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更新日: 2025年5月24日

お米の保存方法完全ガイド!NG保存法と長持ちさせるコツ

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お米の正しい保存法で劣化・虫を防ごう!シンク下や袋のままの保存はNG。冷蔵庫の野菜室での密閉保存が、鮮度を保ついちばんの秘訣です。季節や住環境に合わせた保存テクニックに加え、一人暮らしにうれしいコンパクトな方法から、30kgの大容量玄米をムリなく保管するアイデアまで幅広く紹介。インフルエンサーたちが実践する、一人暮らしから大家族まで使える実用的な収納術も必見です!

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やってはいけない!お米のNGな保存方法とは?

お米米櫃
撮影:ワタシト編集部

お米は見た目以上にデリケート。保存環境が悪いと、すぐに風味の劣化や虫の被害につながります。ここでは、やりがちなNGな保存場所や保存方法を紹介。「これ、やってたかも…」と思った方は、今すぐ見直しを!

お米を保存するときの基本は、「しっかり密閉」「温度・湿度・光を防ぐ」「空気にできるだけ触れさせない」こと。これを意識するだけで、お米の保存レベルがぐっとアップしますよ!

 NGな保存場所

・シンク下の収納スペース
・コンロ周辺や電子レンジの上
・日当たりの良いキッチンカウンター

シンク下の収納スペース

シンク下は湿気がこもりやすく、カビや虫が発生しやすい場所。通気性も悪いため、お米の保存にはもっとも不向きです。

コンロ周辺や電子レンジの上

コンロ周辺や電子レンジの上は、熱がこもる+温度の上がり下がりが激しい場所。お米の風味を損なうだけでなく、乾燥・酸化が進みやすくなります

日当たりの良いキッチンカウンター

日当たりの良い場所は、光と熱の影響でお米の酸化が進行します。とくに夏場は傷みが早く、風味が落ちる原因に。直射日光の当たる場所には絶対に置かないようにしましょう。

NGな保存方法

・袋のまま保存する
・開封後に輪ゴムやクリップで止めるだけ
・冷蔵庫にそのまま入れる

袋のまま保存する

お米を買ってきた袋のまま置いておくのはNG。紙やビニール袋は密閉性が低く、空気や湿気が入り放題。さらに、袋の隙間から虫が侵入するリスクもあります

開封後に輪ゴムやクリップで止めるだけ

「ちょっと止めておけば大丈夫でしょ」と思いがちですが、これも密閉には程遠い状態。酸化や湿気、虫の原因になります

冷蔵庫にそのまま入れる

保存場所として冷蔵庫はOKですが、袋のままor密閉されていない状態で冷蔵庫に入れるのはNG。庫内の湿気を吸ってカビの原因になるし、におい移りのリスクもあります

    

スタッフN

夏場に買ってきたお米を、袋の口をクリップで止めてシンク下に保存していたら、なんと虫が湧きました…!まさにNG保存方法をすべて網羅していた状態で、今思うと本当に危険だったと思います。それ以来、お米は密閉容器に移して冷蔵庫で保存するようになりました。

お米を長持ちさせるなら冷蔵庫保存がおすすめ

米櫃冷蔵庫
撮影:ワタシト編集部

 「お米って常温で置いておくものじゃないの?」と思っている方も多いかもしれません。でも実は、一番劣化しにくく、おいしさをキープできるのが冷蔵庫保存なんです!

お米にとっての最適な環境とは?

お米は、高温多湿と光が大の苦手。とくに気温が20℃を超え、湿度が上がる梅雨~夏は、常温保存だとあっという間に傷んでしまいます。冷蔵庫内は、温度も湿度も安定していて、お米の保存には理想的な環境です。

冷蔵保存は野菜室がベストポジション!

冷蔵庫の中でも「野菜室」がベスト。冷蔵庫の本体は冷えすぎることがありますが、野菜室は温度が安定しており、お米が冷えすぎないため、乾燥しにくく、劣化を最小限に抑えられます。

お米を冷蔵保存する際のポイント

・密閉できる容器(米櫃、ジップロック、ペットボトルなど)に移し替える
・におい移りを防ぐため、できるだけ他の食材から離して保管
・容器に入れた日付をメモしておくと管理がラクに

冷蔵庫に入れるだけ…ではなく、保存容器の選び方も肝心。冷蔵保存は「買ってきたまま入れる」のではなく、「保存容器に移し替えて密閉」が鉄則! これだけでお米のおいしさがぐっと長持ちしますよ。

みんなに聞いた!おすすめのお米保存方法4選

ここでは、インフルエンサーの方たちが実践している、おすすめのお米保存方法を紹介します。一人暮らしでコンパクトに収めたい人にも、大容量の30kgを上手に保管したい人にも役立つアイデアがたくさん。自分のライフスタイルに合った方法を見つけてみてくださいね。

一人暮らしにぴったり!2Lペットボトルで冷蔵庫スッキリ保存

一人暮らしの方や、冷蔵庫をスッキリとさせたい方は、2Lのペットボトルにお米を移し替えて保管する、『non さん』のアイデアがおすすめです。ペットボトルは自立するので、冷蔵庫内をスッキリ整頓できるのもうれしいポイント!

nonさんの収納アイデア
出典:Instagram
    

non さん

2リットルのペットボトルには12合くらい入ります。5kgのお米なら2リットルのペットボトル3本に入ります。わが家は4月~10月頃は冷蔵庫の野菜室に、11月~3月頃は食器棚に収納しています。(理想は1年中冷蔵庫の野菜室。)今の保存方法にしてからはずーっと虫の発生はなく、無事に美味しいお米をいただいています

小分けで使いやすい!炊く量ごとに分けて食品保存用袋が便利

よりスマートにお米を保存したい方には、食品保存用の袋に小分けして、冷蔵庫の野菜室に保管する、『ミニマリストmarion さん』と『佳苗 さん』のアイデアがおすすめです。ジップロックなどを使えば、隙間にサッと収納でき、省スペースで保存できます。さらに、炊く分量ごとに分けておくと、毎回の計量や研ぐ手間もラクになりますよ!

ミニマリストmarionさんの収納アイデア
出典:Instagram
    

ミニマリストmarion さん

米びつだったりペットボトルだと、冷蔵庫の中でかさばるので、使う量を先にジップロックに分けて入れておくと、ご飯を炊く時、計る手間がなく、そのままザッとボウルにいれれるので、楽チンです
佳苗さんの収納アイデア
出典:Instagram
    

佳苗 さん

娘がお手伝いするにもピッタリで、お米とぐよー!って言ったら、すぐ冷蔵庫あけて袋とって、お釜にあけてくれる お手伝いしたがりなこの時期にもピッタリでありがたい

密閉力がポイント!お米をしっかり守る専用保存袋

手軽にそしてしっかりとお米を守りたい方には、専用保存袋を使った、『じーにゃゆるゆるミニマリスト さん』と『めぐるむ さん』のアイデアがおすすめです。保存袋はデザインがスタイリッシュで機能性も良くステキですね!

じーにゃゆるゆるミニマリストさんの収納アイデア
出典:Instagram
    

じーにゃゆるゆるミニマリスト さん

虫がわいてから常温保存やめてお米専用の保存袋に変えました!箱とかじゃないから形も変えれて冷蔵庫の空いてるところにコンパクトに保存できて便利です♡
めぐるむさんの収納アイデア
出典:Instagram
    

めぐるむ さん

お米の収納迷っていたときにインスタで知った米袋。まさかのSeriaってーー!!最高♡コストかからないのが何より使ってみたら数ヶ月余裕です。常温保存ではなく冷蔵庫。野菜室の手前が定位置(1つは奥)

※こちらは2025年現在、仕様の変更で1枚入り110円(税込)となっています。

大容量派におすすめ!『オバケツ』のライスストッカーで保管

30キロのお米の保存方法に悩んでいる方におすすめなのが、『オバケツ』のライスストッカーを使った『ぱぱらく@時短整理収納アドバイザー さん』のアイデア。中に乾燥剤や防虫剤を入れるスペースもあるので、常温で保存するのにもぴったりです。デザイン性が良いのもうれしいですね。

ぱぱらく@時短整理収納アドバイザーの収納アイデア
出典:Instagram
    

ぱぱらく@時短整理収納アドバイザー さん

30kgのお米、冷蔵庫に入れるとすぐいっぱいになるし、かといって置いておくと傷んだり虫が沸いて困った・・・みたいな経験ないでしょうか。我が家はめっちゃ困ってました  お米の保存方法の悩みを一気に解決してくれるこめびつが「オバケツ ライスストッカー」です!

条件がそろえば常温保存もアリ!

お米常温保存
撮影:ワタシト編集部

冷蔵庫保存が一番とお伝えしましたが、実は常温保存も条件が整えば十分に可能です。常温保存はいくつかポイントがあるので、しっかりと押さえましょう。

常温保存が向いている時期とは?

常温保存ができるのは、主に涼しい季節。気温が15~20℃くらいの安定した時期が理想です。とくに冬の乾燥した季節は、お米が傷みにくく、常温保存でも問題ありません。

常温保存は涼しく乾燥した場所がベスト

常温保存をする場合でも、どこに置くかが大事です。温度変化が少なく、湿気の少ない場所に保管することがポイント。食器棚や収納スペースなど、直射日光が当たらず風通しの良い場所がベストです。キッチンのシンク周りなど湿気がこもる場所は避けましょう!

お米を常温保存する際のポイント

・密閉容器に移す
・温度差を避ける
・なるべく早めに消費する
・高温多湿な時期には冷蔵保存

常温で保存する際も、密閉できる容器に移すのが基本です。常温保存はあくまで短期間向きなので、できるだけ早めに使い切るのがおすすめ。春から夏にかけての高温多湿な時期は、常温ではお米が傷みやすくなります。この時期は迷わず冷蔵庫での保存に切り替え、湿気や虫のリスクをしっかり防ぎましょう。

玄米はデリケートなので冷蔵庫一択

玄米

玄米は、ぬか層に脂質や油分を多く含んでおり、これらが酸化しやすい特性があります。そのため、玄米を鮮度良く保つためには、温度と湿度が安定している冷蔵庫で保存するのが最適です!常温で保存すると、風味や栄養価が劣化しやすくなります。とくに高温や湿気に弱いため、保存には十分に注意を払いましょう。

30キロのお米はどうやって保存する?

冷蔵庫は理想的な保存場所ですが、精米前のお米(玄米)を30キロも保存するとなると、すべてを冷蔵庫に入れるのは現実的に難しいですよね。そこで、ここでは30キロの玄米を保存する際のポイントを紹介します。

玄米の保存のコツ

・小分けにして密閉容器に入れる
 ジップロック、ペットボトル、米櫃などを活用して、湿気や虫を防ぎましょう。
・入る分は冷蔵庫に保存する
 冷蔵庫は温度と湿度が安定しているので、できるだけ優先的に保存すると◎。
・入りきらない分は涼しく乾燥した場所に
 直射日光や湿気を避け、風通しのよい場所を選びましょう。
・定期的に状態をチェックする
 湿気や虫の発生、容器の密閉状態をこまめに確認すると、トラブルを防げます。

玄米は「食べる分だけ精米」が理想

玄米は精米すると酸化が進みやすくなるため、できるだけ食べる直前に精米するのがおすすめです。そうすることで、おいしさを保ちやすくなります。

お米に虫がわく原因は?虫を防ぐちょっとした工夫

「米びつを開けたら、虫が…!」なんて経験、できればしたくないですよね。実は、お米に虫がわくのは珍しいことではなく、保存環境によってはすぐに発生してしまうことも。ここでは、虫が湧く原因と、その対策をまとめて紹介します。

お米に虫がわく原因

お米に湧く主な虫は「コクゾウムシ」や「ノシメマダラメイガ」など。これらの虫は、もともとお米の中に卵が産みつけられている場合があり、保存状態が悪いとそこから孵化してしまいます。

虫が発生しやすい条件
・高温多湿(気温20℃以上、湿度70%以上が目安)
・密閉されていない保存容器
・直射日光の当たる場所や熱のこもるキッチンまわり
・長期間保存している

つまり、「湿気+温度+空気に触れる」という3点がそろうと、一気にリスクが高まります!

虫を防ぐおすすめのアイテム

虫の発生を防ぐには、保存方法に気をつけるのはもちろんですが、自然素材や市販のアイテムを活用するのもおすすめ。手軽にできて、しっかり対策できますよ。

・唐辛子やローリエ(ローレル)
 お茶パックに入れて、お米と一緒に保存。天然の虫除け効果があります。
・米専用の防虫剤
 ドラッグストアやスーパーで買える便利アイテム。一定期間効果が持続します。
・乾燥剤(シリカゲルなど)
 湿気が気になる時期には特に有効。食品用を選んで一緒に入れておきましょう。

さらに、保存容器は定期的に洗ってしっかり乾かすのも忘れずに。お米を詰め替えるたびにリセットすることで、清潔な状態を保てます。

商品画像

米唐番 米びつ用防虫剤 10kg タイプ(米びつ30kgまで) 

参考価格:419円(税込)

商品画像

なのらぼ お米の守り神

参考価格:1,320円(税込)

お米を正しく保存しておいしく食べよう!

今回は、お米の正しい保存方法について紹介しました。ポイントは「密閉」「温度」「湿度」「光」を意識して保管すること。冷蔵庫を活用するだけでも、お米の品質は大きく変わります。インフルエンサーの方たちの素敵なアイデアも参考にして、あなたのライフスタイルにぴったりな保存方法を見つけてくださいね。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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