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更新日: 2024年12月9日

ブルーベリーの剪定時期は夏と冬の2回?失敗しないための剪定の仕方や注意点を解説

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ブルーベリーの剪定について解説します。ブルーベリーはどの時期に剪定すべきなのか、そもそも剪定しないとどうなってしまうのか、そして剪定するときにおすすめのグッズ剪定の仕方も解説していきます。切る必要のない枝まで切りすぎてしまった…などという失敗をしないためにも参考にしてみてください。

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ブルーベリーの剪定はいつするべき?

まずはブルーベリーの剪定に関する基本情報から確認していきましょう。ブルーベリーはいつどの時期に剪定すればいいのか、そもそも剪定しないとどうなってしまうかをチェックしていきましょう。

ブルーベリーの剪定は夏と冬の2回!

ブルーベリーの剪定は夏と冬のそれぞれ1回ずつ、計2回必要とされています。具体的にいうと、

夏:6月下旬
冬:11~2月

です。

ブルーベリーを剪定しないとどうなる?

ブルーベリーを夏と冬にそれぞれ剪定するのには理由があります。夏はブルーベリーが成長する季節。ここで剪定を怠ってしまうと風通しが悪くなり、病害虫に侵される可能性があります。

一方で冬は、ブルーベリーにとって休眠期。あまり成長はしない時期です。しかしこの時期に剪定を怠ると必要以上に実を実らせてしまい、ブルーベリーの樹自体を弱らせてしまうことに。ブルーベリーの樹を大切に、何年も育てていくためには冬の剪定も大切です。

ブルーベリーを剪定するときの2つのポイント

ブルーベリーの剪定の仕方をチェックする前に、まずは剪定のときに気をつけておきたいポイントを2つ紹介します。

剪定の仕方はブルーベリーの年数によって変える

ブルーベリーの剪定の仕方は、年数によって変える必要があります。1~2年、3~4年、5年以上と、それぞれ剪定の目的が違うので注意しましょう。

「生育途中で買ってきたからわからない…」という場合は、だいたいの大きさで判断しましょう。30cmぐらいなら1~2年、60cmもないぐらいなら3~4年、それより大きくなれば5年以上です。

剪定に適した道具を選ぶ

剪定するときにはその植物の剪定に合った道具を用意しましょう。ブルーベリーの剪定で必要なのは「剪定ばさみ」と「軍手」です。

剪定ばさみ

ブルーベリーの剪定をするときには、片手で持てるサイズで清潔な剪定ばさみを用意しましょう。きちんとした太さのある枝でも切れるものが必要です。樹を切る用でない普通のはさみだったり、とても安いはさみだったりすると、必要以上に力を入れることになり、かえって樹を傷めてしまう可能性があります。

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こちらはラチェット式といって、一般的なはさみの3分の1の力で枝を切ることができる剪定ばさみです。細い枝から太い枝まで、さっくりと簡単に切れるので、園芸をする方ならひとつ持っていると便利です。耐久性があり、軽くて使いやすいはさみです。

軍手

剪定のときに必須なのが軍手です。手を傷つけないように、必ず軍手をはめるようにしましょう。

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軍手といっても簡易的なものではなく、「切れない手袋」と謳われている、防刃加工がされている軍手がおすすめです。剪定は刃物を使う作業。万一に備えてしっかりとした軍手を用意しましょう。またこの手の軍手は園芸だけでなく、DIYやアウトドア、さらには災害時にも活躍してくれるので、ひとつあると何かと活躍してくれます。

ブルーベリーの剪定のやり方を季節別・年数別に解説

ここからはブルーベリーの剪定の仕方を季節別、そして年数別に解説していきます。夏と冬、そして年数によって剪定する目的が違うので目安にしてみてください。

冬の剪定方法

1~2年は実はつけないための剪定

1~2年の若いブルーベリーには、実をつけてはいけません。理由はまだ小さい苗木に実をつけさせてしまうと、実に栄養がいきすぎてしまい、ブルーベリーの樹自体が枯れてしまうからです。

そのため1~2年のブルーベリーは

花芽のついている先端を数cm

だけ切りましょう。花芽とは枝の先端あたりにつくぷっくりとしたもの。花芽が大きくなり花を咲かせると、そこにブルーベリーの実を実らせます。その花芽を枝と一緒にぜんぶ切り落とし、実らせないよう剪定します。

3~4年は大きい粒を取るための剪定

3~4年のブルーベリーにもなると、だいぶしっかりとした樹になってきます。ただしその分、剪定すべき枝が増えるのでしっかりと時間を確保しましょう。ここで切るべき枝は

・根元から出ている枝(シュート)
・混み合っている枝(交差枝)
・横に伸びている枝(平行枝)

の3つ。これらは根本から切ってしまって大丈夫です。そして花芽は、

・細くて小さい花芽はとる
・太くて大きい花芽は残す
・1つの枝に花芽は多くても3つまでしか残さない

を意識して剪定しましょう。

5年からは、古い枝を切って実の数を調整するための剪定

もうかなり大きくなって、枝もしっかり太く成長した5年以上のブルーベリーは、古い枝を切ることと実の数を調整するための剪定になります。切る枝は、

・古い枝
・傷ついた枝
・上に向かって伸びた細い枝(徒長枝)

しっかりと太い枝の本数が、8~10本になるまで、いらない枝は根元から切ってしまいましょう。そして花芽は、

・ついていた数の半分以下に減らす

を意識して剪定していきましょう。

夏の剪定方法

ここからは夏の剪定方法を解説していきます。夏の剪定に関してはとくに年数は関係ないので、どのブルーベリーもこの方法で剪定していきましょう。切る枝は、

・内側に向かって生えている太くて強い枝
・メインの株からではなく株元から生えてしまっている細い株
・メインの株ではなく成長してしまった株

これらは根元から切り落としましょう。イメージは混雑して風通しが悪くなっているところをすっきりさせるという感じ。病害虫の予防になるので、ぜひやってみてください。

ブルーベリーの剪定のコツや注意点は?

初めての剪定は誰でも不安なもの。しかし、ブルーベリーは強い植物なので、もし間違えても大きな心配はいりません。剪定は何回か経験すれば、コツが掴めるようになるので諦めずに挑戦していきましょう。

ブルーベリーの剪定のコツ

ブルーベリーは先ほども紹介したように、季節ごとに剪定の仕方を変えるのがポイントです。

夏の剪定のコツ

夏は植物がよく成長する季節。枝の伸びが良いので、思い切って切り落としても問題ありません。風通しを良くすることを考えると、一度だけでなく、夏の間に追加の剪定をしてもいいぐらいのイメージです。

冬の剪定のコツ

ブルーベリーは新芽にしか花芽がつかない植物。そのため冬の剪定時には、基本的にはありません。ブルーベリーの樹全体を見ながら、元気がない枝、古くなってきた枝を切っていきましょう。とくに1~2年目の若い木は、将来に向けて幹や枝を成長させるためにも、花芽を減らすことを意識しましょう。

ブルーベリーの剪定の注意点

ブルーベリーを剪定するときに注意したいのが、「花芽をベストな数で残す」こと。花芽を切るのは大事なのですが、花芽のついている枝を切りすぎてしまうと、当然ですがブルーベリーの収穫量も減ってしまいます。逆に、枝を残しすぎても実をつけるためのエネルギーが減ってしまいます。

ちょうどいい量で残すには、樹全体の花芽の数をイメージするのが大切。花芽の数は、成木全体で200個くらいが目安とされているので、剪定の参考にしてください。

ブルーベリーの育て方

最後に剪定できたブルーベリーをきちんと育てるための、お世話の基本を紹介しておきましょう。ここからは「土作り」「水やり」「肥料」の3つに分けて解説していきます。

土作り

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ブルーベリーは酸性の土を好みます。とくにハイブッシュ系のブルーベリーにはぴったりの土。ブルーベリーは用土のpHの調整が難しいのでおすすめは専用の用土を購入すること。こちらの商品はたっぷり14L入りです。

水やり

ブルーベリーは乾燥に弱い植物。たっぷりと水やりをしてあげることが大切です。鉢植えのときと地植えのときで変わってくるのでそれぞれ解説していきます。

鉢植え:夏は毎日、それ以外の時期は2~3日に1回
地植え:だいたい2週間に1回、晴れが続いたら頻度を増やす

これくらいの頻度で水やりをしましょう。ブルーベリーの様子や量を見て、頻度は調整しても問題ありません。

肥料

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ブルーベリーに必要な肥料は、リン酸・カリ・窒素の3つです。この3つがだいたい同じくらいの割合で入っているものを、年に3~4回与えましょう。

土と同じで、肥料もブルーベリー用のものを使うと簡単です。こちらはリン酸:カリ:窒素で8:6:6の割合で入っています。大きく成長して、甘い実がついてくれると評判の商品です。

ブルーベリーは挿し木で増やすこともできる!

ブルーベリーは挿し木で簡単に増やせます。たくさんのブルーベリーの実を収穫したい、花を楽しみたい、という場合は挿し木にチャレンジしてみましょう。

挿し木とは?

挿し木とはブルーベリーの枝を土に挿して増やす方法です。土に植えた枝から新しい根が根づき、再び大きく育ちます。しかし挿し木を行うのはどの枝でも良いわけではなく、挿し木の方法も植物によってさまざまです。

ブルーベリーを増やすなら、ブルーベリーに適した挿し木のやり方を覚えておきましょう。

ブルーベリーを挿し木で増やす方法

ブルーベリーの挿し木には、2つの方法があります。それが、

・休眠枝挿し
・緑枝挿し

の2つです。ブルーベリーは夏と冬の2回剪定を行うと解説しましたが、冬の剪定でカットした枝を使用するのが「休眠枝挿し」です。冬の間は枝を保管し春に温かくなってから挿し木を行います。また春の枝を切り取って、そのまま挿し木する方法もあります。

もう一つが夏に行う「緑枝挿し」です。夏の剪定のタイミングは、枝の成長がストップする時期。この時期に挿し木を行っても、ブルーベリーを増やせます。

2つの方法がありますが、ブルーベリーの場合は休眠枝挿しが一般的。ここでは、冬にカットした枝から挿し木する方法を紹介します。

手順
 
1
冬の剪定を行う

冬の剪定方法は、先ほどお伝えしました。その中でも、太くしっかりと伸びている枝を挿し木に使用しましょう。植える際には短く切りますが、この段階では長いままにしておきます。花芽がついている部分は、カットしておきましょう。

 
2
春まで枝を休眠させる

枝が乾燥しないように、濡らしたキッチンタオルやガーゼなどで包み、ポリ袋に入れて冷暗所に保管しましょう。冬場の暖房が気になる場合は、野菜室保管がおすすめです。

 
3
枝を短くカットする

3月から4月にかけてがいよいよ挿し木のシーズンです。保管しておいた枝を取り出し、10~15cmくらいの長さにカットします。水を良く吸うように、切り口部分は斜めに切っておいてください。カットした後はすみやかに水へつけて、乾燥を防ぎます。

 
4
鉢に刺す

ブルーベリー用の土を入れた鉢へ、カットした枝(挿し穂)を挿していきます。事前に土へ、たっぷり水を含ませておきましょう。挿す範囲は、枝の1/3程度が隠れるぐらいです。枝ごとに約5cm間隔にしましょう。

 
5
大きな鉢に植え替える

挿し木をしてから3ヶ月ぐらい経つと、根がしっかり生えてきます。枝ごとにそれぞれ鉢を用意して、成長をゆっくり見守りましょう。大きく育ったら、先ほど紹介した方法で剪定してあげてください。

コツを押さえておいしい実を収穫しよう!

今回はブルーベリーの剪定方法を紹介しました。育てるのが難しそうに見えるブルーベリーですが、専用の用土や肥料などがあるので実は意外と簡単。剪定も一度慣れてしまえばサクサクと作業できるようになり、よりブルーベリーへの愛着も湧いてきます。ぜひおいしい実を収穫してください。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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