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更新日: 2025年1月28日

みかんの木の育て方を徹底解説!剪定時期や剪定のやり方、おすすめ商品を紹介

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みかんの木の育て方を徹底解説!みかんの木を育てるのは時間がかかり難しいものですが、正しく剪定し、正しく普段のお世話をしていれば美味しいみかんを実らせてくれるはず。剪定するときに知っておきたい知識や剪定時期剪定のやり方などを紹介。普段のお世話や植え付け方法育てるのにおすすめな肥料などの商品も紹介するので参考にしてみてください。

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みかんの木を剪定する前に知っておくべき3つのこと

みかん

まずはみかんの木を剪定する前に知っておくべき、以下の3つのポイントを解説していきます。

・みかんの木を剪定する理由
・みかんの木の剪定時期
・みかんの木の剪定する枝

みかんの木を剪定する理由

みかんの木を育てるうえで一番大事なのは、日当たり。剪定をしないとどんどん日当たりが悪くなってしまうため、みかんの木は剪定が大切になります。

また、害虫や病気を防ぐために重要なのが風通し。みかんは病気になりやすいため、剪定によって風通しを改善する必要があります。要するに剪定が、みかんの美味しさを左右すると言っても過言ではないのです。

みかんの木の剪定時期

みかんの木を剪定するのに適している時期は、収穫期が終わって新しく枝が伸び始めるころ。温室などではなく、一般的な気候で育てられているみかんなら2~3月です。

カレンダー

4月ごろには新しく花になって、受粉すれば実になるところの芽(花芽)がついてきてしまうのでやめましょう。美味しいみかんを作るため不要なみかんの実を摘む摘果は7~8月頃、みかんの収穫は10~12月ごろできます。くわしくは後ほど、「美味しいみかんを作るために覚えておくべきこと2つ」で解説していきます。

花芽ってなに?

木の「」には

・成長すると葉っぱになり枝になる葉芽」(ようが、はめ)
・成長すると花になる花芽」(かが、はなめ)

の2種類あります。みかんの場合、うまく受粉すればみかんの実が花芽に実ります。そのため鉢植えのみかんなど、小さめの木の場合はばっさり剪定してしまうのはおすすめしません

みかんの木の剪定すべき枝

みかんの木を剪定する際、どれでも切っていいってわけではありません。ちゃんと切るべき枝は決まっているのご紹介していきます。

成長に悪い枝

ここで紹介するのはみかんが病気になってしまったり、栄養を奪ってしまう枝です。他の種類の木でも剪定のときに必ず切る枝なので、付け根からバッサリ切ってしまいましょう。

枯れ枝

既に枯れてしまった枝は、残しておく必要がありません。それどころか放置しておくと、その部分に害虫がついてしまう可能性があるので、必ず切りましょう。

病気・害虫の被害を受けた枝

これも放置しておくと大変。剪定の時期にしっかり切って、病気用の薬を塗ることをおすすめします。

徒長枝

これは「とちょうし」と読みます。普通の幹から生える枝とは違って、太い枝を剪定した後の切り口から生えてくる極端に長い枝のことで、木の栄養をかなり多く奪ってしまうので切ってしまいましょう。

内側の細い枝

木の内側に伸びた細い枝は、中に日が当たるのを妨げてしまうため切るのがおすすめです。

上向き・下向きに伸びた枝

上向き、また下向きの枝は実がなっても小さい可能性が高いです。それらが他の枝の栄養分をとらないように切っておいたほうがいいでしょう。

枝から複数の枝が出ている枝

枝の一部分から複数の枝が出て車輪状になってしまっている「車輪枝」や、複数の枝が平行に生えてしまっている「平行枝」など、同じような太さの枝がおかしな方向にたくさん出ている場合は害虫がついたり、日当り、風通しもよくないので切ってしまいましょう。

実をつけるために切る枝

次に実をつけるために切る枝です。ちょっと変わった切り方をします。

前年に実がついた枝

みかんは前の年に実がついた枝には、次の年は実がつきませんその前の収穫期に実がついた枝を覚えておいて、剪定しリフレッシュさせてあげましょう。そのあと1年間自由に成長させると、栄養を蓄えて再来年は立派な実を付けてくれます。

切り方は、太い枝にいくつも小枝がついてその小枝にみかんの実が実るという感じだと思います。この中心の太い枝を、一番根元に近いみかんの実った小枝と分かれるところの少し上で切ります。その小枝は残しますが、通常の切り戻しのように太い枝を飛び出す形でなく、小枝と平行な切り口にします。これで徒長枝を予防することができます。

この太い枝に他にも小枝がついているようなら、それらは付け根から切ってください。

日当りをよくするために切る部分

葉っぱ

葉っぱも木の中の日当たりを確保するために、全体の1割くらい減らしましょう。

重なっている枝

美味しいみかんを作るためには、日当りがとても大切。枝が混み合っているところは切ってしまいましょう。できれば親指の太さの枝同士は30cm、親指と人差し指でできた輪くらい太い枝同士は60cmくらいの間隔を上下左右に取れるように剪定できるとベストです。

みかんの剪定をするときの注意点は?

みかんの木を剪定するときには、気をつけなければならないことが2つあります。それぞれ確認していきましょう。

強剪定はNG

みかんの木は葉を大量に失うと、早くもとの状態に戻ろうと無理をしてしまいます。葉を作るためにエネルギーをたくさん使ってしまい、花や実に影響が出るので気をつけてましょう。そのため、一度の剪定では木全体の1~2割くらいの葉っぱにとどめておきましょう。

新梢を切らない

みかんの木の剪定では、その年に伸びてきた新梢を切らないでください。新梢とは、今まであった枝の間から生えてきた部分。見るからに新しい色と大きさなのですぐにわかります。1年生の新しい枝は、先端に2~3の芽をつけます。新しい枝を切ってしまうと、花芽も切り落としてしまうことになりますので、春に伸びた新梢は剪定しないように気をつけましょう。

みかんの剪定は7つのステップ!

みかん

ここからはみかんの木の剪定方法を解説していきます。

用意するもの

・新聞紙
・軍手
・剪定ばさみ
・剪定ノコ
・ほうき、ちりとりなどの掃除道具

手順
1
軍手をはめる

危険なので、必ず軍手をはめましょう。地面に新聞紙を敷くと掃除しやすいのでおすすめです。

2
成長に悪い枝を切る

前に説明した剪定するべき枝の「成長に悪い枝」を切っていきます。基本的には剪定ばさみを使って根本から切り落とします。太い枝の場合は、剪定ノコで切る方の枝を持って付け根から切り落としましょう。このとき、途中から切ってしまうと切り口から新しい枝が伸びてきてしまうので要注意です。

3
前年に実がついた枝を切る

前に説明した剪定するべき枝の「前年に実がついた枝」を切ります。

4
重なる枝を切る

日当りをよくするために重なりあう枝を切ります。一番根元に近い小枝との分かれ目の少し上で切りましょう。できれば親指の太さの枝同士は30cm、親指と人差し指でできた輪くらい太い枝同士は60cmくらいの間隔を上下左右にとれるように剪定できるとベストです。

5
全体のかたちをととのえる

枝の高さや広がりを抑えることで、全体のかたちをととのえます。ここでポイントなのは、全体を1枚の葉のように、中心から外側へ開いた形にすること。その形を目指して枝の外側を剪定ばさみで切り詰めましょう。

6
葉っぱを切る

日当たりをよくするために、葉っぱも全体の1割程度減らします。剪定ばさみで葉っぱを切り落としましょう。

7
後片付けをする

新聞ごと剪定した葉と枝を片付けて、残った葉と枝はほうきとちりとりで掃除しましょう。これでみかんの木の剪定は完了です。

幼木は剪定どうする?

ここで紹介したのは種を植え付けて5年以上経って実をつけるようになった木の剪定の仕方。ではまだ成長中の小さなみかんの木はどうしたらいいのでしょうか。種から育てる場合は、その年数に応じた剪定方法があるので簡単に紹介します。

1年目の剪定

植え付けして伸びてきた苗を地面から50cmほどの部分で切ります。

2年目の剪定

3~4本主幹から伸びた枝を残して、それ以外は全て根本から切ります。残す方の枝も枝先から3分の1程度は切ります。

3年目の剪定

3年目の剪定は、2年目に残した枝はそのままに。残した枝から新たに生えてきた枝を1/3に減らします。

4年目の剪定

2年目、3年目で残した枝の先にはもう花芽がついている可能性があるので、そのまま残しましょう。それ以外の枝は、枝先から1/3を切ります。混みあっている部分も、必要があれば少し減らしましょう。

癒合剤はどんなものがいいの?

みかん

次の作業で説明する「切り口に保護剤を塗る」ですが、その前に保護材を用意しておく必要があります。この保護材は「癒合剤」「殺菌剤」と呼ばれているもので、 剪定したみかんの木の枝の切り口に表皮が作られるまでの間、枝を守ってくれる薬剤です。

これで、剪定した枝が水分や養分を失ったり、雑菌や雨水が入り込んだりするのを防いで、木を保護していきましょう。ここからはおすすめの保護材を4つ紹介します。

日本曹達 殺菌剤「トップジンMペースト」

樹木類・果樹類におすすめなのが「トップジンMペースト」、用量は200gです。 有効期限は4年なので、1年のうちに使い切れなくても無駄にならないのがうれしいポイントです。

剪定したあとの傷口に塗布するとすぐに皮膜ができるので、雨水などの浸入を防いでくれます。日やけなどの傷口にも有効で、病気の予防にもなりますから、適時塗ってあげたい薬品です。

トップジンMペースト

トップジンMペースト 200g 殺菌剤

2つ目も同じ名前ですが、住友化学園芸の「トップジンMペースト」は癒合剤としては、Amazonのベストセラー商品です。用量は100gなので、足りるかどうかを購入前に考えておきたいところ。

チューブ入りでサラッとした薬品なので、広範囲に塗りやすいのが特徴です。 他にも、薬の色が明るめなので、塗った場所がすぐに確認できるのも人気の秘密でしょう。ただサラッとしている分、不用意に服に付かないように注意が必要です。

トップジンMペースト

住友化学園芸 トップジンMペースト 100g 殺菌剤 樹木切り口保護剤 園芸 剪定用

用量が欲しい方にオススメなのが、富士薬品工業の「カルスメイト」。1kgあるので、剪定をたくさん行っても十分に間に合うでしょう。

薬剤の色は茶褐色で、木肌に馴染み見た目も整います。 さらに塗った後の乾燥が早いので、いつまでもベタベタしないのが特徴です。展着性が優れていて、後からはがれたりひび割れたりしないで長持ちするのが嬉しい癒合剤です。

富士薬品工業 癒合剤 カルスメイト

富士薬品工業 癒合剤 カルスメイト 1Kg

富士商事 「ゆ合剤」 150g

これも乾きが早いことを謳っている「ゆ合剤」です。チューブタイプで伸びが良く、いつまでもベタベタしないので使いやすくなっています。長期間ひび割れず、冬でも凍らずに問題なく使える薬剤です。

カルスメイトとの大きな違いは、薬剤の色。カルスメイトが自然な茶褐色なのに対して、この「ゆ合剤」は鮮やかな青緑色をしています。乾いた後でも遠目でわかる色合いです。いかにも「保護をしている」という感じになりますので、見た目を気にする場合は別の薬品の方がいいかもしれません。

富士商事 ゆ合剤

富士商事 ゆ合剤 150g

剪定したあとはみかんの木をしっかりケアしよう

みかんの木

剪定したあとにすることは、みかんの木のケア。これがとても大切です。主にすることは以下の2つ。それぞれチェックしていきましょう。

・切り口に保護剤を塗る
・肥料をやる

切り口に保護剤を塗る

みかんの木を剪定したあと、切り口をそのままにしておくとそこから病原菌が侵入してしまう可能性も。先ほど紹介したような保護剤を、必ず塗ることをおすすめします。

保護剤を塗ることで殺菌して、病原菌が入るのを防いでくれるアイテムで、みかんの木に限らず使用可能。ほかにも気を育てている方にはおすすめです。

肥料をやる

剪定したあと、枝や葉などが多くなくなることは木にとって負担になります。養分を与えるためにも剪定後に肥料をやりましょう。これでみかんの剪定は完璧。あとは美味しい実がつくのを待つだけです。

美味しいみかんは3つの普段のお世話から

水やり

ここからは普段のお世話で注意したい3つのポイントを紹介します。その3つポイントとは、

・水やり
・肥料
・虫よけと病気予防

です。

剪定ほど難しい作業はないので、リラックスしてお世話しましょう。

水やり

美味しいみかんはみずみずしいもの。みかんの木はたくさんの水分を吸って育ちます。みかんの木も実も成長する春から夏、4月~8月くらいはたっぷり水をあげましょう。

鉢植えは毎日鉢底から水があふれ出るほど、地面に直接植えてあるみかんの木は水やりは普段は必要ありませんが、夏など乾燥しているときは水やりしましょう。

一方で実が成熟する10月~12月は乾かし気味に育てたほうが、甘いみかんの実がなるのだとか。鉢植えの場合は、表面の土が完全に乾いてから水をあげましょう。

肥料

フルーツの木なので、栄養が必要なみかんの木。3月~4月上旬、6月、10月に即効性肥料か、油かすなどの有機肥料をあげましょう。3月~4月上旬は剪定後にあげるとあげすぎが防げます。成長前の3月~4月上旬は多め6月は少なめ10月はその中間といった量を意識しましょう。

ハイポネックスジャパン 肥料 錠剤肥料シリーズかんきつ・果樹用

ハイポネックスジャパン 肥料 錠剤肥料シリーズかんきつ・果樹用 30錠

こちらは肥料扱うブランドの中でも、メジャーな会社から出ていて、評判もいいかんきつ専用の肥料です。錠剤肥料なので汚れないのがうれしいポイント。虫もつかないので、ベランダ栽培にもおすすめです。

虫よけと病気予防

みかんの木はもともと日本の植物なので気候にはかなり丈夫。ですが虫がついたり、病気になってしまうこともあります。そのため虫よけ病気予防が大切です。

エカキムシ

筆で描いたような白い跡が葉っぱにあったら、エカキムシと呼ばれる小さな虫がいる可能性があります。白い跡の一番先端に幼虫がいるのでつぶし、浸透系薬剤をつかって殺虫しましょう。

住友化学園芸 殺虫剤 ベニカS 乳剤

住友化学園芸 殺虫剤 ベニカS 乳剤 300ml

エカキムシにはこの商品がおすすめ。毛虫などにもよく効きます。果物のなる木でも使えるものの中では効果が高くていいのですが、場合によってはハダニが増えてしまう可能性も、その場合はハダニ専用薬剤をまきましょう。

ゴマダラカミキリムシ

ゴマダラカミキリムシの幼虫は、木の内部を食べてみかんをからしてしまいます。幼虫が枝に空けた穴に針金を差し込み、薬剤で駆除できればいいのですが、正直ここまでくると挽回が難しいもの。薬剤を前に撒いておいて、予防するのがいいでしょう。

住友化学園芸 殺虫剤 ベニカ 水溶剤

住友化学園芸 殺虫剤 ベニカ 水溶剤 0.5g×10

この商品は果物や野菜がなる植物でも使えておすすめ。アブラムシやコナジラミなどにもよく効くので家庭菜園をしている方は持っておきたいアイテムです。

木が元気じゃないときにたまごを産み付けられるようなので、みかんの木の元気がなさそうだったら、日当りなど環境を点検し、即効性肥料をあげるなどしましょう。

カイガラムシ

カイガラムシもみかんの木をからしてしまったり、黒いカビが生えるすす病の原因になります。すす病になると、木を捨てなければなりません。そのような悲しい事態を防ぐため、5~7月は月に2、3回オルトラン水和剤をまいて予防しましょう。幼虫はこれで退治が可能です。

万一成虫になって発見してしまった場合は、みかんはあまり強い薬剤が使えないため歯ブラシや割りばしでこそぎ落とすしかありません。そうならないためにも副作用の少ないオルトラン水和剤でしっかり予防しましょう。

住友化学園芸 オルトラン水和剤

住友化学園芸 オルトラン水和剤 5g×8

こちらは一番一般的な殺虫剤・予防農薬です。果物・野菜も含める幅広い植物に使えるうえ、多くの虫を退治します。ガーデニングされる方には心強い味方なので、持っておくといいでしょう。

そうか病

みかんなどのかんきつ類で多い病気で、農家の方も困っている病気。白いカビが実などに生えてしまう状態になります。

注意

この病気に感染した葉っぱが残っていると、次の年そこから木が病気になってしまうので、必ず見つけたら剪定してください。

新しい葉っぱがたくさん出たときに、この病気になりやすい傾向があるので注意しましょう。

住友化学園芸 殺菌剤 サンボルドー

住友化学園芸 殺菌剤 サンボルドー住友化学園芸 2g×10

こちらは家庭でも使える予防薬。かんきつ類をはじめとして、野菜・果物に使えて安心です。なんといっても有機JAS規格、つまりオーガニック栽培でも使用可能な商品です。

美味しいみかん収穫のため覚えておくこと2つ

みかん

みかんの木は剪定や普段のお世話はもちろん、実がなってからも安心ができない植物。摘果と収穫のタイミングもとても大切なので、確認しておきましょう。

摘果

夏になるとみかんの実が枝についてきます。ですがそのままにしてしまうと、小さくて、美味しくないみかんになってしまいます。そこで摘果といって、みかんの実のいくつかを摘み取る作業をしましょう。こうすることで残ったみかんに栄養を集中させ、美味しいみかんを収穫するというものです。

具体的には7~8月に葉っぱ20~30枚に実1個の割合になるように、剪定バサミで実を取っていきます。枝に直接なっているものより、葉っぱがくっついてるみかんの方が美味しいそうなので、少し意識してみてください。鉢植えの場合は、1枝に1個の割合です。

収穫のタイミング

摘果したあとは秋になったら乾かし気味に育てて、10~12月にいよいよ収穫なのですが…。収穫するベストタイミングは「全体がオレンジ色になったら」です。基本的には木につけたまま、追熟させたほうが美味しく仕上がります。

みかんの木を買ってきたら植え付けをしよう!

植木鉢

ここからはみかんの木を初めて買ってきたという方のために、植え付けの方法を紹介します。みかんの木は鉢植えと、地面に直接植える2種類の方法がありますが、どちらにしても、日当りの良い場所にしてください。

まずは鉢植えの方法をから紹介していきます。

みかんの木を鉢植えに植え付ける

用意するもの

・7~10号くらいの鉢
・鉢底ネット
・鉢底石
・赤玉土(小粒)7:腐葉土3

みかんはあまり土は選びません。アルカリ性はだめなのですが、日本の土は土壌改良しない限り、火山灰が多いような地域以外はほとんど酸性です。混ぜるのが面倒な方は普通の果物用の土を用意しましょう。

花ごころ 果樹柑橘の土

花ごころ 果樹柑橘の土

こちらはかんきつ用に配合されている土で、人気の土。迷ったときはこれを選ぶといいでしょう。

手順
1
鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れる
2
鉢の1/2ほど土を入れる
3
苗を植える

苗を鉢の中心に置いて、鉢ふち3cm 下くらいまで土を入れます。途中鉢をトントン軽くたたいてすきまができないようにしましょう。

4
たっぷり水をやる

鉢底からあふれ出るくらいたっぷり水をあげて、苗を土になじませたら植え付け完了です。

みかんの木を地面に直接植え付ける

ここからは地面に直接植える方法を紹介します。

用意するもの

・大型のシャベル
・小型のスコップ(園芸コテ)
・赤玉土(小粒)
・腐葉土
・緩効性肥料

ハイポネックスジャパン 肥料 マグァンプK

ハイポネックスジャパン 肥料 マグァンプK 中粒 600g

緩効性肥料は長い期間少しずつ栄養が染み出す肥料のこと。こちらは緩効性の化成肥料では定番のもの。きれいで素手でも汚れないところ、チャックがついて保管がしやすいのもポイントです。

手順
1
水はけのよい場所に穴を掘る

水はけのいい土とは水を含ませてこねると、塊になるけれど直径3mm以下のひもにならない程度の土。水はけのいいところに深さと幅が50cmくらいの穴を大型のシャベルで掘りましょう。

2
土を混ぜあわせる

掘りあげた土5:腐葉土3:赤玉土(小粒)2の割合で土を混ぜ合わせます。ちょっと水はけが悪い場合は掘り上げた土の割合を減らしましょう。

3
肥料を土に加える

緩効性肥料を土に加えて混ぜ合わせます。

4
穴の深さ1/2~2/3くらいまで土をいれる
5
苗を植える

苗を中心に置いて、残りの土を入れます。表面まで行ったら、シャベルでペタペタたたいて、軽く固めましょう。

6
たっぷりと水をやる

たっぷり水をあげて、苗と土をなじませたら植え付け完了です。

鉢植えで文字面でも、植え付けてから1週間くらいは毎日水をあげましょう。鉢植えは成長に合わせて1~2年に1回剪定の時期に一回り大きな鉢に植え替えしてください。

そうすると普段のお世話と剪定で、5年ほどするとみかんがなるようになります。時間はかかるものの、それだけ愛情が湧くというもの。みかんは焦らず気長にお世話をしていきましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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