冷凍庫の臭いはアルコール除菌でスッキリ!おすすめ消臭剤3選も必見
パンやお肉など、食品の長期保存に便利な「冷凍庫」。
(冷凍しとけば、多少賞味期限を無視してもなんとかなる、気がする…。)
しかし、長期間冷凍していた食材は、いざ食べようとした時になんだか変な臭いがして美味しくないってことがよくありますよね。
ひどい時には、冷凍庫を開けただけで、あの嫌な臭いがしてくることも…。
そんな冷凍庫の臭い、どうやったらスッキリ消臭することができるのでしょうか?
今回は、冷凍庫の臭いの原因と、その対処法を紹介していきます。
冷凍庫の臭いの原因になる3つのこと
なぜ、冷凍庫は臭くなってしまうのでしょうか?
まずは、臭いの原因となっていることを紹介します。
食材自体の臭い
臭いが強い食材が、冷凍庫の臭いの原因になることがあります。
例えば、キムチやブルーチーズを冷凍する時には要注意。
また、たくさんの食材を冷凍庫にしまっている場合、いろいろな食材の臭いが混ざり合って、さらに臭いレベルがパワーアップしていることもあります!後ほど紹介しますが、食材はしっかり密閉してからしまうようにしましょう。
臭いが強い食材でなくても、冷凍庫の中で劣化することで、臭いの原因になってしまうことがあります。
劣化というのは、いわゆる「冷凍焼け」のことです。「冷凍焼け」(フリーズドライ現象)とは、食材を長期間、冷凍保存することによって、食材の味や食感、色が変わってしまう現象です。
「冷凍焼け」してしまった食材は、美味しくないだけでなく、臭いの原因でもあるということですね!
ビニールやプラスチックの臭い
冷凍するときに、ポリ袋などのビニールを使っている方、要注意です。
ビニールやプラスチックを長期間冷凍庫の中に入れておくと、その臭いが冷凍庫に溜まってしまいます。
食材を密閉するには便利なビニールやプラスチックですが、入れっぱなしにしないように注意しましょうね。
庫内の汚れによる臭い
一番怖いのが、庫内の汚れです。
庫内や製氷皿は、綺麗なように見えて、実は雑菌が繁殖しています。
特に自動霜取り機能が付いている場合、霜取りのために定期的に温度が上がるため、雑菌も繁殖しやすいと言えるのです!
こまめにお掃除して、除菌することが大切です。
冷凍庫の臭いの主な原因は以上の3つです。
実際に冷凍庫の臭いが気になる時には、いろいろな原因が重なり合っている場合がほとんどです!どれか1つが原因だったということは、ほとんどありません。
消臭のためには、原因を1つずつつぶしていく必要があります。
冷凍庫の臭いの原因を撃退する方法
いよいよ、冷凍庫を消臭する時がきました!
冷凍庫の臭いが気になった時は、ここで紹介する2STEPで消臭していきましょう!
《STEP1》古い食材を処分する
まずは、冷凍庫にある食材を確認してください。
1ヶ月以上放置されている食材は、処分しましょう。
すでに紹介した通り、長期間、冷凍庫に入れっぱなしだと「冷凍焼け」によって、食材が劣化します。1ヶ月以上経ったものは、調理しても美味しく食べられませんよね。
できれば、冷凍してから10日以内に食べきるようにしましょう!
《STEP2》庫内の掃除
つづいてやってほしいのが、庫内の掃除です。お掃除方法を紹介します!
用意するもの
・クーラーボックス
・食器用中性洗剤
・スポンジ
・アルコールスプレー
・キッチンペーパー
手 順
1. コンセントを抜く
コンセントを抜いておけば、冷凍庫のお掃除がしやすいです。
電源が入ったままお掃除したいときは、冷凍庫の中を何箇所かに分け、1箇所ずつ短時間で綺麗にすればOKです。
2. 食材を全部取り出す
冷凍庫を空っぽにするため、食材はすべてクーラーボックスなどに移します。
3. (汚れが特に気になるときは)棚や引き出しを取り外し、丸洗いと除菌をする
冷蔵庫の棚や引き出し、製氷皿などは、冷蔵庫の種類によっては取り外すことができます。
取り外せるものは全て外し、食器用中性洗剤とスポンジでゴシゴシ洗っていきましょう。
洗い終わったら、しっかり乾かし、アルコールスプレーで除菌します。
しかし、丸洗いするのはちょっと大変。目立った汚れがない場合は、取り外さず、ささっと除菌するだけでOKです。
4. アルコールスプレーで庫内の掃除・除菌をする
キッチンペーパーにアルコールスプレーを吹き付け、庫内全体を拭き掃除していきます。
お掃除も除菌も一気に終わります。
5. 棚、引き出し、食材を元に戻す
取り出したものを全て戻して、お掃除は完了です!
取り出す前に、次に紹介するような方法で食材をしっかり密閉しておくのがおすすめですよ。
冷凍庫のお掃除は3ヶ月に1回程度行うのがおすすめです。食材のチェックもできるので、一石二鳥ですよ。
今回は、冷凍庫のお掃除方法を紹介したわけですが、冷蔵庫もしっかりお掃除する必要があります。
こちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。
あわせて読みたい
臭いを予防できる冷凍庫の使い方
冷凍庫の嫌な臭いを予防する方法を紹介します!冷凍庫の使い方を工夫することがポイントです。
食材を密閉する
冷凍庫に食材をしまうときは、しっかり密閉しましょう。
サランラップで包むだけでは、ダメなんです。ジップロックやタッパーを使ってください!
ジップロックを使うときは、先にラップで包んでから入れるのがおすすめです。ジップロックを繰り返し使えるようになるので、環境に優しく、節約できます。なるべく空気を抜いてからしまうのもポイントです。
また、もっと本格的に密閉したいという時には、家庭用の真空パック器を使うのがおすすめです。
真空パックにすることによって、鮮度・美味しさ・栄養が長持ちします。冷凍するときに真空パックにすると、食材に霜が付きにくくなり、臭い移りも抑えられます!よく作りおきをするという方には、特におすすめですよ!
無駄な開け閉めを控える
冷凍庫の開け閉めは、直接臭いとは関係がないように感じますよね。
むしろ、頻繁に開ければ、その分空気が循環して、臭いも改善されるのではと思う方もいるかもしれません。もちろん、そんなことはありません!
冷凍庫を頻繁に開け閉めすると、庫内の温度が上がってしまいます。
そのとき、食材は少し溶けます。そのあと、また凍ります。溶けたり、凍ったりを繰り返すことで、食材は干からびた状態になってしまうのです。劣化した食材は、臭いの原因です。
冷凍庫を無駄に開け閉めすることがないように、気をつけましょう!
消臭剤を使う
冷凍庫の臭いを予防する最も手っ取り早い方法は、消臭剤を置くことです。
ここでは、おすすめの消臭剤を紹介します。
おすすめの商品
ゼリー状の炭が臭いを吸着してくれる消臭剤です。ゼリーが小さくなったら交換サイン。とってもわかりやすいですよね。効果は、だいたい5~6ヶ月程度持続します。こちらの商品に使用されているのは、和歌山県の紀州備長炭で、消臭力はお墨付きです!
おすすめの商品
1つめの商品と同様、炭の力で冷凍庫の臭いを消す消臭剤です。こちらの商品の特徴は、「形」です。奥行き1.8cmで、とってもスリム。冷蔵庫の中に入れておいても邪魔になりません。立てても、寝かせても使えるというのも嬉しいですね。
おすすめの商品
最後に紹介するのは、可愛い卵型の珪藻土です。脱臭、調湿効果があります。天日干しすれば繰り返し使えるのも嬉しいですよね。とってもエコです。ただ、冷凍庫用の消臭剤ではないと言うというところに注意が必要。様子を見ながら使用してください。
まとめ
今回は、冷凍庫の臭いの原因とその対処法を紹介しました!
原因は、食材やビニール、汚れにあったのですね。定期的に冷凍庫の中を整理して、お掃除することが大事です。
冷凍庫が臭くなることを防ぐためには、
・食材を密閉する
・無駄な開け閉めを控える
・消臭剤を使う
などの方法があります。ぜひ今日から実践してみてくださいね。