
ギターの弦交換の方法!アコギとエレキの基本的な張り替え方法を解説
ギターの弦交換の方法はギターの構造によって異なります。今回は、初心者向けにアコギとエレキの基本的な弦の張り替え方法を解説。必要な道具や自分で弦交換する際に失敗を防ぐコツなどもご紹介するので、ギターをメンテナンスする際に参考にしてみてください。
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ギターの弦交換の前に各名称をチェック!

・2:ナット
・3:サウンドホール
・4:ブリッジ
ギターの弦を交換する際に出てくる部分は主に上記の4つ。ペグは弦を巻きつけてチューニングをする際に必要なパーツ。ナットやブリッジは弦を固定する役割があります。またアコースティックギターの場合は、サウンドホールと呼ばれるボディに空けられた穴から手を入れて弦を外します。
ギターの弦交換に必要な道具
ギターの弦を張り替える際に必要な基本的な道具をチェックしましょう。
ギター弦
ダダリオ エレキギター弦 EPS520
普段使い慣れているギター弦を用意しましょう。「ダダリオ」のエレキギター弦は、先端部分についているボールエンドの色が1本ずつ異なるため、弦交換をする際に失敗しにくいのも特徴です。
ストリングカッター(ニッパー)
ジム ダンロップ ストリングカッター DGT08
ストリングカッターがあることで、より快適に弦交換ができます。ニッパーでも代用できますが、ストリングカッターなら太い弦もカットでき、弦を正確な長さに切断しやすくなるのでおすすめです。
ストリングワインダー
ダダリオ ストリングワインダー DP0002
ギターの弦交換をする際に、ペグをスムーズに回すための道具。絶対に必要なものではありませんが、効率よく弦を巻きつけられます。「ダダリオ」のストリングワインダーは、ストリングカッターやピン抜きの機能も兼ね備えたおすすめアイテム。
【アコギ】ギターの弦交換の方法

アコースティックギターの基本的な弦交換の方法を解説します。ニッパーでケガをしないように注意しながら作業を行いましょう。
ペグを回しながら張ってある弦をゆるめます。いきなり切ってしまうと弦が跳ねてケガをするおそれがあるため、弦の張りがほぼなくなるまでゆるめてから中間くらいの位置で切るようにしましょう。
ブリッジピンを抜いて弦を外します。ピンが硬い場合はピン抜きを使うか、サウンドホールに手を入れて裏から押し出すと抜けやすくなります。
弦の先端についている輪っか「ボールエンド」をひっかけやすくするために少し曲げ、ブリッジの穴に入れたらピンを挿して固定します。
ペグの穴に弦を通したらピンと伸ばします。ペグに巻きつける分の長さを確保するために、ナットの上あたりの位置にある弦を指でつまんで1.5フレットくらいまで弦を戻します。
弦にやや張りが出るまで巻きつけます。弦をブリッジ側に引っ張りながら巻くとキレイに仕上がりやすくなりますよ。
弦を張り終えたら、一旦チューニングをして余った弦を1cmほど残してカットしましょう。
【エレキ】ギターの弦交換の方法

ストラトタイプのようなエレキギターの基本的な弦交換について解説します。エレキギターの弦は細いため、ケガをしないように注意してください。
古い弦をゆるめましょう。このときストリングワインダーがあるとスムーズに作業できます。完全にゆるんだらニッパーで弦を切ります。
弦をカットできたらボディから取り外します。特にペグ側の弦が巻きついている部分から抜き取る際、ケガをしないようにゆっくり行いましょう。取り外した弦は丸めておくと捨てやすくなりますよ。
新しい弦をブリッジに通してストリングポストに通し、弦がねじれないようにまっすぐ張ります。
弦を通せたら、ペグ2つ分ほどの長さを目安に弦の先をカットします。
弦の先をペグに差し込み、折り曲げたら指で押さえつつ弦を巻きつけます。
チューニングをしたら終了です。
自分でギターの弦交換にチャレンジしてみよう!
基本的なギターの弦交換の手順を解説しました。ギターの種類によって張り替える方法が異なる場合があるため、構造をよく確認してそれぞれに適した張り替え方法を試してみてくださいね。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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