日立冷蔵庫の製氷機の掃除方法を詳しく解説!定期的なお手入れの方法
冷蔵庫の自動製氷機能は、タンクに水を入れておくだけで自動で氷を作ってくれるから便利ですよね。しかし忘れてはいけないのは自動製氷機のお手入れ!直接口に入れる氷だから必ず衛生面で気をつけておきたい場所です。今回は、日立の冷蔵庫の製氷機のお掃除について詳しく解説します!
製氷機のお掃除はなぜ必要?
製氷機は、サッと拭き掃除ができる冷蔵庫内と違ってパーツを取り外す必要があり、多少手間がかかります。目につかない場所なので、製氷機を掃除をしないまま使っている人もいるかもしれません。
しかし、製氷機の掃除を怠ると、タンク内にヌメリが発生したりカビが生えてしまうことがあります。給水タンクのある冷蔵庫内は、湿度が高く常に水がある状態なのでカビが生えやすい環境。ヌメリやカビがある状態で使用していると、汚れた氷を口にしてしまうことに…。
また、ヌメリが製氷機の管につまると故障の原因ともなるため、自動製氷機は定期的な掃除が必要なのです。
日立の冷蔵庫の自動製氷機の特徴
日立の冷蔵庫は、自動製氷機も日常的なお手入れがしやすく開発されています(※)。給水タンクから製氷皿に直接給水する「ダイレクト給水式」を採用している機種が多く、パイプに水が残りにくく、ヌメリやカビの原因を抑える仕組みになっているのです。
また自動的に製氷皿や給水路を水洗いする「製氷おそうじ」機能が備わった機種では、ポンプやパイプのお手入れが不要!
※冷蔵庫の機種により機能が異なります。
自動製氷機の掃除方法
お手入れの頻度
給水タンクや浄水フィルターのお手入れの目安は週に1回理想的です。水道水以外の水(ミネラルウォーターなど)を使っている場合は、殺菌作用のある塩素が含まれていないので、3日に1回を目安に掃除をすることが推奨されています。
そして浄水フィルターは3~4年に1回を目安に交換が必要です。浄水フィルターに取れないヌメリやカビが発生した場合は、交換時期にかかわらず取り替えましょう。
給水タンク・浄水フィルターのお手入れ方法
給水タンクや浄水フィルターは基本的に水洗いだけで問題ありません。洗剤や漂白剤は使わずに、水道水で洗い流すようにしてください。パーツを取り外した後、やわらかいスポンジを使って水洗いしましょう。硬いブラシを使ったり、こすり洗いをすると傷ができ、汚れが付着する原因となるので要注意。
浄水フィルターはスポンジを使わず、水洗いのみで掃除をします。掃除のあとはしっかり乾燥させてください。
高温のお湯を使用したお手入れや煮沸消毒は、給水タンクが変形する恐れがあるので不可。パッキンがきちんと取り付けられず、蓋が閉まらなくなってしまいます。
製氷皿の掃除方法
製氷皿が取り外せるタイプの場合、製氷皿ごと洗うことができます。給水タンクや浄水フィルターと同じく基本的に水で洗い流すでOKです。1年に1~2回程度を目安に水洗いしましょう。
製氷皿の掃除は、操作パネルで「製氷停止」を選択して自動製氷を停止してから製氷皿を取り出します。製氷を停止せずに製氷皿を取り出してしまうと、給水機より製氷ケースに直接水が流れてしまうおそれがあるので注意してください。また、掃除後には忘れずに「自動製氷」を開始させましょう。
※冷蔵庫によってお手入れ方法は異なるので、必ず取扱説明書を確認してください。
「製氷おそうじ」機能を使用する
「製氷おそうじ」とは、給水タンクの水を使って製氷皿や水の通り道を水洗いし、製氷室を自動的にお手入れする機能です。自動製氷機を1週間以上使わなかったときなどは製氷前に使用しましょう。
「製氷おそうじ」機能が作動している間はアラーム音がでます。途中で止めることはできません。「製氷おそうじ」後には製氷ケースに水が溜まっているので、引き出す時はタオルなどを用意して開けてください。
冷蔵庫で氷を作らない期間の対策
冬場などで氷を作らないときは、自動製氷機のスイッチを「製氷停止」にしておきましょう。使用頻度が低く、水が循環しない環境のまま長く放置をしておくと、ヌメリやカビが発生する原因となります。給水タンクの水を抜き、水洗いをして、よく乾かしたあと、冷蔵室にセットをしておきましょう。
まとめ
自動製氷機は普段は目につかないところですが、定期的なお掃除が必要です。掃除は、基本的に水洗いで大丈夫です。直接口にする氷なので常に衛生的にしておきましょう!
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