
黄砂対策5つの基本!おすすめグッズや車を守る方法まで徹底解説
春先に空が黄土色に染まって、外に洗濯物を干していると黄砂が洗濯物についてしまったり、家の外壁や車が汚れたりするなど、何かと厄介な黄砂。黄砂は汚れを付着させるだけでなく、人体に影響を及ぼすことも。今回は、すぐにできる黄砂対策のポイントやグッズを紹介します。しっかり対策することが重要なので、要点をおさえて賢く向き合いましょう。
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そもそも黄砂とは?
黄砂とは中国内陸部の乾燥・半乾燥地域で風によって数千メートルまで巻き上げられた土壌や鉱物粒子が、偏西風に乗って日本に飛来して広範囲に飛散する気象現象のこと。
黄砂は自然現象であると理解されていましたが、現在は森林減少、土地の劣化、砂漠化などといった人為的影響もあるとして環境問題の認識が高まっています。
PM2.5には黄砂も含まれる?
PM2.5とは、大気に浮遊する粒子の直径が2.5マイクロメートル以下の粒子状物質の総称。スギ花粉の1000分の1程度の大きさで、黄砂の粒子もPM2.5に含まれます。
粒子の小さい黄砂を吸い込んでしまうと、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患やアレルギー症状、循環器疾患のリスクも上昇すると言われているのです。また、大気がかすんで視界の悪化を招いたり、田畑の農作物に降り積もったりして悪影響を与えることも。
現在では、観測技術の発達によって、気象庁から精度の高い黄砂情報の発表がされています。また、PM2.5を計測できるグッズもあるので、ぜひチェックしてみてください。
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黄砂が飛んでくるシーズンは?
黄砂は1年を通して飛散していますが、特に春が近づく2月から5月頃にかけてがピーク。
黄砂は、風の強さによって飛散量が変化します。そのため、昼でも夜でも風が強いときには黄砂が飛散しているというわけです。黄砂を体内に取り込まないために、マスクやメガネも着用しましょう。
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黄砂の対策5つの基本!
外出から戻ったら外で衣服の黄砂を落とす
黄砂の浮遊している時期に外出する場合には、家の中に黄砂を持ち込む前にできる限りの対策を行いましょう。
黄砂は全身に付着しているので、帰宅したら玄関に入る前に衣類用ブラシなどを使って服や髪をはたき、黄砂をできる限り払い落してから室内へ入りましょう。
手洗い、うがい、洗顔
感染症予防によって手洗いをする習慣がついた方は多いと思いますが、黄砂対策でも手洗いうがいは効果的。洗顔まで行うと、さらに室内に黄砂を持ち込む確率は下がります。
洗濯は外干しNG
濡れた洗濯物を黄砂の舞う外に干してしまうと、また黄砂が付着してしまいます。また、粒子の細かい黄砂は服の内部まで入り込んでしまうことも。
外干しは避けて室内干しにして、大物を洗濯する際にはコインランドリーなどを利用しましょう。
布団を干したい場合、布団乾燥機を使うことで天気に関係なくお布団をフカフカにできてとても便利です。
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窓を開けた換気は最小限に
窓を開けた換気は室内へ黄砂が入ってしまう原因に。黄砂の時期の換気は、レースカーテンをしめて数cm窓を開けて短時間で行ってください。
室内の掃除は朝に行う
対策をしても、どうしても黄砂は室内に入ってしまうもの。室内の掃除はとても大切ですが、掃除をする際には朝に行うのがおすすめ。
前日に室内に入ってしまった黄砂が、人の動きのない就寝中に床へ落ちてくるので、朝イチで掃除機をかけて水拭き掃除をすると効率良く黄砂を取り除けます。
また、カーテンやエアコン、空気清浄機、換気扇、吸気口などのフィルターもこまめな掃除を心がけましょう。
黄砂がついたままの洗車はNG
車に降りかかる黄砂も汚れとして目立ってしまうことが多いです。ただ、黄砂が車体表面についたまま洗車をすると、車体を傷つけてしまう危険性があります。
洗車をする際には、まず水洗いで車体についた黄砂をしっかりと洗い流してから、カーシャンプーをしっかりと泡立てて洗うようにしましょう。
とはいえ、黄砂が舞う時期には、洗車してもすぐにまた黄砂で汚れてしまうことも。そんなときには、車全体にカバーをかけて保管しておくのがおすすめです。
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黄砂対策を徹底しよう
黄砂は、体の不調を引き起こしてしまうことがあるので、マスクやメガネでしっかりブロックすることが重要です。体内にも室内にもできる限り黄砂を入れないように、黄砂対策はしっかりと行いましょう。また、感染症の予防にもつながるので、外から戻ったら手洗いうがいもしっかりと習慣にしてくださいね。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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