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更新日: 2024年9月11日

洗面台掃除の総まとめ!水垢や黒ずみを落とすにはクエン酸と重層が活躍

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毎日使う洗面台はキレイにしていますか?よく見ると鏡が曇っていたり、白っぽい水垢や黒ずみがあちこちにあったり……。水回りにはさまざまな汚れがてんこ盛りです。

曇りやくすみや黒ずみを撃退するには、重曹とクエン酸を組み合わせてお掃除!スプレーにしたり、ペースト状にしたりして、使い分けましょう。今回は、洗面台のさまざまな掃除方法を紹介します!

洗面台の汚れの種類とその原因とは?

そもそも、洗面台ってどうして汚れるのでしょうか。水を使うから?もちろんそれもあります。でも、洗面台を汚す犯人は水以外にもあるのです。洗面台に付く汚れには、大きく分けて4つの種類があります。

水垢

水玉模様やうろこ状になっている汚れです。水の中に含まれるミネラル分が原因で発生します。

手垢

手でよく触る蛇口付近には、手垢による汚れが多く存在します。

カビ

浴室や洗濯機が近かったり、常を使う場所であるため、湿気でカビが生えやすい環境になっています。

黒ずみ

カビやホコリが、水垢や石鹸カスと固まってできる汚れです。これらの汚れはそれぞれ、落とし方が異なります。すべての汚れを同時に完璧に落とせる魔法のアイテムが欲しい……!ですが、残念ながら現代にはまだ発明されていないので、汚れの性質に合わせた落とし方をしましょう。

洗面台の掃除にはクエン酸と重曹が活躍

アルカリ性の汚れにはクエン酸、酸性の汚れには重曹がおすすめ!家庭で揃えやすいもので掃除できてしまうのは便利ですね。

水垢と黒ずみは、クエン酸
手垢とカビは、重曹

では、クエン酸と重曹を、洗面台掃除に使いやすいように準備していきましょう。

「クエン酸スプレー」の作り方

水200mlとクエン酸小さじ1杯を混ぜます。スプレーボトルに入れて使いましょう。

その前に、クエン酸ってなに?そもそもどんなことができるの?と疑問に思った方はこちらの記事を参考にしてみてください!

「重曹スプレー」の作り方

水200mlと重曹小さじ2杯を混ぜます。こちらもスプレーボトルに入れて使います。

「重曹ペースト」の作り方

重曹と水を3:1の割合で混ぜます。重曹ペーストは、すくっても垂れないぐらいの硬さになればOKです。

ちなみに、重曹スプレーとペーストの使い道は洗面台だけではありません。キッチンやお風呂など家中の掃除に使えるので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

洗面台掃除【壁・鏡編】

「まず壁から入るの!?」って思いますよね。高いところから低いところへ、が掃除の基本。まずは壁からきれいにしていきましょう。次に鏡へと移ります。

壁の掃除

用意するもの

・重曹スプレー
・布巾

手順
 
1
汚れに重曹水をスプレーして、布巾で拭く

重曹スプレーを汚れにかけたら、布巾で軽く拭いていきましょう。はい、壁はこれだけです。布巾に重曹スプレーを染みこませてもいいですね。

鏡の掃除~しっかりお掃除編~

鏡の大敵は、何と言っても水垢です。アルカリ性である水垢汚れには、酸性のクエン酸が使えます。曇りや汚れのないピカピカの鏡を目指しましょう!

用意するもの

・クエン酸スプレー
・布巾
・歯ブラシ
・ラップ

手順
 
1
クエン酸スプレーを吹きかけ、布巾で拭く

クエン酸スプレーを鏡に吹き付け、布巾で拭いていきます。

2
留め具部分など、細かいところを歯ブラシを使って磨く

細かい部分の汚れを掃除するのに、歯ブラシがピッタリ。古くなった歯ブラシを再利用するのがおすすめですよ!

3
汚れがひどい部分は、クエン酸を吹き付けてラップでパック

ラップを使うからって、パックと韻を踏んだわけではありません。隙間ができないようラップを貼り付けて、1時間ほど放置します。汚れがあまりにも頑固な場合は、ひと晩そのまま貼り付けておくのも良いですよ!

4
水拭きしたあと、乾拭きする

濡れたまま放っておいてしまうと、新たな汚れの原因になってしまいます。布巾できれいに水拭きして、そのあと乾拭きをしましょう。「きれいに乾かすまでが、洗面台のお掃除」です!

ちなみに、鏡の下の隙間に溜まったホコリや歯磨き粉の汚れはプラスチックカードでキレイに掻き出すことができます。簡単な方法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

鏡の掃除~日頃のお手入れ編~

先ほどはしっかりとした鏡のお掃除方法をご紹介しましたが、ここからは日頃のちょっとしたお掃除方法を見ていきましょう!

メガネクロスで掃除する

洗面台を使った後に、鏡に付いた水分をタオルやティッシュで拭くと、どうしても拭きあとが残ってしまいますよね。そんなときはメガネクロスで拭き取ると、あとが残りにくのでおすすめです。使うものや拭き方で掃除の成果が高まるので、ぜひ試してみてください!

新聞紙で掃除する

「えっ、新聞紙!?」とびっくりするような掃除方法ですが、意外とキレイになります。

やり方は簡単。新聞紙を丸めて濡らし、鏡を拭きます。その後、乾いた新聞紙で水分を拭き取ります。新聞紙のインクが鏡のくすみ汚れを吸着してくれるらしいのですが、どうせ捨ててしまうなら、こうして掃除に使うのがいいですよね。日頃のお手入れにおすすめですよ。

洗面台掃除【蛇口編】

使うたびに触る場所、蛇口。濡れた手で触るので、水垢と手垢の両方に悩まされます。どちらもきれいに落としましょう!

用意するもの

・重曹スプレー
・スポンジ
・クエン酸スプレー
・布巾

手順
 
1
重曹スプレーを吹きかける

重曹スプレーを蛇口に吹きかけていきます。汚れが気になるところは重点的に。

2
スポンジで磨き、水で流す

汚れている部分をスポンジで重点的に磨きましょう。しかし、頑固な汚れだからといって強くこするのはNG。傷がついてしまったら修復は難しいです。手垢の汚れだけを落とすことに集中しましょう。

3
クエン酸スプレーを吹きかけ、スポンジで磨き、水で流す

1、2の手順をクエン酸スプレーでも行います。クエン酸スプレーを使うことで、蛇口についた水垢の汚れを落とせますよ。

4
布巾で拭き取る

最後に、乾いた布巾で拭き取り、終了です。

蛇口の掃除については、こちらの記事でもっと詳しく解説しているので覗いてみてください。

洗面台掃除【キャビネット・照明編】

洗面台や蛇口を掃除したら、ついでに照明やキャビネットの掃除もしてしまいましょう。普段、なかなか掃除が行き届かないところではありますが、毎日使うところなので、簡単でも定期的に掃除することをおすすめします。

化粧道具でも洗面台は汚れていく

洗面台を毎日使えば使うほど、当然ですが汚れていきます。しかも、洗面台についた化粧道具はなかなか落ちませんよね。整髪料や化粧道具の汚れは、油汚れに分類されます。重曹とクエン酸を使って歯ブラシでこすり、きれいに落としましょう。

キャビネットを掃除しよう!

用意するもの

・ぞうきん3枚ほど
・中性洗剤
・ゴム手袋
・割り箸
・布(切れ端で可)

手順
 
1
キャビネットを空にする

キャビネットの中の小物を取り出していきます。ちょっとぐらいいいかな…と思っていると、汚れが残ってしまう恐れがあるので、全部取り出して掃除しましょう!

2
水拭きする

ぞうきんに中性洗剤を少しだけ染み込ませ、拭き掃除をしていきます。

3
細かいところも忘れずに!

ぞうきんが届きにくい角や端では綿棒が大活躍。あるいは、割り箸などの細い棒に布やティッシュを巻き付けて使ってもいいですね。

4
水拭きする

ぞうきんで水拭きをして、洗剤を拭いとります。洗剤の拭き残しがあるとニオイの原因になることもあるので、しっかり拭き取りましょう!

5
から拭きする

仕上げに、から拭きをして終了です。キャビネットはなかなか手が出しにくいところではありますが、1ヶ月に1回ぐらいは掃除することをおすすめします。

照明器具を掃除しよう!

用意するもの

・ぞうきん3枚ほど
・中性洗剤
・新聞紙
・ゴム手袋
・モップまたは、はたき

手順
 
1
床に新聞紙をひく

汚れ防止のため、床に新聞紙を敷きます。意外と汚れた水が垂れてくるので注意してください。

2
ほこりをはらう

モップやはたきで軽くほこりを落としていきましょう。

3
蛍光灯を外し、優しく拭いていく

蛍光灯や電球を外し、固く絞ったぞうきんでそっと拭いてください。ここではなにより優しさが大事です!汚れが取れない場合は、ぞうきんに少し中性洗剤を含ませて拭くといいでしょう。

4
から拭きする

乾いたぞうきんで、洗剤をぬぐい取りながら、から拭きをして終了です。キャビネットと同様、1ヶ月に1回ほどは掃除してあげるのがポイント!

洗面台掃除【洗面ボウル編】

とうとう来ました、洗面ボウルを掃除するときが。水垢黒ずみカビの集合体。目につきやすい汚れが溜まっています。そして、なんだか厄介そうなサビ排水口のぬめり……。これらにもクエン酸と重曹で立ち向かいましょう!

・水垢と黒ずみには、クエン酸スプレー
・カビとサビには、重曹ペースト
・排水口の臭いには、クエン酸と重曹のW使い

最後まで難しいことはしません。ゴールが近づいてきました!気合い入れていきましょう!

洗面ボウルの水垢と黒ずみ

水垢と黒ずみの汚れは工程が同じです。いっぺんにきれいにして、ささっと片付けちゃいましょう!

用意するもの

・クエン酸スプレー
・ラップ
・布巾
・重曹

手順
 
1
水垢と黒ずみにクエン酸スプレーを吹き付ける

クエン酸スプレーを水垢と黒ずみに吹きかけてきます。アルカリ性の汚れは、もっぱらここからスタートですね。

2
ラップを貼り付けて、しばらく放置

ラップを、隙間ができないように貼り付けます。2~3分この状態のまま放置したら剥がします。

3
布巾で拭き取る

乾いた布巾で水気を拭き取っていきます。2度目ですが、「きれいに乾かすまでが、洗面台のお掃除」です。

黒ずみがきれいに落ちていない場合は、研磨作用のある重曹を振りかけてから拭いてみましょう。ラップを貼り付けるクエン酸パックと重曹のタッグで、黒ずみをやっつけます。韻を踏んではないんです。

カビ・サビ

陶器の洗面台であれば、表面の目に見えるカビは、重曹で軽く磨くと取れるはず。重曹の研磨作用で優しく丁寧に落としていきましょう。

用意するもの

・重曹ペースト
・歯ブラシ
・布巾

手順
 
1
重曹ペーストを歯ブラシにとって、磨く

いつも歯磨きをするときに、歯磨き粉をつけるぐらいの量の重曹ペーストを、歯ブラシに乗せます。汚れている部分につけて、ゴシゴシしましょう。

2
水で流して、布巾で拭き取る

重曹を水で流して、乾いた布巾で水気を拭き取ります。「きれいに乾かすまでが、洗面台のお掃除」です。いい加減しつこかったですかね?このくだりは水に流してください。洗面台だけに。

排水口の臭い

排水口から嫌な臭いがすることありますよね。ここでは、消臭作用もある重曹を使って掃除します。

用意するもの

・重曹
・クエン酸

手順
 
1
重曹を排水口にふりかける

重曹を、粉のままふりかけていきます。量はあまり気にしません。ドカっといっちゃいましょう。

2
クエン酸を重曹にふりかける

重曹の上から、クエン酸をこちらも粉のままふりかけます。重曹とクエン酸という性質が相対する2つを混ぜると、ある化学反応が起きます。

3
水を少しづつ流して、発泡させる

水を少しづつ流します。すると…!2つの成分が化学反応を起こし、泡が発生します。この泡によって汚れが浮き上がり、落ちていくのです。

4
しばらく置いて、水で流す

泡が出たら、そのまま5~20分くらい放置すればOKです。最後に水で流して、終了です。

洗面台掃除【床編】

洗面台の掃除はまだまだ終わっていません。最後に、床の掃除が残っています。床の掃除にはこちらのアイテムがおすすめ。

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クイックルワイパー フロア用掃除道具 本体

フローリングのお宅なら、持っておくと便利なクイックルワイパーです。洗面台の下は水が飛び散ったり、髪の毛が落ちたりして、実は結構汚れています。こうした汚れをサッと一拭きしましょう。

洗面台汚れの予防法はコレ!

洗面台の掃除方法がわかったところで、最後に、洗面台の汚れの予防方法を見ていきましょう。

洗面ボウル

髪用リンスを乾いた布に含ませ、洗面ボウルに塗りつけます。油分がボウルをコーティングし、ある程度なら汚れを防止してくれるでしょう。

洗面台の本格的なコーティングについてはこちらの記事でも解説しているので、ぜひみて見てください。

曇り止めや撥水剤をスプレーすると、水垢のこびりつきを防ぐことができます。市販のスプレーで定期的に曇り防止を行いましょう。

プロに聞く!洗面台掃除の注意点

ここまで、洗面台をきれいにする方法をご紹介しました。水垢や黒ずみ、手垢などの汚れに悩んだら、参考にしてくださいね!

最後に「あなたのマイスター」では、洗面所クリーニングのプロに「洗面台を掃除するときに、やってはいけないことはなんですか?」と聞いてみました。たくさんのプロの方の意見の中から、一部を紹介します。

清風さん(大阪府)

ほとんどの洗面台の鏡には曇り止め防止、洗面ボールには汚れを付きづらくするコーティングをしています。研磨剤入りのメラミンスポンジで強く擦ったりするとコーティングが取れ、傷がついてしまうので、極力柔らかいスポンジを使うことをおすすめします。もし、スポンジでは汚れが取れず、メラミンスポンジを使う場合は、優しく擦って清掃しましょう。

ハウスウォッシュ ブルーポート 本店さん(東京都)

水垢が取れないからといって硬いもので擦ると、陶器もそうですが、蛇口は傷だらけになってしまいます。そうなると、さらに汚れが付きやすくなり見た目も悪くなってしまうので、気をつけてください。それから、陶器は硬い鈍器のようなものを落とすと割れてしまうので、ご注意を。

プロの業者さんが共通して言っていたのは、とにかく「強くこすらない」ということ。確かに、汚れがなかなか落ちないと、力を入れてゴシゴシしたくなりますよね。しかし、それは絶対にNG。傷をつけないように気をつけましょう。

「あなたのマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。自分でお掃除するときも、ハウスクリーニングをお願いするときにも役立つはず!

プロに掃除を頼むメリットは?

今回、洗面台掃除について詳しく解説したものの、自分でやるのが億劫な方はプロに任せてしまってもいいかもしれません。年数が経った汚れは自分では落とせないことも多々ありますし、洗剤や道具を揃える負担もあります。その点、プロならまるっとおまかせできます!

では実際にプロに仕事を依頼した人たちの目線でその仕事の実体はどうなのか…?ここで少しユアマイスターに寄せられた口コミをご紹介していきます!

住み始めて10年以上経過し、自分で掃除をしてもスッキリせず、中々取れなかった黒ずみや茶色の汚れ等、見違えるほど綺麗にしていただきました。以前、別の箇所をクリーニングしていただき、その際もとても丁寧でしたが、今回の女性の方もとても丁寧な方でした。また機会がありましたらぜひお願いしたいと思っています。この度はありがとうございました(^^)
入居前に洗面台の清掃をお願いしました。洗面台と言うより洗面所全てを掃除していただき換気扇までとても綺麗になりました。施工前の写真も撮っていただきビフォーアフターも見せていただきました。 頼んで良かったです!また機会があればお願いしたいです。

さらに、洗面所クリーニングの口コミにはたくさんの実体験が寄せられています!ぜひ一度ご覧になってみてください。

まとめ

毎日使う場所である以上、どうしても汚れは溜まってしまいます。きれいな状態を保つには定期的なお掃除が必須です。洗面台の掃除はクエン酸重曹を使うこと、またサビや頑固な汚れは、重曹の研磨作用を使って落とすのがカギ!

しかし、どうしても落ちない気になる汚れがある場合は、ハウスクリーニングの業者さんに依頼することもできます。無理して強く擦ったりせず、プロの技に任せるてみるのも一つの手かもしれませんね!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してださい。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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