大掃除最終日は床!使う洗剤と最低限やっておく場所とは?【お掃除エブリデイ10日目】
毎日お届けしてきた「お掃除エブリデイ」の10日目!最終日は、年末に無視するわけにもいかない床掃除をやり切りましょう!床用クリーナーシートだけでは落ちない汚れの落とし方、家の中でも重点的にやった方がいい場所を紹介します。
目線を低くすると見えてくる床の汚れ
「床ってそんなに汚れているかなぁ。たまに掃除機をかけてるし」と思いたいところですが、人間の目線はこのようにかなり高い位置ですよね。これでは床の汚れを正しく認識できません。
そこで、猫の目線になってみましょう。普段は見ることのない世界線が広がっているはず…。
写真ではわかりにくいですが、こうして床に這いつくばってみると、全体的にうっすらと汚れていて、部分的にくすんでいる箇所も見えます。おそらく足裏の皮脂が床につき、そこにホコリが付着して…という感じでしょう。うーん、面倒だけどやっぱり床掃除をするしかない!
ちなみに、掃除の基本は「上から」です。床掃除の前に高いところのホコリ落としをしておくといいですよ。
床を効率良く掃除する方法
床掃除に使うのは市販のクリーナーシートで良いかと思います。ポイントは、ワイパーにシートを2重で装着すること!掃除中に汚れたら取り替えて…といちいちやるのが手間ですからね。
汚れた1枚をワイパーから取ったら、捨てる前に、巾木(はばき)や床の隅を軽く拭き取っちゃいましょう。
こういうところは普段が手が回らないですよね。ホコリや食べカスが溜まりがちです。
食器洗い用中性洗剤で皮脂汚れを落とす!
今年は暑い日が続いたので、素足で家の中を歩く期間も長かったことでしょう。足裏の皮脂が床に残ると、そこにホコリやキッチンからの油が付着し、軽い拭き掃除では落とせない汚れになってしまいます。
床掃除に洗剤を使うなら、食器洗い用の中性洗剤でOK!「お掃除エブリデイ」の9日目で“薄め液”を作りましたよね?あれを活用していきましょう。作り方は簡単で、スプレーボトルに入れた水に中性洗剤をワンプッシュほど溶かすだけ。
この中性洗剤の薄め液を床に吹き付け、しっかりと腰を入れて拭いていきます。
みんな大好きウタマロクリーナーも床掃除に使えますよ。
洗面器の水に2プッシュぐらいを入れて薄めたら、スプレーボトルに入れて使ってもいいし、雑巾に含ませて絞ってから拭いていくのもいいですね。ジュースのこぼし跡、調味料の液ダレでカピカピになっているところなど、落としにくい汚れは雑巾の方がしっかり掃除できるでしょう。
ここだけはやろう!床掃除の重点箇所4つ
年の瀬の忙しい時に家全体の床掃除なんてやっていられない!無理!ということなら、4箇所だけに絞ってみるのはどうでしょうか。
1 キッチンのコンロ前
まずはキッチン。コンロ付近の床は油ハネで汚れています。放っておくと床が黒ずんでくるし、何とも言えない油の臭いがするように…。食器洗い用中性洗剤かウタマロクリーナーの薄め液を使いたい箇所です。
2 脱衣所のお風呂のドア前
意外と汚れるのが、お風呂場のドア付近や脱衣所、洗面所の床です。
まず大前提として裸足で歩くことの多い場所。シャンプーや洗剤を詰め替える時に垂れたり、化粧品が液ダレしたりして、皮脂や垢と混ざり合って落としにくい汚れになってしまいます。バスマットを敷いていても、結局その下が汚れていたりするので、しっかり拭き掃除をしておきましょう。
3 トイレの床
トイレの床は尿の飛び散りによって汚れと臭いが付着している場所。一年間お世話になったトイレなので、手間を惜しまずきれいに拭き掃除しましょう。
4 玄関のたたき
新年を迎え入れる、福を招き入れるという意味で玄関もきれいしておきたいですよね。靴裏の泥や外からのチリで結構汚れているはず。
さて、床掃除もここまでできたら年末の大掃除としては申し分なし!
小掃除の積み重ねが大掃除
12月30日や31日に重い腰を上げて大掃除を始めてしまうと、お正月を迎える前に疲労困憊。何なら途中で挫折してしまうかもしれません。掃除の前に片付けや捨て活を…と物を広げて、かえって部屋が散らかってしまうこともありますよね。
一度に大掛かりな掃除をするのではなく、1日に15分でいいから、普段やらない箇所を“小掃除”すると、「あれ?なんか家がきれいになった?」と実感できることでしょう。
10日間の「お掃除エブリデイ」のシリーズのできそうなところから試して、きれいな部屋で良いお年をお迎えください。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してださい。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。