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更新日: 2024年10月17日

スーツのたたみ方!出張時に使えるシワになりにくい持ち運び方

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スーツのたたみ方の手順を写真付きで解説します。シワにならないたたみ方や、持ち運びをする際の注意点もまとめました。スーツが崩れないように保管する方法や、スカートのたたみ方などの疑問に答えます。女性のスーツやジャケットを持ち運ぶ際の注意点なども紹介します。

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スーツのたたみ方【ジャケット・パンツ】

ジャケットとパンツ両方をまとめてたたむ方法をご紹介します。レディーススーツも同様の手順で簡単にたためるので、ぜひチェックしてみてください。

手順
 
1
ボタンを留める

テーブルの上にジャケットを置き、ジャケットのボタンを留めます。全部きちんと留めることで、生地がずれずにうまくたためます。

2
ジャケットを裏返して整える

ジャケットを裏返して、ジャケットの裾や袖部分を整えます。

3
肩幅の中間あたりで片方の袖を折る

ジャケットの肩幅の真ん中あたりで、中心に向かって折りこみます。

4
袖に折り目をつけないように折る

袖に折り目がつかないように整えます。右の画像のように、手順3で折った部分に重ねるように折りましょう。

5
反対側も同様に折る

反対側も、肩幅の半分のところで身頃の中心に向かって折りこみ、さらに袖を重ねるように折ります。

6
パンツをたたむ

ジャケットは一旦この状態にしておき、パンツをたたみます。平らな場所に広げ、プリーツラインを整えたら、谷折りになるよう三つ折りにしましょう。

7
パンツをジャケットにのせる

ジャケットの上にたたんだパンツをのせます。後でジャケットの裾を折りあげるので、パンツは上の方にのせておくのがポイントです。

8
ジャケットの裾を折りあげる

上にのせたパンツを包むようにして、ジャケットの下部を持ち上げて、二つ折りにします。

9
元の向きに戻す

スーツの向きを正面に戻したら終了です。ジャケットとパンツをひとまとめにすることで、スーツケースにコンパクトにしまえます。

スカートのたたみかた【レディース】

手順
 
1
スカートを広げる

スカートを写真のように広げます。

2
スカートの端から3分の1ずつ中央に重ねる

スカートを中央に集めるように折ります。

3
半分までたたむ

次のステップで三つ折りにしたいため、半分まで折ります。

4
さらに半分にたたんで三つ折りにする

これで完成です。

ジャケットと一緒に持ち運ぶ際は、パンツと同様にジャケットに挟む形で1つにまとめると、持ち運びしやすくなります。

スーツの持ち運び方のポイント【出張時にもおすすめ】

ジャケットもパンツもまとめてキレイにたたむことができたら、続いては、スーツを持ち運ぶ際に気をつけたいポイントをご紹介します。

旅行や出張などでスーツを持っていく必要があるときは、ぜひ参考にしてみてくださいね!

スーツケースやバッグに収納するときの注意点

・スーツが一番上になるように収納する
・ニオイがあるものと密着させない
・タオルやTシャツ、収納袋などをクッション代わりにする

スーツケースやバッグは、荷物を詰めた後に縦にして運ぶことが多いですよね。そうすると、上の方の荷物の重さが下の荷物にかかり、どうしてもつぶれてしまいます。

そのため、スーツにシワをなるべく作らないためには、スーツが一番上になるように収納することが大切です。また、型崩れを防ぐために、タオルやTシャツ、収納袋などをクッション代わりにするとより負担を軽減できるでしょう。

また、バッグに食べ物や香水などニオイがあるものを一緒に入れると、持ち運んでいる際にニオイが移ってしまう可能性があるため注意。ニオイが強いものや液漏れが心配なものは、密封できる袋に入れる、袋を二重にするなどしてスーツに密着しない場所に収納しましょう。

長時間の保管にはガーメントバッグがおすすめ

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グレヴィオ一流の鞄職人が作る ガーメントバッグ

ガーメントバッグとは、スーツを長時間キレイに保管したいときにおすすめのアイテム。「バッグに荷物を詰め込みすぎたくない」「そもそもスーツケースに入れずに保管したい」という場合に活用できます。なかでも、ビジネスバッグ型は、スーツを2つ折りにして持ち運べるためシワになりにくいのがメリットです。

スーツの持ち運びにおすすめのアイテムは、こちらの記事でもご紹介しているので、参考にしてみてください。

スーツの取り扱い方

せっかくキレイにスーツをたたんで持ち運んでも、取り扱い方によってはシワがついてしまうことがあります。最後に、宿泊先や出張先などで気をつけたいスーツの取り扱い方についてチェックしましょう!

宿泊先に着いたらすぐハンガーにかける

型崩れを予防できる
軽いシワなら重みで伸びやすい

スーツをたたんだ状態で長時間放置してしまうとシワが付きやすくなってしまうため、目的地に着いたら早めにハンガーにかけておきましょう

このとき、1本のハンガーにまとめてかけると余計なシワがつく原因になるため、ジャケットとパンツは別々のハンガーにかけるようにしてください。特に、パンツは専用ハンガーに裾を上にしてかけることで、重みにより軽いシワが伸びる効果も期待できますよ!

シワがついてしまった場合の対処法

もしもスーツにシワがついてしまった場合は、以下の方法で対処してみましょう。

スチームアイロンの蒸気を当てる

アイロンが使える場合は、アイロンのスチーム機能を使い、シワがついている箇所に蒸気を当てましょう。生地が傷まないように、やさしくかけることがポイントです。ホテルによってアイロンをレンタルできる場合があるので、フロントに問い合わせてみましょう。

シワ取りスプレーを使う

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商品画像
スタイルケア 衣料用スタイリング剤 服のミスト

スーツやスカートなどの衣類に付いたシワを除去できる、シワ取りスプレーを活用するのもおすすめ。全体が軽く湿る程度にスプレーをして、手で生地を伸ばしましょう。

上記の商品のような、アイロン不要で手軽に使えるものや、深いシワもしっかり取れるアイロン併用タイプがあるので、シーンに合わせて好みのものを選んでみてください。なお、シワ取りスプレーが使えない素材もあるので、商品ごとの注意事項をよく読んでから使いましょう。

バスルームに吊るしておく

アイロンやシワ取りスプレーがない場合は、使用後のバスルームハンガーで2時間ほど吊るしておくことで、湿気によりシワが伸びやすくなります。このとき、湿度が高すぎるとスーツが濡れてしまう可能性があるため、換気をしつつ行い、シワを伸ばしたあとはよく乾かすようにしましょう。

シワ地

シワになりにくい素材はポリエステル

スーツは、その素材によって、シワになりやすさが変わります。 一般的に、天然繊維では綿・麻・シルクはシワになりやすくウールはシワになりにくいと言われています。 また、化学繊維のポリエステルは強度が強く、ウールよりもさらにシワに強い特徴があります。

そのため、ウールにポリエステルを組み合わせた生地が、シワになりにくいスーツとして多用されています。 少し前まで、ポリエステルには反発力が強く立体的なスーツの仕立てには向かないというイメージがありました。 しかし現在では、特殊な生地の織り方をした、ポリエステル素材を多く含んだ高級生地が登場し、高級スーツ生地として使用されています。

さらに最近では、見た目も機能性も進化した、シワになりにくく手頃な値段のスーツがさまざまなブランドから発売されています。

【Q&A】スーツのたたみ方に関する疑問

Q. スカートのシワを防いでコンパクトにたたむには?

A. スーツのスカートは以下のようにたたんでみましょう。

1:スカートを広げる
2:スカートの端から3分の1ずつ中央に重ねる
3:半分にたたむ
4:さらに半分にたたんで三つ折りにする

ジャケットと一緒に持ち運ぶ際は、パンツと同様にジャケットに挟む形で1つにまとめると、持ち運びしやすくなります。

Q. シワになりにくいスーツの素材はある?

A. ウールやポリエステル素材はシワになりにくいと言われています。

特に、ポリエステル素材は耐久性があり、お手入れがしやすくなっています。

Q. スーツを丸める持ち運び方はOK?

A. なるべくしっかりたたむことで、シワを防げるでしょう。

丸めて入れておくと、ほかの荷物に押しつぶされてシワの原因になってしまうことも。スーツの端をしっかりそろえてたたんだ方がシワになりにくいため、記事内のたたみ方を参考にするか、ガーメントバッグを活用することをおすすめします。

Q. スーツを裏返しにするのはなぜ?

A. 形やシワの予防をするため。

裏返して、スーツをたたむことで裏側の滑りやすい生地が表となり、摩擦を軽減することができます。これにより、スーツの傷みやシワの予防ができます。また、ジャケットであれば肩の部分が内側に折れ、直接他のものに当たらないため肩のパッドや形をきれいに保ちつつ持ち運びすることができます。

スーツを正しく保管して少しでも長くきれいに着よう

シワのないスーツを着ていることで、身だしなみが整って見えます。スーツの正しいたたみ方をマスターして、大切なスーツをキレイな状態で長く着れるようにしましょう。ほかにも、ワイシャツやデニムのたたみ方も解説しているので、荷造りをする際はぜひ参考にしてみてください。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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