ぬいぐるみを洗濯機で洗うには?危険なダニを除去してふわふわ清潔にする方法
ぬいぐるみも使っているうちに汚れていきます。かわいいぬいぐるみが汚いままでは少し残念…。でも自宅で洗おうとしても、大きいぬいぐるみはどうしたらいいのかわからないですよね。そもそも大きいぬいぐるみって自分で洗えるのでしょうか?実は洗えないこともありません!今回はその方法をご紹介します。
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汚れたぬいぐるみは危険!?
汚くなったぬいぐるみは、実は汚れているだけでなく、ダニやカビの温床になっている可能性があります。つまり、かわいいぬいぐるみもアレルギーの原因になるということ!
特に、赤ちゃんはダニに刺されるとすぐに引っ掻いて傷を作ってしまいます。また、カビを吸い込んでしまうと呼吸器官など体への悪影響も心配ですよね。赤ちゃんからぬいぐるみを取り上げるのもかわいそうなので、こまめにきれいにすることが重要です。
では、さっそく洗濯機を使ってぬいぐるみを綺麗にする方法を紹介していきます。
洗濯機を使ったぬいぐるみの洗い方
最初に確認すること
まず、次の3つのポイントを確認してください!
1.洗えるかどうか
<洗えない場合>
・合成皮革、ウールが使われている
・中綿がポリエステル以外(ビーズなど)
・中に機器や紙がある
2. 色落ちしないか
水に濡れたタオルで叩いて、確認します。
タオルに色がつかなければ水を使って洗うことができます。
まゆなど、細かい部分のみ色が落ちる場合も…。細かいチェックが必要です。
3.付属品を外す
首にリボンが巻いてある時など、外せるものがある場合は外しておきましょう。
さっそく洗濯!
ぬいぐるみを洗濯機で洗うとき、ぬいぐるみをネットに入れる必要があります。ネットに入れたら洗濯機を回していきます。
ぬいぐるみを洗っていきます。洗剤は「中性洗剤」を使いましょう。「ドライコース」または「手洗いコース」で洗濯機を回します。
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一度ぬいぐるみを取り出します。「ドライコース」の脱水では不十分です。特に大きなぬいぐるみの場合、洗濯機を使うと中まで水が染み込んでしまいます。乾かす前にもう一度脱水しておきましょう。
二度目の脱水の前に、タオルで軽く水気を拭き取ります。その後、タオルでぬいぐるみをすっぽり包み、洗濯機に入れます。脱水コースで洗濯機を回しますが、5~10秒が目安です。10秒以上回してしまうとぬいぐるみの型崩れの原因となります。注意しましょう。
脱水作業が終わったあとは、ぬいぐるみを干していきます。ぬいぐるみは、直射日光には当てず陰干しをしましょう。状況によっては、3日以上かかることもあります。ぬいぐるみを洗う時には天気予報の確認も必須ですね。完全に乾く前にブラッシングすると、毛並みがきれいになります。
ついでに手洗いの方法も解説
大切なぬいぐるみをより丁寧に洗ってあげるなら、手洗いがおすすめです。洗濯表示で洗濯機の使用が不可だったり、絶対にダメにできないぬいぐるみだったりという場合は、手洗いを選択しましょう。
ふんわりとしたぬいぐるみの風合いを残したままきちんと洗濯できる、正しい方法をご紹介いたします。
・洗面器や洗い桶、バケツ
タオル
洗濯ネット
衣類用のおしゃれ着用洗剤だけでなく、ぬいぐるみ専用の洗剤も販売されています。より、質感を高めたい場合は、ぬいぐるみ用洗剤を選んでみましょう。
ぬいぐるみ全体が浸かるサイズの洗い桶やバケツを用意します。タオルは、ぬいぐるみの水分を拭きとるのに使います。ぬいぐるみがすっぽり入るサイズの大判なものがおすすめです。そしてネットはぬいぐるみがきっちりと入り、左右に揺れにくい洗濯ネットを選びましょう。
ぬいぐるみについている洗濯表示を確認し、洗濯機もしくは手洗いマークがついていることを確認します。家庭での洗濯禁止を示すマークがついている場合は、自宅での洗濯は諦め、クリーニングのプロへ依頼するようにしましょう。
ぬいぐるみにバッヂやリボン、洋服などのパーツがついている場合は、事前に取り外します。
洗濯可のぬいぐるみでも、洗うと色落ちしてしまう場合があります。濡らしたタオルで表面を拭き取り、色がつかないかチェックしておきましょう。ぬいぐるみ本体だけでなく、服や帽子などのパーツも一つひとつ確かめてくださいね。
ぬいぐるみが浸かるサイズの洗濯桶やバケツに洗濯液を作ります。目安は水2Lにたいしておしゃれ着用洗剤5ml程度です。ぬいぐるみの大きさに合わせた量の洗濯液を作りましょう。
ぬいぐるみを洗濯液へ入れたら、やさしく押し洗いしましょう。特にシミが気になる部分は、「歯ブラシで擦る」もしくは「10分程度つけ置きしてから濃いめの洗剤をつけて汚れを落とす」ときれいになります。
汚れが落ちたらきれいな水に張りかえて、再び押し洗いでぬいぐるみをすすぎます。ふわふわに仕上げるためにも、引き続きやさしい力で洗ってあげましょう。
すすぎが終わったぬいぐるみは、清潔なタオルで包み、そっと脱水します。この時、強い力を加えてしまうと、ぬいぐるみが変形してしまう原因になるため注意しましょう。
洗い終わったぬいぐるみは、陽の当たらない風通しの良い場所で乾かします。ぬいぐるみの型崩れを防ぎたい場合は、ぬいぐるみのサイズに合った洗濯ネットに入れて乾燥させましょう。洗濯機の場合と同じく、ある程度乾いた時点でブラッシングしてあげると、新品の時のふわふわ感がよみがえります。
洗うときの注意とは?
ここまで、洗濯機でぬいぐるみをきれいにする方法をご紹介してきました。しかし、洗濯機で洗うには、多くの注意点があります。
乾きづらい
ぬいぐるみは、中までしっかり乾かすのに時間がかかります。大きいぬいぐるみは特に注意が必要です。濡れたまま放置しておくとカビが生えてしまいます!
型崩れの可能性
洗濯機はやはり、汚れを落とすのに激しい動きをします。そのせいで、ぬいぐるみが型崩れすることがあります。場合によっては、腕や目がとれたり、中の綿が出てしまったりすることも!洗濯機を回しているときも、ぬいぐるみの状態に注意しましょう。
洗濯機でぬいぐるみをきれいにできる場合もあります。ですが、洗濯の前にしっかり表示を確認し、洗濯ができる場合のみ、覚悟を決めてからお洗濯しましょう。
まとめ
洗濯機で、大きいぬいぐるみを綺麗にする方法をご紹介しました。もし、汚れが気になるぬいぐるみがあれば、洗濯してみてくださいね。しかし、自宅の洗濯機で洗うと傷がついたり、綿が飛び出たりする危険ももちろんあります。大切なぬいぐるみはプロに頼みましょう!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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