カラスの駆除は業者に依頼で安心!家に寄せ付けない方法とは?
鳥の中でも大きなカラスは近くにいると恐怖を感じる存在ですね。都会ではゴミを荒らされるなどカラスによる被害もよく耳にします。ゴミのほかにも鳴き声や糞などの被害でお困りの方もいると思います。今回はカラスの駆除について解説します。カラスを撃退するおすすめアイテムも紹介するのでカラスでお困りの方は参考にしてください!
カラスを捕獲や駆除はNG!鳥獣保護管理法により禁止
カラスによる被害を受けた場合、早急に捕獲や駆除をしたいと思いますが、野生のカラスの捕獲や殺生は鳥獣保護管理法により禁止されています。自分でカラスの退治のために罠を仕掛けたり、エアガンなどで捕獲や駆除することはできません。
野生のカラスの捕獲や駆除をしたい場合は、国や自治体から「有害鳥獣捕獲の許可」を受けている団体や事業者に依頼をする必要があります。違反が認められた場合は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられることもあるのでご注意ください。
カラスによる被害
日本で日常的に見られるカラスは「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」です。どちらも1年中見られ、とても賢く用心深いカラスで、時には人に危害を加えることもあります。
ゴミを漁る
都会ではカラスのエサとなる生ごみが豊富にあり、カラスがゴミ収集所や家庭のゴミ置き場を漁る被害は多く見受けられます。カラスにより散乱した生ごみは処理にも手間がかかり、衛生的にも悪影響を及ぼします。
騒音被害や糞害
カラスは秋から冬にかけてそれぞれの群れが集まり、ねぐらを共有します。そのためカラスが集まる場所では騒音や糞害が発生します。電柱の上にカラスが巣を作り、停電が起こるケースもあります。
ベランダへの侵入
カラスは巣作りの材料になるものを探すため、ベランダや庭先に侵入することがあります。針金ハンガーやポリエチレンの紐などをとったり、ペットのエサを狙う場合もあります。
農作物や家畜の被害
カラスは農作物を荒らしたり、ビニールハウスに穴を開けたりすることもあります。家畜に被害を及ぼしたり、カラスの雑菌により家畜が感染症を起こすケースも報告されています。
繁殖期には人を襲うことも
カラスの繁殖期は3月~7月頃です。4月下旬ごろから卵を産みヒナが巣立つまで1か月程度の間、親カラスはヒナを守るために警戒心が強くなり、威嚇をしたり、攻撃することがあります。
家庭でできるカラスの退治方法
直接的にカラスを駆除することはできませんが、視覚や聴覚で危険を感じさせ、カラスが寄り付かない対策をしてカラスを追い払うことができます。
光で撃退する
カラスは強い光が苦手です。CDなどキラキラと光の反射するものを設置することでカラスを撃退することができます。またLEDライトやペンライトなどで撃退する方法もあります。ライトを使う際は人に向けたり、近隣に向けて当てないように注意して行ってください。
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光を乱反射させてカラスを撃退するアイテムです。
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カラスがまぶしく感じるヒトデに含まれているサポニンという成分を使った撃退アイテムです。
鳥の置物を設置する
カラスの天敵である「トンビ」「フクロウ」「オオタカ」などの置物を目立つ場所に置くことでカラスが寄り付かなくなります。ただし、カラスは賢いので、設置場所をこまめに変えるなどの工夫も必要です。
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本物のフクロウのようなカラス撃退用の置物です。首は風などにより横に360度、上下にも傾きます。
カラスが飛来する場所に剣山を設置する
カラスが決まってとまる場所がある場合にはバードスパイクと呼ばれる剣山を設置するのもおすすめです。バードスパイクを設置した場所にはカラスがとまることがなくなるので、飛来防止になります。ただし、賢いカラスはバードスパイクがない場所にとまるようになることもあるので、他のアイテムと組み合わせて使うとより効果的です。
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屋上、ベランダ、手すり、TVアンテナや洗濯物干しなど様々な場所に簡単に設置可能です。スパイクの先端はフラットでカラスを傷つけずに撃退します。
ネットを設置する
カラスが見分けられる色は「赤・青・緑」の三原色と「紫外線」と言われています。ゴミ収集所などでは紫外線をカットするネットを使用すればカラスが寄り付くことがありません。
紫外線がカットできるネットでなくても、ゴミをネットで覆うことでゴミを荒らすのを防ぐことができます。隙間があったり、風でめくれてしまうとカラスはその隙間から入り込んでしまうので、設置の際はしっかりとネットをかぶせることが重要です。
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カラスの口ばしを通さない細かい網目のネットです。
カラス駆除は専門事業者に相談!
頭のいいカラスは対策をしても被害が収まらないことがあります。家の敷地内などに巣ができてしまうと人に危害を加える恐れもあります。カラスを完全に駆除したい場合には専門の駆除業者に依頼をしましょう。
また、電線や電波塔にカラスの巣を見つけた場合は、火災や停電を引き起こす恐れがあるため、電力会社に連絡してください。
まとめ
カラスは鳥獣保護法に守られているので、許可なしに自分で駆除することはできません。まずは、家庭でできるカラス除け対策で、カラスが家に寄り付かないようにしましょう。カラスの被害が収まらないときは、専門業者に駆除の相談をすることをおすすめします。