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更新日: 2024年9月11日

袴の着こなしのポイントや着崩れの対策・管理方法などを細かく紹介!

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3月の卒業シーズンを彩る『袴』

どこか懐かしさを感じるその出で立ちに憧れる女性も多いのではないでしょうか。

しかし、普段は着慣れない袴だからこそ、うまく着こなせるかどうか不安に感じる方も多いですよね。

今回は、そんな袴をうまく着こなすポイントや着終わった後の袴のお手入れ方法についてご紹介します♪

なぜ卒業式に袴を着るの?

そもそも、卒業式に袴を着るようになったのはなぜなのでしょうか。

袴は、もともと平安時代の宮廷に仕えている女性たちが、十二単の一部として身につけていた衣服でした。

明治時代に入り、従来の着物に比べ、動きやすく機能的であり、また優美さも兼ね備えている袴は、学問の場にふさわしい身なりとして、女学生の制服として採用され、普及しました。

当時は、高等女学校へ進学できる女性は少なく、袴姿の女学生は、女性のあこがれだったそうです。そういった背景から、学業との結びつきが強い袴が現代でも卒業式などの際に好まれているのです。

着崩れ防止!こんなときには気をつけて

そんな古くから女性の衣服として好まれてきた袴。

現代ではなかなか着る機会がなく、着るとなると着崩れしてしまわないか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

そんなときは、以下でご紹介するの着崩れを防ぐポイントをチェックして、是非実践してみてください♪

着崩れを防ぐポイント

・階段を上り下りするとき
階段を上るときは、袴の両脇から体の前側に手を入れ、裾を浮かせるように上りましょう。

また、下るときは、袴の両脇から体の後ろ側に手を入れ、お尻の辺りで裾を持ち上げて下ると、きれいに下ることが出来ます。

足元をしっかりとみて上り下りするように気をつけてくださいね!

・椅子に座るとき
椅子に座るときは、袴の両脇から後ろ側に手を入れ、袴の後ろを持ち上げて座ることで着崩れを防ぐことができます。

椅子には浅く腰掛けるようにしましょう。

・車の乗り降りをするとき
車に乗るときは、袖を踏んでシワにならないように、両袖を腕にかけてから乗り込みましょう。

また、お尻から座席に座り、後から足を持ち上げて車内に入れると上手く乗ることが出来ます。

降りるときは、反対に足から降ろし、頭を車の天井にぶつけないようにゆっくりと立ち上がるようにしましょう。

もしものときはこれで解決!袴の手直し方法

着崩れしないように気をつけていても、思いがけず着崩れしてしまった…そんなときは、次にご紹介する手直し方法を試してみてくださいね!

袴が着崩れしてしまった場合の手直し方法

衿元がたるんでしまったとき
衿元がたるんでしまったときは、袴の脇から右手を入れて下前(着物の合わせの内側部分)をつまんで下の方向にギュッと引っ張ります。

次に左手を入れて上前(着物の合わせの外側部分)を同様に引っ張ることで改善できます。

袴がずってしまうとき
袴がずってきてしまうときは、紐を結び直すことが一番良いですが、外出中は、なかなか出来ない状況が多いですよね。

そんなときは、袴の両側から後ろ側に手を入れて、帯ごと持ち上げることで改善することが出来ます。

持ち上げるときは、着物も一緒に持ち上げてしまわないように、着物を下に引っ張りながら、帯と袴を一緒にグッと持ち上げることがポイントです。

袴の紐がほどけてしまったとき
袴の紐がほどけてしまったときは、再度ほどけてしまわないように、しっかりと紐を引っ張って結び直すことが大切です。

それも不安な方は、1度固く結んだ上から、結び直すのもおすすめですよ。

着終わった後の袴はどうする?

ご自身の着物や袴を着た方がもっとも悩むのが、着終わった後のお手入れの方法ではないでしょうか。

そんな着終わった後のお手入れの方法をご紹介します。

着終わった後のお手入れの方法

・直射日光の当たらない風通しの良い部屋で、ハンガーにかけて吊るしておきましょう。
そうすることで、黄ばみやカビの発生を抑えることが出来ます。

・乾いた柔らかいタオルでホコリを落としましょう。決してこすらずに、刺繍や箔があるところは、特に丁寧に扱いましょう。

・シミや汚れがないかよくチェックしましょう。汗などのシミは、水で絞ったタオルなどでよく拭き取った後、風を通します。それ以外の汚れは、無理に取ろうとする他に広がってしまう恐れもありますので、専門家に任せるのがおすすめです。

・半衿(衿元に縫い付けられた替え衿)を外して、ぬるま湯に中性洗剤を入れて、たたくように洗いましょう。
タオルで水気をとって陰干しし、乾いたらアイロンをかけましょう。絹は縮んでしまうので、スチームはNGです。

・シワにアイロンをかけましょう。アイロンをかける際は、あて布をして軽く抑える程度にし、素早くかけるようにしましょう。

また、お手入れが終わって、タンスにしまった後、そのままにしておくのではなく、年に1~2回は虫干しをすることでカビの発生を防ぐことが出来ます。

晴れの日が続いて、空気が乾燥している日に、風通しの良い場所で半日ほど陰干しをしましょう。

また、着物を広げられない場合は、タンスの引き出しを開けるだけでも効果がありますので、試してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

慣れない袴で過ごす1日も、着崩れ防止のポイントやもしもの時の手直し方法が分かっていれば、安心して過ごすことが出来そうですね!

袴を着て過ごす大切な1日が、素敵な思い出になりますように♪

監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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