
リモワのスーツケースはプロの修理で蘇る!旅の思い出をより大切に!
RIMOWA(リモワ)は、ポール・モルシェックが1898年にドイツの都市ケルンで創業した、世界的に有名なスーツケースの老舗ブランド。
120年経った今でも伝統を守りながら、常に変化する時代の中で旅行する人たちが便利になるよう創意工夫を重ね、進化し続けています。
香川真司さんのようなスポーツ選手から、渡辺直美さんといったタレントまで、幅広い方々に愛用されているのも、リモワのスーツケース。
多くの人に愛されているという点で、デザイン性の高さだけでなく、品質の信頼性も証明してますね。
スーツケースは旅の思い出がつまっているもの。そんな思い入れのあるスーツケースに、へこみや亀裂ができてしまったら…。
そんな時は修理をしましょう。靴や鞄と違い、スーツケースの修理ってあまり聞きませんが、しっかりと直してくれる職人さんがいるんですよ。
大切なリモワのスーツケースを、大切にしてくれる職人さんに修理をお願いして、もっと大切にしませんか?
今回はリモワの中でも人気が高い
・SALSA(サルサ)
・TOPAS(トパーズ)
・LUFTHANSA(ルフトハンザ)
・LIMBO(リンボ)
4つのモデルの特徴・ストーリーや修理事例を紹介していきます!
目次
修理を担当していただいたのは山澤工房さん
さて、そんなリモワのスーツケース修理の依頼を引き受けてくれたのは、株式会社山澤工房の山澤 高明さん!
「かばんの総合病院」として、スーツケースに限らず、ハンドバック、ビジネスバッグ、財布、楽器ケースなどの幅広い製品・ブランドに対応している修理のプロです。
30年にわたって培った独自の修理技術を駆使しつつ、新しい技術を開発し続けています。
山澤さんによると、修理には様々な種類の部品、素材、塗料、工具が必要だそう。
特にスーツケースの部品は種類が多岐にわたりメーカーでさえも保
そんな中、
リモワのスーツケースの修理を通じて、山澤さんの技術を体感していきましょう!
SALSA(サルサ)の修理
2,000年に発売され、リモワブランドの中で最も人気があるポリカーボネート製の「サルサ」。
それまでは、アルミニウム合金の一種であるジュラルミン製のスーツケースが主流でした。
硬度があり、見た目もスタイリッシュだったものの、非常に高価だったため、リモワブランド=敷居が高いものという認識が広まっていました。
しかし、プラスチックの一種であるポリカーボネート樹脂を使用した新しいスーツケースを発売したことによって、これまで敷居が高かったリモワブランドがより身近に感じるように。
・耐熱性
・難燃性
において非常に高い機能があり、航空機はもちろん、自動車・鉄道の分野などの幅広い分野で活用されています。
カラーバリエーションも豊富なので、女性にも人気の商品です!
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リモワのサルサを代表する、マットブラック色のスーツケース。電子タグ付きなので、チェックインをスムーズにすることができます。
サルサをさらに軽量化したモデルが「サルサ エアー」。ウルトラバイオレットの色合いが目立ちますね。また、ボディ部分は鏡面加工されているので、非常に光沢があります。
サルサの角の修理
今回はボディの角部分が凹んでしまったので、その修理を行いました。
山澤さんによると、荷物が詰まって重量が重いスーツケースは空港などでの搬入作業時に凹んでしまうそうです。
修理で気をつけているポイントは強度面。
ただ凹みを修理しているだけでなく、再び凹みが発生しないように、裏地に特殊な樹脂で作った補強材を貼って補修しているんですよ!
TOPAS(トパーズ)の修理
堅固な作りと洗練された雰囲気が特徴の「トパーズ」。
1950年にジェラルミン素材を採用した世界初のスーツケースとして発売され、長い間人々から愛され続けています。
特にそのファッショナブルな見た目から、30代以上のビジネスマンに人気です。
使用されている素材だけでなく、リブ構造と呼ばれるスーツケースの表面を凹凸にする製法も当時は異例だったそう。
現在は一般的となったスーツケースの原点を垣間見ることができますね。
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リモワを象徴するシルバーカラーのモデルです。アルミ製のボディによる耐久性とシックで上品な雰囲気に満ち溢れたデザイン性を併せ持っていますね。
アルミニウムに加えて、新たにチタニウム素材を採用して、さらに耐久性を強化したスーツケースがこちら。従来のシルバー色ではなく、ゴールド色なのでより高級感がありますね。
トパーズの角の修理
トパーズに関しても、角の修理を行いました。
スーツケースの裏側から専用のハンマーで叩き、凹みを内側から直していきます。
さらにアルミの場合は、1ヶ所凹んだだけで全体が歪んでしまうため、 修理箇所とともに、全体の歪みの修正も行っているんです。
特に、開け閉めに関わる部分の歪みの調整はかなり難しいそうなので、トパーズのスーツケースが凹んだ場合は、プロに頼むことをおすすめします!
LUFTHANSA(ルフトハンザ)の修理
【RIMOWA×Lufthansa】(リモワ×ルフトハンザ航空) エアーライトコレクション
世界的に有名なドイツのスーツケースブランド、リモワ。
2018年の世界で最も安全な航空会社の一つに選ばれた、ルフトハンザドイツ航空。
この2社がコラボレーションしてできたブランドが「ルフトハンザ」です。
他のリモワのスーツケースと違い、ルフトハンザドイツ航空のエンブレムが、スーツケースに貼り付けられているのが特徴的。
ルフトハンザドイツ航空がこれまで築き上げてきた「信頼性」を象徴しています。
ドイツにビジネスで頻繁に来る人、そもそもドイツやルフトハンザドイツ航空が好きな人によく使われていますよ!
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最もスタンダードなタイプがこのアルミニウムモデルです。ガッチリとしたTSAロックが側面に2つついているので、安全性は申し分ありません。
ルフトハンザシリーズの中でも一際目立っておしゃれなのが、ボーイング。シルバー基調のボディのアクセントとして、茶色の取っ手がつけられています。本革で作られているので、非常にゴージャスですね。
ルフトハンザシリーズの修理
ルフトハンザは、上面の凹みの修理を行いました。
こちらも裏側からハンマーで叩いて、凹みを元に戻しています。修理された跡もないので、さすがプロの技術!という感じでした。
LIMBO(リンボ)の修理
ジェラルミン製とポリカーボネート製、両者のいいところを組み込んだモデル「リンボ」。
ポリカーボネート製のボディで衝撃に対する強さを持ちながら、ジェラルミン製独特の高級感やスタイリッシュさを保っています。
また、ポリカーボネート製のスーツケースは、角の部分が傷つきやすいという弱点がありました。リンボはその弱点を、コーナー部分にアルミニウム製のパッドを貼り付けることで克服しています。
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縦にリブ構造が施されている他のスーツケースと違い、こちらは横に凸凹しています。黒を基調にしながらも、コーナー部分はアルミ製のシルバーカラーとなっており、非常にシックな造りですね。
リンボの修理
リンボはハンドルの取り替えを行いました。
取れかけていたハンドルが、再度キレイに取り付けられていますね!
修理の見積もりをだすには
修理は頼みたいけど、
・お店まで行く時間がない
・修理にいくらかかるのかが不安
・修理可能なものなのか分からない
と悩んでしまうことがありますよね。
そこで、おすすめしたいのが「見積もりをお願いすること」です。
「あなたのマイスター」なら、
・ネットで今すぐ
・職人さんに直接
・無料で
リモワの修理の見積もりをお願いすることができます。
手順もとっても簡単♪写真を撮って必要な項目を入力するだけです。
一度に複数の職人さんに見積もりをお願いして、依頼した職人さんから修理メニューや費用などの見積もり内容の連絡が届きます。
大切にしていたのに履けなくなった、雰囲気を変えたいリモワのスーツケースをお持ちの方は、職人さんに見積もりを頼んで、もう一度使えるようにしてみませんか?
見積もりアプリ「ミツモ!」が出来ました!
この度、ネットで職人さんへの依頼が出来るスマホアプリ「ミツモ!」ができました。
アプリをダウンロードして、写真を撮るだけで複数の職人さんへの見積もりができちゃいます。
もちろん見積もりは無料!あなたの大切なものを、インターネットを使って簡単に修理してみませんか?
まとめ
リモワの修理を特集、いかがでしたか?
スーツケースに凹みができたままでも、それで絶対使えなくなるわけではありません。
ですが、大切なスーツケースであるのなら、修理したくなりますよね。特にリモワのスーツケースであれば、修理の依頼をおすすめします。
今回、修理の依頼をさせていただいたのは山澤工房さんでした。
取材させていただく中で、スーツケースに対するこだわりを感じました。確実に、そして思いを込めて修理してくれること間違いなしです!
スーツケースを修理して、旅の思い出をさらに大切にしませんか?
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