
ベース弦のおすすめ5選!人気メーカーや初心者向けの選び方も紹介
エレキベースの弦は、音色を変える大きな要素なのでしっかりとこだわりを持って選んでほしい部分。「すぐダメになるから安いものでいいや」というような買い方をしていませんか? そこで今回は、人気メーカーを中心にベース弦のおすすめを紹介。初心者向けの選び方も解説するので、太さや長持ちしやすさ、価格帯など参考に選んでみましょう。
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目次
ベース弦を選ぶ際のポイント
スケール(弦長)
スケールの名前 | 長さ | 特徴 |
ショートスケール | 30インチ(約762mm) | 小さめのベースで子どもにもおすすめ |
ミディアムスケール | 32インチ(約812mm) | 初心者や手が小さい方も扱いやすい |
ロングスケール | 34インチ(約864mm) | 一般的なベースの長さ |
スーパーロングスケール | 35インチ(約889mm) | 多弦ベースに多い |
弦交換をしたいベースのスケールに適したタイプを選びましょう。
ベースのスケールとは、ナットからブリッジサドルまでの長さのこと。大きくわけると上記のように分類でき、大体のベースはロングスケールに適した弦を選べばOK。パッケージにスケール名が記載されているので確認してみましょう。
ただ、ベースの構造によっては該当するスケールの弦を買っても長さが足りない場合があるので、不安な場合はワンサイズ上のものを買うか、お店のスタッフに相談してみることをおすすめします。
ゲージ(弦の太さ)
弦の太さが太くなるにつれ、硬く安定感のある音色になり演奏するときに力が必要になります。一方、細いほど高音域が目立ち、演奏性が増します。
一般的な太さは、「045、065、080、100」のものがおすすめ。パッケージに書かれているため、初心者やどの太さを選ぶか迷っている方はこの太さをチェックしてみてください。
素材の違い
ベース弦の主な素材は、ニッケルとステンレスの2種類。パッケージに素材が記載されているため、好みの弾き心地や音色で選びましょう。
ベース弦として定番の素材は「ニッケル(Nickel)」。多くのメーカーで標準弦として採用されており、太い音や中音域が出やすいのが特徴です。
明るく高音域の音が出やすい「ステンレス(Stainless)」。ややザラつきのある弾き心地で、サビに強いのも特徴です。
弦の形状
・ベース弦の巻き方の違いで音色が変わる
・主な種類は「ラウンドワウンド弦」「フラットワウンド弦」の2つ
弦の巻き方には、主にラウンドワウンド弦とフラットワウンド弦があります。弦は、芯線と呼ばれる核となる線の周りに、細い線が巻かれて作られています。ラウンドワウンドとフラットワウンドの違いは芯線の周りに巻かれた細い線にあります。
ラウンドワウンド弦は芯線周りの細い線が丸い形になっており、弦の表面をみると凹凸がついています。音色としては明るくシャープな印象です。
一方のフラットワウンド弦は芯線周りの細い線が平らになっており、弦の表面がつるつるしています。落ち着きのあるダークな音色が特徴です。
長持ちさせたいならコーティング弦もおすすめ
コーティングされていない弦と比較して価格帯は高めですが、長持ちしやすいのが魅力の弦。張り替えの頻度を減らしたい場合は、コーティング弦を検討してみるのもおすすめです。
ベース弦おすすめ5選
ダダリオ|EXL170 Nickel Wound Bass Light 45-100 エレキベース弦
ダダリオ EXL170 Nickel Wound Bass Light 45-100 エレキベース弦
音の特徴は、低音から高音までまんべんなくしっかりと出るバランスの良い癖のないサウンドです。それゆえに使うプレーヤーを選ばず、定番人気のベース弦。ニッケル素材でロングスケール向けの長さなので、迷ったらこちらのメーカーがおすすめです。
エリクサー|ベース弦 NANOWEB ニッケル Long Scale Light/Medium .045-.105 #14077
エリクサー ベース弦 NANOWEB ニッケル Long Scale Light/Medium .045-.105 #14077
特殊な加工を施した弦を多く取りそろえているメーカー、「エリクサー」のベース弦。中でもこちらの弦は表面にポリマー加工がされているので、皮脂や汗による腐食を予防できます。そのため、クリアなサウンドを長く楽しむことが可能。ポリマー加工は極薄設計なので、通常の弦の弾き心地を実現。弦のテンションは若干高めで、その独特な感触も癖になります。
アーニーボール|2833 ベース弦 (45-105)HYBRID SLINKY BASS
アーニーボール 2833 ベース弦 (45-105)HYBRID SLINKY BASS
ベース弦の定番メーカー「アニーボール」。明るめの音色できめ細やかな高い音が特徴的です。こちらの一般的な太さのもの以外にもさまざまな種類があり、パッケージの色で判断しやすくなっています。
リチャードココ|エレキベース弦 ニッケル4弦用 RC4FN(45-100)
リチャードココ エレキベース弦 ニッケル4弦用 RC4FN(45-100)
イタリアのギターメーカー「リチャードココ」のベース弦。弦楽器作りの技術を取り入れ、重心は低めで、特に中音域はコシのあるしっかりとした音色が特徴です。
フェンダー|エレキベース弦 5250XL
フェンダー エレキベース弦 5250XL
世界でトップレベルのエレキギター、ベースメーカー「フェンダー」。重心は高めで、躍動感のあるサウンドが特徴です。フェンダーのベースを使っている方はもちろん、ロックを演奏する方にもおすすめのベース弦です。
初心者はラウンドワウンドとフラットワウンド弦どちらがいい?
ラウンドワウンド弦とフラットワウンド弦は音色が違うことはこの記事の冒頭でもお伝えしました。
ラウンドワウンドの方が明るいクリアな音で、フラットワウンドは落ち着いた甘い音という違いでしたが、弾き心地も異なります。
ラウンドワウンドは芯線の周りの細い線が丸く、一方のフラットワウンドは平べったく作られているため、慣れていない初心者の方が平べったいフラットワウンドを使ってしまうと指が痛くなってしまうことがあります。ラウンドワウンドのように凹凸がないので、弦が指に食い込んでしまうからです。
指が痛くなってしまっては演奏どころではありません。そのため、まだ弦の扱いが慣れていないという初心者の方はラウンドワウンドにしておくのが無難でしょう。
初心者はお店で弦交換を頼んだ方がいい?
弦を買ったときにベースを持っていれば、お店の人がその場で弦交換をやってくれることがあります。慣れないうちはお店に頼むのもよいですが、なるべく弦交換は自分でできるように練習するのがおすすめ。幸いネットには分かりやすく説明されている動画もありますし、失敗してもそれほど痛手でない安い弦も売っているので、練習はできます。
弦にもより詳しくなれるので、そういった点でも自分で弦交換ができるようになるのはよいことです。
弦は使用後毎回手入れする必要がある?
「弦は消耗品だし、早いと1~2か月で交換することにもなるから、別に毎度のお手入れなんて必要ないのでは?」と思う気持ちはわからなくもないです。ただ、手入れをしないと明らかに消耗は早くなっていきます。
消耗が早いとそれだけ交換するスピードも早くなるので、経済的に非効率ですし、なにより音が悪くなってくるのは気持ちいいものではありません。
そのため、使用後は毎回最低でもクロスなどで弦は拭くべきです。その際に使うとよいのが、指板潤滑剤です。潤滑剤なので、弦の滑りをよくするだけかと思いきや、同時に防サビ加工もしてくれるので、弦の長持ちにつながります!
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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