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更新日: 2024年10月7日

エアコンのリモコンが故障した?照明器具のせいで効かない可能性も!

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一年中活躍するエアコン。リモコンをピッと押すだけで、温度設定、モード設定、風向きの調節などができるなんて、便利な世の中ですよね。暑くて立ち上がる気も起きない夏場や、寒くて布団からでれない冬場なんてもう手放せない存在です。でも、ときどき画面が真っ暗なまま!?というケースに陥る場合もありますよね。今回はリモコンが効かなくて悩んでいる方に向けて、リモコンが反応しない時にまず確認してほしいことから、実際に故障してしまった時の対処法まで詳しくお伝えしていきます!

エアコンのリモコンに見られる不具合

エアコンのリモコン
撮影:ワタシト

エアコンのリモコンが壊れている、または上手く反応しない時、どのような症状が現れるのでしょうか?エアコンのリモコンに見られる故障の症状は、基本的に2つあります。

スイッチが効かない

1度や2度ならまだしも、何度リモコンのスイッチを押しても反応しない。これはさすがにイライラしちゃいますよね。リモコンのスイッチが効かない場合は3つ考えられます。

・リモコンの故障
・リモコンの電池切れ
・エアコン本体の故障

一部のスイッチのみ効かない、という場合はリモコン本体のスイッチが接触不良となっている可能性が高いでしょう。

液晶画面に何も映らない

リモコンの表面にある、温度などが表示される液晶画面。ここの表示がおかしいと、一体、今何℃なのか、何モードなのかもわからず使わなければならないので不便ですよね。液晶画面に異常がある場合は2つ考えられます。

・リモコンの故障
・リモコンの電池切れ

液晶画面に何も映っていない時は、単純に電池が切れている可能性もあります。念のため、電池のチェックをしてみてくださいね。

リモコンの故障と判断する前に確認すること

チェック

リモコンで上手く操作できない場合、リモコンだけでなくエアコン本体などに異常がある場合も考えられます。

そこで、リモコンの故障かな……と思ったら、最初にして欲しいことを紹介します!リモコンのスイッチを押してもエアコンが動かない、液晶画面が真っ暗なまま、という方は、まず本当にリモコンが壊れているのかどうかを確認していきましょう。

手順
1
電池を確認

実は、リモコンが壊れたー!!と思っている方の中で一番多いのは、単純に電池が切れていたというケースです。
まずは電池を新しくしましょう。

メーカーによっては、電池の種類を指定している場合もあるので、取り扱い説明書でしっかり確認してから電池を入れ替えます。プラス・マイナスの向きも間違えないでくださいね!

POINT
電池を抜いてから1、2分後に新しい電池を入れる

すぐに電池を入れ替えるのではなく、少し時間を置くことで、リモコンの中を通る電流をリセットできます。
ときどき、新しい電池を入れたばっかなのに……という方もいます。電池がきちんとはまっていなかった、という場合も考えられるので、しっかり確認してくださいね♪

長らくリモコンを放置していた、電池を替えていなかったという方は、電池が液漏れしている場合があります。そうすると電池を替えても上手く電流が通らないことがあるので、漏れ出た液をきちんと拭いてから電池を入れてみてください。

2
リセットボタンを押す

リモコンのスイッチの中に、小さくリセットボタンというものが、たいてい埋め込まれているはずです。電池を替えた後に、リセットボタンを押さないと機能しないという造りのものもあるため、忘れずに押すようにしましょう。

押す際はペンの先やつまようじなど先の細いものでグッと押し込むようにしてください。この時点で液晶画面に異常がみられる場合は、残念ながらリモコンが故障している場合が多いです。

3
リモコン信号の確認

エアコン本体とリモコンを繋げているのは、リモコンから出る信号、つまり赤外線です。電池を替えたリモコンのスイッチを押し、きちんと赤外線が出ているのかを確認します。

ただし、赤外線はもちろん、肉眼では確認できません。確認する時は、カメラ越しに撮影しながらのぞいてみましょう。リモコン上部にある透明な小さなランプのような部分にレンズを向けます。この時にランプ部分が光っていればリモコンは正常に動作しています。

リモコン以外のどこに問題があるのかを探ろう

クエスチョンマーク

リモコンに異常があるのかどうかを確認し、もし赤外線がきちんと出ている場合はリモコン以外に問題があることが多いです。

エアコン本体に問題がある

リモコンが正常に作動している場合は、ますエアコン本体の故障を疑ってみましょう。確認することは3点です。

コンセントの確認

エアコンのコンセントが抜けていると、いくらリモコンで操作しても動きません。掃除した時に抜いたのをそのままにしてた……なんてこともあるので、エアコン脇にあるコンセントがしっかり奥までささっているかどうかを確認しましょう。

エアコン本体の動作

エアコン本体の下の方に、主電源となるようなボタンがついています。たいていは「運転」ボダンなどがついているので、本体のボタンを押して動くかどうかを見てみましょう。動かなかった場合は、エアコン本体が故障している可能性が考えられます。

ブレーカーが落ちている

そして、見落としがちなのがブレーカーが落ちているということ。家にもよりますが、空調のブレーカーは他の電気などとは別にあることもあります。エアコンのブレーカーが落ちていないかどうかを、きちんと確認するようにしましょう。

室内に問題がある

リモコンもエアコンも異常はなさそうなのに、リモコンで操作できない時は、お部屋に問題があるかもしれません。確認してもらいたいのは2点です。

部屋が寒くないか

実は、部屋があまりにも寒いと、リモコンが反応しづらくなってしまうのです。冬場なんかにリモコンで操作できない場合は、部屋の温度が低すぎることも考えられます。エアコン本体のボタンで暖房を付けて、部屋を暖めてからリモコンを使ってみましょう。

間に障害物がある

先程も言ったように、エアコンが動くのは、リモコンから送られる赤外線が届くからです。ただ、その赤外線を遮断してしまうものが間にあれば、信号が届かずにエアコンが起動しないという現象が起こってしまうのです。

例えば、部屋の電気はリモコンを使って操作するタイプではないですか?その場合、エアコンのリモコンから送られる赤外線を照明器具が受け取ってしまい、そこで信号が途絶えてしまっていることがあります。また、テレビのリモコンが押しっぱなしになっていると、赤外線が交差してしまい、エアコンのリモコンが使えないこともあります。

エアコン本体のそばでリモコンを操作して通じるのであれば、家具の配置を考え直してみましょう。

エアコンのリモコンが故障していた時の対処法

さて、色々確認したけど、結局リモコン故障しているじゃないか!という方々。1番にお伝えしたいことは、リモコンは自分で修理できないということです。

そして、メーカーに問い合わせても、リモコンは基本的に修理してもらえません。買い替えをオススメされます。なぜかというと、修理するより買い替えた方が断然お安いからです。わざわざ高いお金払ってまで同じリモコンを使い続けたい、という願望をお持ちの方はいない……はず。そのため、リモコンが故障したら買い替え、という風に考えておきましょう。

しかし、買い替えるにも、料金が気になりますよね。故障時期が保証期間内か否かで値段が変わってくるので、今回は2つのケースを見ていきましょう。

ちなみに…
賃貸にお住まいの方は、基本的にエアコン類の故障時は大家さんや管理会社が負担してくれます。自分でリモコンを買う前に相談してみてください。

保証期間内の場合

もし、エアコンのリモコンが、メーカーまたは購入した家電量販店の、保証期間内に故障した場合です。メーカーか家電量販店に、問い合わせの電話を入れましょう。保証期間のため、無償で新しいリモコンを送ってもらえる可能性があります。

保証期間外の場合

残念ながら保証期間はとっくに過ぎてるわ……という方には3つの選択肢があります。

メーカーのリモコンを買う

お金は1番かかりますが、1番安心なのがメーカー純正のリモコンを使うということです。エアコンの型番などを間違えなければ、確実に操作できます。5,000円前後で購入できるため、メーカーや家電量販店にお取り寄せしてもらいましょう。

汎用のリモコンを買う

家電量販店などで何種類か売られていて、2,000円前後で手に入れられます。多くのメーカーに対応しているリモコンですが、機種によっては反応しなかったり、壊れやすかったりというデメリットもあるので、注意が必要です。

アプリを使う

リモコンを買わずとも、携帯のアプリでエアコンを操作できてしまう時代なのです。すごいですよね。

ただ、アプリを使う場合も、汎用性リモコンと同じように、対応していない機種もあります。そして、そもそも古いエアコンはエアドロップなど、携帯からの信号を受け取る機能が備わっていない場合が多いです。一度アプリをダウンロードして、操作できるか確認してから、リモコンの購入を考えてみてもいいかもしれませんね。

【番外編】中古品のリモコンへの買い替えも選択肢に

電卓

意外かもしれませんが、リモコンにも中古品が存在します。本体が壊れてもリモコンだけは使える場合、売る人って結構いるんですよ。実際にフリマアプリなどで検索してみると、結構な数がヒットします。今回は番外編として、この中古リモコンについてもお話ししておきましょう。

中古品を買うメリット・デメリット

まずは中古品のメリットデメリットです。
新品と違い一度人の手に渡ったモノですから、良し悪しはそれなりにあります。一方で、今まで意識していなかったポイントなどもあるので、ぜひチェックしてみてください!

◎中古品のメリット

・正規品は販売終了
エアコンの寿命はおよそ10年。 この間にも、新しいモデルがどんどん発売されています。 それに伴い、古い型のリモコンもどんどん取引されなくなりますね。

こうなると、新品を手に入れるのは難しくなっていきます。一方、中古品であれば古い型ほど売り出されているもの。昔のエアコンだからと言って、諦める必要はありませんよ!

・比較的安い

新品を買う場合と比べ、比較的安いという点もメリットですね。モノにもよりますが、安いものだと500円程度で手に入る場合も。新品が3000円程度であることを考えると、かなりお買い得です。もちろん中古品でも高い場合はあるので、同じくらいの値段なら新品を買うのもアリです。

◎中古品のデメリット

・壊れている可能性

最大のデメリットは、やはり壊れている可能性があることですね。多くの場合、トラブルを避けるために動作確認は行われています。特に店頭販売の中古リモコンは直接聞くことができるので、比較的安心できますね。

一方、フリマアプリなどで購入する場合、この動作確認が不十分な可能性も。 説明欄などをよく確認して、信用できそうな出品者を選ぶことも大切なポイントです。

・人が使った物

どの中古品にも当てはまることですが、一度他人が使っていたことは確かです。 一応キレイにはされていますが、そういった衛生面が気になる人は購入しない方が良いでしょう。しかしながら、今回のアイテムはあくまでリモコン。中古スマホや古着と比べ、人に触れる機会が少ないアイテムというのも確かです。中古品はどこで売ってる? そんな中古品のリモコンですが、どこで手に入れればいいのでしょうか。

◎中古販売店

中古品を取り扱うお店に買いに行く方法です。リサイクルショップなどは、今や全国展開しているので探すのも難しくはないです。動作確認がされているか確認できる点で見ても、安心感はコチラが上ですね。

◎ネットで購入

一方、フリマアプリフリマサイトなどで購入する方法は手軽でおすすめです。 お店へ買いに行く場合、移動の手間や目的のリモコンがあるかの心配などがあります。ネットであれば膨大な種類の中から、値段も比較して買えますからね。上でお話したメリット、デメリットを加味して検討してみてください。

まとめ

エアコンのリモコンが上手く機能しない時は、まずリモコンの故障か、それともエアコン本体、室内に問題があるのかを探ることが重要です。リモコンが故障している場合は、買い替えるのが基本ですが、保証期間内ならメーカーに相談してみてもいいでしょう。そして自分で買い替える場合は、メーカー純正のリモコンを購入することをオススメします。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。

監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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