革ジャンを自宅で洗濯する方法とは?カビ落としにはシャンプーとリンスが活躍!
革ジャンをちゃんと洗ってますか?洗わなければ、汚れがつきっぱなし。でも革製品を洗うなんて大変そうなイメージありますよね。実は、しっかりとポイントを押さえれば、革ジャンも自分できれいにできるんです。革ジャンについてしまったカビを落とす方法も!洗い方から保管の仕方まで、革ジャンを大切に使うためのポイントを紹介します。
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革ジャンを洗濯する前に知っておく基本
革ジャンを実際に洗う前に、確認です。どのくらいの頻度で革ジャンはお手入れすべきなのでしょうか。
答えは、「最低でも年に1回、理想はシーズンごと」です。なるべく革ジャンを着るシーズンが来るたびに洗うようにしましょう。
クリーニングに出す手はありますが、革ジャンも自宅できれいにする方法もあるんです。気をつけなければならない点もあるので、このページで確認してから実践してみてください!
革ジャンを自宅で洗う方法
さっそくですが、革ジャンの自宅での洗い方です。今回は3つの方法をご紹介します。
革靴用の汚れ落としを使う
まず紹介するのは革靴と同じようにお手入れをする方法です。同じ革製品なので、同様にきれいにすることができます。「洗い方」と言いつつ、こちらは水を使わずに汚れを落とす方法。革製品に水や石鹸を使う方法に抵抗がある方にはオススメですよ!
・布
・ブラシ
・レザートリートメント
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用意した布に、汚れ落としを適量つけ、全体を拭きます。一部のみを拭いてしまうとムラになってしまうので気をつけてください。
縫い目のように、布では落ちないような細かいところの汚れはブラシできれいにしましょう。
拭き取りが終わったら、風通しの良い日陰で干します。
一晩干したら、レザートリートメントを適量塗り、保湿をします。
おしゃれ着用中性洗剤を使う
お気に入りの衣類を洗濯したい時にもってこいのおしゃれ着用中性洗剤。革ジャンにも使えます!洗濯機だと革ジャンへのダメージが大きいので、手洗いをしましょう。
・バスタオル
・おしゃれ着用中性洗剤
・レザートリートメント
・ブラシ
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まずは、洗浄液を作ります。革ジャンが浸かるくらいの水に、洗剤を溶かしておきます。洗剤の量は水の量に応じて適正量を使いましょう。
革ジャンを軽くたたみ、ゆっくりと桶の中に入れていきます。余分な負担をかけないように優しく押し洗いしましょう。もみ洗いはNGですよ。水の中を泳がせる程度で大丈夫です。
これだけでは落ちない汚れは柔らかいブラシでブラッシングしてみましょう。
きれいな水に取り替えてから、洗剤が残らないように、しっかりすすぎましょう。こまめに水を取り替えながら行ってください。
脱水は洗濯機を使って行います。ですが、革ジャンは傷みやすいので、バスタオルに包んでから洗濯機に入れるようにしましょう。さらにネットに入れると安心です。
脱水時間は30秒~1分。時間が長いと型崩れの原因になってしまいます。
水を吸った革ジャンは重いので、平干しがオススメです。大判のバスタオルの上などでしっかり形を整えれば、型崩れも防止できます。ただし濡れている状態の革ジャンは色移りしやすいので、汚れても良いようなバスタオルを選びましょう。
半乾きの時に一度袖を通すと、縮むのを防止できたり、シワを伸ばすことができたりします。完全に乾いた状態では、シワを伸ばすのは難しいんです。また、洗った後は革の油分が失われている状態です。半乾きの状態でレザートリートメントを塗り、保湿しておきましょう。
シャンプー・リンスを使う
次に紹介するのは、シャンプーとリンスを使う方法。ちょっとびっくりするかもしれませんが、実はシャンプーとリンスできれいになります。
・シャンプー
・リンス
・スポンジ
・バスタオル
シャンプーの量は少なめから始めましょう。溶かした時に少し泡立つぐらいが目安になります。
桶の中に革ジャンを入れ、押し洗いをします。カビなどの汚れがひどい部分は、スポンジなどでこすり洗いをしましょう。
シャンプーが残らないようにしっかりすすぎましょう。
この時リンスを使うと着心地がよくなります。桶に水をため、リンスを溶かしてから革ジャンを入れます。リンスもしっかりすすぐようにしましょう。
これは、中性洗剤を使うときと同じですね。30秒~1分ほど脱水します。
脱水が終わったら、風通しの良い日陰で革ジャンを干しましょう。この時も平干しがおすすめです。平干しができない場合には、幅のあるハンガーを使うのがおすすめです。
半乾きの時に一旦オイルを塗って、保湿しましょう。この時、一度袖を通しておくとシワも伸びます。
革ジャンのカビをきれいにする方法
革ジャンにつきやすい汚れで、とても厄介なのが「カビ」です。「カビ」と言ったら落とすのに手間がかかると思われがちですが、自分で対策できるかもしれません。ジャケットについているカビの状態を確認し、ぜひ試してみてください。
軽いカビの場合
ちょっとカビが生えてきただけであれば、シャンプーを使って落とすことができるかもしれません。やり方は「革ジャンを自宅で洗う方法」の通り。家にあるもので行えるので、カビがひどくない場合には試してみる価値ありですよ!
ただし、全ての革の汚れに効果があるわけではないので、注意が必要です。不安な方は次に紹介する方法を試してみてください。
重度のカビの場合
カビがしっかり生えてしまっている場合には、革用のクリーナーを使います。
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その際はこちらの「SAPHIR 汚れ落とし レノマットリムーバー 」がおすすめ。少し匂いがきついのが難点ですが、しっかりカビを落としてくれます!
そして、クリーナーでカビ取りをする際も「革ジャンを自宅で洗う方法」の中で紹介したやり方でOK。カビを根っこから取り除くことは難しいですが、トリートメントまでしてあげることで、革の素材の強さが戻り、カビの再発を防止できるます。
しかし、カビは厄介なもので、奥に根っこを作っているので、表面のカビを取っただけでは残念ながら完全には取れません。対策としては、やはりカビができないようにするのが一番。普段のお手入れがとても重要になってくるので、このあと、その方法も紹介しますね!
革ジャンの正しい干し方
革ジャンの汚れを落としたから終わり!ではありません。干すまでが革ジャンのお洗濯ですよ!
濡れた革ジャンはとても重く、また、間違った状態で干してしまうと型崩れにもつながってしまいます。それを防ぐ干し方のポイントを紹介します。
必ず太めのハンガーを!
濡れた革ジャンにはしっかり中に風が通るようにしてあげたいです。そのためには太めのハンガーで、干した時に中側が少し立体的になるようにしてあげましょう。細いハンガーにタオルを巻きつけて置く形でも大丈夫です。
日陰に干す
手順の中でも何度も見かけたであろうこちら。繰り返し伝えたくなってしまうくらいに重要なのが、この「日陰に干す」という作業なのです。
革は厚いから、よく乾くように日に当てておこう…と言うのは危険!湿った革ジャンを日光に当てると、水分と干渉して縮んだりしてしまうことも。日陰の風通しのいい場所にほすようにしましょう。
普段からできるお手入れ
革ジャンは非常にデリケートな素材の衣類なので、普段からの簡単なお手入れも重要になってきます。ブラシ、クリーム、レザートリートメントを使って、普段から革ジャンを大切に扱いましょう。
ブラッシングと乾拭き
革ジャンを大切に使いたいなら、汚れを落とすことはとても重要です。週に一度は柔らかい馬毛ブラシなどでブラッシングをし、柔らかい布で乾拭きをするようにしましょう。
まず、革ジャンを机の上などに置き、安定させます。
そして、ブラシで表面をなでるようにして、埃を払います。
乾拭きもブラシと同じような方法で大丈夫です。乾拭きすることで、レザーの油分が染み出し、光沢が出たり、表面を保護してくれたりするそうですよ。
クリームで保湿
革ジャンの素材はそもそも動物の皮。つまり皮膚だったわけです。そのため私たちの肌と同様、「保湿」も大切になってきます。放っておくとひび割れてしまうこともあるので、触ってみて乾燥していると感じたら、専用クリームを塗るようにしましょう。
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でも塗りすぎはシミなどにつながってしまうので、注意してくださいね!
この保湿には、なんとニベアが使えます。ニベアなら、特別に買い揃える必要もなく、手軽にお手入れできますね!
レザートリートメントを塗る
革ジャンに艶を与えてくれるのがこの作業。かっこよく着たいのなら欠かせない作業です!しかし、トリートメントも塗りすぎはカビの原因になってしまうので、塗りすぎには注意してください。
革ジャンの正しい保管方法
革ジャンは「汚れ」と「湿度」に弱い衣類です。そのため、「しまう前に汚れを落とす」ことが大切。また、湿気を防ぐために、保管の際にビニールなどはかけない!両隣にかけてある服のビニールに挟まれてしまっている状態もNGです!
この2つが最も重要となってくるポイントです。また空気の入れ替えも大切なので、定期的にクローゼットの扉を開けましょう。
まとめ
革ジャンが自分でお洗濯できるなんて、意外ですよね。クリーニング代も結構家計に響きますから、自分でできたら嬉しいですね。優しく丁寧に洗い、「汚れ」「湿気」に気をつけて保管してみてください。また普段も、ブラッシングや保湿をしてあげて、長持ちさせましょう!
しかし、しつこいカビなど自分ではもうきれいにならない、限界だという時には、プロにクリーニングを依頼しましょう。全国に革クリーニング専門のプロがたくさんいますから、そういった方にお任せすると安心ですね。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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