって、いくつかの種類がいるんです。
特に、日本における赤ダニは、タカラダニやハダニのことを指しています。
赤ダニの大きさ
赤ダニは1~2.7mmほどの大きさで、とてもちっちゃい生き物です。
小さくても赤く目立つので、駆除のときは発見しやすいですね。
赤ダニの発生時期
赤ダニは、3月末に卵がかえって幼虫になり、4月下旬から5月下旬にかけて成虫になり、7月には寿命がつきます。
春の終わりから夏の途中までの命で、秋や冬には発生しないんです。
赤ダニのエサ
赤ダニは、小型の虫や花粉、植物の汁などをエサにしています。
なので、赤ダニは植物の周りにいることが多いんです。
赤ダニの生息場所
赤ダニは、エサが豊富な花壇・植木鉢などに生息しています。
また、花粉が付着しやすいコンクリートや、姿を隠してくれるコケの裏側などにも生息しているんです。
赤ダニが与える影響
赤ダニの特徴を紹介してきました。
では、赤ダニは我々の生活にどれほど悪い影響を与えるんでしょうか?
人体・植物への影響をそれぞれ見ていきましょう!
人体への影響
実は赤ダニは、人体に寄生したり、血を吸うことはないんです。
つまり、人体に直接悪い影響を与えることはありません。
しかし、赤ダニをつぶしてしまったときは注意が必要です。
赤ダニの体液が人体の肌にふれてしまったら、湿疹やかゆみ、さらにはアレルギーが発症する場合もあります。
体液にふれたときには、すばやく水で洗い流すようにしましょう!
植物への影響
赤ダニは、植物の汁をエサにしています。
なので、葉っぱに白い斑点ができ、さらにひどくなると、黄色く変色し、やがて枯れてしまうんです。
こうなる前に、早めに赤ダニを駆除していかなくてはいけませんね。
赤ダニを駆除していこう
赤ダニは、普通花だんやコンクリートなどの屋外で見られます。
ただ、ペットの散歩のときや洗濯物に付いて、屋内に侵入してくることがあります。
屋外・屋内における駆除の仕方をそれぞれ紹介します!
屋外での駆除
まずは屋外での赤ダニ駆除の方法を2つ紹介します!
ホースで水をかける
赤ダニはとても小さいので、ホースで水をかけるだけで、簡単に流し落とすことができます。
同時にエサとなる花粉も流してくれるので、予防もできるんです。
殺虫剤を吹きかける
しっかり駆除するなら、やっぱり殺虫剤を使うのが一番いいですね。
ただ、殺虫剤は植物を傷つけるだけでなく、子どもの健康にも悪い影響を与える可能性があります。
よく注意して吹きかけましょう!
屋内での駆除
水をかけるとか、殺虫剤を吹きかけるとか、屋内ではなかなかできないですよね。
屋内での駆除の方法を2つ紹介します!
掃除機で吸い込む
赤ダニは小さくて軽いので、簡単に掃除機で吸いこむことができます。
洗濯物についた赤ダニもまとめて吸い込んじゃいましょう!
ガムテープや粘着テープを使う
掃除機を使いにくい場所で赤ダニを見つけたときは、ガムテープや粘着テープを使うのがいいですね。
ペタペタとはりつけて、赤ダニを除去していきましょう!
赤ダニ発生を予防しよう
いちいち駆除していくのってめんどくさいですよね。
それでは、赤ダニが発生しないように予防しておきましょう!
卵をこそぎ落とす
赤ダニが卵からかえる前に、卵をこそぎ落としてしまえば、そもそもの発生を防ぐことができます。
卵が産みつけられる3月くらいに、水をかけてこそぎ落しておきましょう!
コケを除去しておく
赤ダニはコケの陰に隠れて生息しています。
なので、事前にコケを取り除いておけば、赤ダニが集まってくるのを防ぐことができるんです。
まとめ
赤ダニの特徴・駆除・予防法を紹介してきました。
人体への影響は少ないですが、植物は最悪の場合枯れてしまうこともあります。
それ以前に、小さい赤いダニって気持ち悪いですよね。
しっかりと駆除して、快適ライフを手に入れましょう!