洗濯槽はカビの宝庫。大切な洋服を守る3つのお掃除薬品を徹底紹介♪
洗ったはずの洗濯物になにやら黒いワカメのようなものがついている!
もしかしたらそれは、洗濯槽からのSOSかもしれません。
黒いワカメは、洗濯槽にこびりついた黒カビが原因です。
洗濯機の汚れが見えないとしても、洗濯槽の裏には汚れがたっぷりたまっているんです!その汚れが、洗濯物のにおいやカビなどの汚れに繋がっています。
洗濯槽の汚れが気になったときには、一刻もはやく洗濯槽のお掃除をする必要があります。
今回は、洗濯槽のカビを綺麗にする方法を紹介します。
洗濯槽のカビは裏側が怖い?
実は、洗濯槽のカビは裏側にも生えるんです。
そもそも、なぜ洗濯槽の裏側にカビが発生してしまうのでしょうか?
カビは、温度が25℃前後、湿度が60%前後のときに、もっとも繁殖しやすくなります。
洗濯機は水を使うので、どうしても湿度が高くなりがちです。特に洗濯槽の裏は、湿気がこもってしまいます。そのため、洗濯槽の裏にはカビが発生しやすいんです。
また、洗濯機の中にカビが発生しやすくなる原因は、他にもあります。
溶け残った洗剤や、石けんカス、洗濯機に付着した垢や泥なども、カビの原因になるんです。
さまざまな原因が重なりあって、洗濯槽にカビが繁殖しやすい状況を作り出してしまっているということですね。
洗濯槽のカビをキレイにする方法は3つ
洗濯槽のカビを綺麗にする方法を紹介します。
今回は、洗濯槽の掃除に使える3つの洗剤を紹介します。
酸素系漂白剤を使った方法
おすすめ 商品
まずは、一番おすすめの酸素系漂白剤を使った方法です。
酸素系漂白剤は、その発泡力で、洗濯槽にこびりついたカビなどの汚れを剥がして落とします。
・お湯(40~50℃)
・ゴミすくいネット
・歯ブラシ
洗濯機内の見える部分のカビなどの汚れを、歯ブラシで落としていきます。
洗濯機内には、細かい凸凹がたくさんあります。洗濯槽が綺麗になっても、周りにゴミが残ってたら台無しですよね。
しっかり綺麗にしておきましょう。掃除機も使うと良いと思いますよ。
このとき、洗濯機内のゴミ取りネットは、取り外しておきましょう。洗濯槽内のゴミが、ネットにたまってしまいます。
洗濯機に40~50℃のお湯を最大水位まで入れます。
酸素系漂白剤は、水よりもお湯の方がはたらきがよくなります。水しかためられない場合には、後から熱湯を追加して温度を調整しましょう。
お湯を入れたところに、酸素系漂白剤を入れてください。液体酸素系漂白剤を使うときには500ml。粉末を使う場合には、500g~1kgを使います。洗剤の量が少ないと、しっかりはたらいてもらえませんから、多めに使いましょう。
洗濯機を5~10分ほどまわします。酸素系漂白剤が全体に行き渡り、ゴミが浮いてくるようになります。
洗濯機をまわしたら、酸素系漂白剤が力を発揮できるように、すこし時間をおきます。
3~8時間ほど放置しましょう。おすすめは寝る前に作業して、一晩置いておくことです。
浮いてきたゴミをすくい取りましょう。用意しておいたゴミ取りネットが活躍します。
お掃除をサボっていた洗濯機の場合、大量にゴミが浮いてきます。
意外と大変な作業ですが、根気強くやっていきましょう。
ゴミを取り除いた後、排水せずに、もう一度洗濯機をまわします。
すると、またゴミが浮いてくると思います。そのゴミもネットで取り除きましょう。
この「洗濯機をまわす→ゴミをとる」の作業を、ゴミが出なくなるまで繰り返します。
ゴミが出なくなったら排水しましょう。
酸素系漂白剤入りの水を流した後も、一度、洗濯機をまわしましょう。水は最大水位でまわします。
このときに、洗濯機内のゴミ取りネットも元に戻します。手で取りきれなかったゴミも集めてくれますよ。
一度、洗濯機をまわしたら、洗濯機のゴミ取りネットを確認します。ゴミがたまっていたら捨てましょう。
その後、洗濯機の内部を乾拭きします。特に、洗濯機の底にはゴミがたまりやすいです。しっかり拭いてくださいね。
酸素系漂白剤についてもっと知りたい方はこちら!
これで酸素系漂白剤を使ったお掃除は完了です。
時間はかかりますが、目に見えるゴミがたくさん浮いてくるので、綺麗になった実感があります。
塩素系漂白剤を使った方法
洗濯槽の掃除によく使われるのは、塩素系漂白剤かもしれません。
そこで、お掃除を簡単に済ませたいという方は、こちらの洗濯槽カビキラーがお得なのでオススメです!
おすすめ 商品
塩素系漂白剤は、カビを剥がして落とすのではなく、カビを分解して落とします。
そのため、いちいちカビをすくい取る必要もなく、手間が省けます。
では、使い方を解説します!
まずは、塩素系漂白剤を洗濯機の中に入れます。
購入した商品にもよりますが、まるまる一本使って綺麗にしましょう。
洗剤が入っている所に、水をたっぷり入れます。
塩素系漂白剤は、他の洗剤と混ぜると有毒なガスが発生する可能性があります。
注意しましょう。
洗剤が入った状態で3時間ほど浸け置きします。
洗剤がしっかり浸透するので、より汚れが落ちやすくなります。
洗濯機をまわします。洗いから脱水まで行いましょう。
カビキラーでも洗濯槽をきれいにしたいという方はこちら!
このたった4ステップでお掃除完了です。とても簡単ですね。
塩素系漂白剤はカビを分解するので、いわゆるピロピロワカメはあまり見られません。
汚れがひどい場合、一回のお掃除では汚れが残ってしまうこともあります。
そんなときは、塩素系漂白剤を使ったお掃除の2回目に挑戦しましょう。続けて使っても大丈夫ですよ。
重曹を使った方法
最後に紹介するのは、重曹を使った洗濯槽の洗い方です。
重曹を使ったやり方は、酸素系漂白剤を使った場合とほとんど一緒です。
洗濯槽の目に見える部分のゴミを、歯ブラシで綺麗にしましょう。ゴミは掃除機を使うとより綺麗にできます。
水を最高水位までためます。
水をためたら、重曹を1カップほど入れます。
重曹もなるべくたっぷり入れるのがおすすめです。
洗いモードで洗濯機をまわします。重曹水の状態で浸けおきをしたいので、脱水はしないでくださいね。
洗濯機をまわした後、5~10時間ほど時間をおきます。
放置した後の洗濯槽には、たくさんのゴミが浮いてきています。
そのゴミを、ゴミすくいネットですくい取りましょう。
ゴミをすくいとったら、もう一度洗濯機をまわします。そして、排水もしましょう。
すすぎを繰り返した後、最後に一度、排水をしてくださいね。
これでお掃除完了です。
重曹についてもっと詳しく知りたいという方はこちら!
洗濯槽の洗い方を3つ紹介しました。
洗濯槽のカビを撃退すれば、洗濯物や洗濯機のにおいも気にならなくなるはずですよ。
洗濯槽のカビを予防する4つ方法
洗濯機内にカビが繁殖してしまうのは、実は、洗濯機の使い方に原因があるかもしれません。
そこで、洗濯機にカビが繁殖しないよう、気をつけるべき点を4つ紹介します。
洗剤の使用量を守る
洗剤を必要以上に使っていると、洗剤が洗濯槽に残ってしまいます。
それがカビの原因になるんです。
洗剤は量を多く使っても、洗濯物が綺麗になるものではありません。
適正量を守って使いましょう。
また、粉末のものよりも液体の洗剤のほうが、カビの原因になりにくいですよ。
洗濯機の蓋は開けておく
洗濯機の蓋は開けておくのがおすすめです。
使用後も蓋を締め切っていると、洗濯槽の中に湿気がこもってしまいます。
それが洗濯槽にカビができる原因になるんです。
しかし、お子さんがいる家庭などでは、蓋を開けたままにしておくのが心配なこともあると思います。
そんなときは、洗濯機の蓋との間にタオルを挟んで置くだけでも湿気が逃げます。ぜひ試してみてください♪
あわせて読みたい
洗濯物を入れっぱなしにしない
洗濯物を洗濯槽にいれっぱなしにして置くと、雑菌が繁殖します。
それが、カビやにおいの原因になります。
・洗濯する前のものは、洗濯機の中に入れておかない。
この2つを徹底しましょう。
定期的に洗濯槽を掃除する
一度、洗濯槽を綺麗にしても、洗濯をすると、やはり汚れはたまっていきます。
定期的にお掃除することが重要です。
ちなみに、半年に一度お掃除するなら、塩素系漂白剤。
2~3ヶ月に1回お掃除するなら、酸素系漂白剤がおすすめです。
塩素系・酸素系のクリーナーについて知りたい方はこちら!
洗濯槽をキレイに保つ方法をプロに聞いてみた!
さて、ここまで洗濯槽のカビを除去する方法をご紹介しました。
最後に「あなたのマイスター」では、のプロに「洗濯槽にカビが生えにくくするために日頃からできるお手入れ方法はありますか?」と聞いてみました。
たくさんのプロの方の意見の中から、一部を紹介させていただきます。
おそうじ革命【茨城結城店】さん(茨城県)
株式会社マジックスティックさん(神奈川県)
こまめに湿気を取り除いてお手入れすることが、洗濯槽にカビを生えさせない近道といえますね!
「あなたのマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。
そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。
自分でお掃除するときも、ハウスクリーニングをお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!
困った時はプロに依頼しましょう!
実は、市販の洗濯槽クリーナーを使って落とせるのは、洗濯槽の汚れのごく一部。
洗濯槽の裏側にたっぷりたまった水垢やカビなどの汚れを落とすのは、難しいんです。
でも、そんな洗濯槽の裏側のお掃除は、自分でやることができません。
そこで、洗濯機を分解して洗浄するには、プロの経験と技術が必要になります。
そんな時は「ユアマイスター」で人気のプロにクリーニングを依頼するのがオススメ!
ユアマイスターなら日程やこだわり条件から検索することができるのであなたにピッタリのプロに出会えます♪
ぜひ一度プロのクリーニングの感動を体験してみてください!
プロに依頼するか迷っている方はこちら!
まとめ
洗濯槽の裏側は、普段目に見えない部分なので、お掃除も忘れがちですよね。
しかし、放っておくとカビが繁殖してしまいます。
そして、その洗濯槽で洗ったはずの洗濯物が汚くなったり、臭ったりする原因になります。
気付いた時に、カビを落として、洗濯槽を綺麗に保ちましょう。
自分で洗濯槽を掃除するのが大変な場合には、プロにクリーニングを依頼しましょう。
徹底的に綺麗にしてくれますよ。
洗濯槽・洗濯機クリーニングを依頼したい方はこちら!