
車のエアコンフィルターを自分で交換!脱臭・除菌で快適なドライブを
車に乗って暑い・寒いと感じた時、エアコンをつけますよね。
でも、風量が弱くて全然快適な運転ができない!
そんなときは、エアコンフィルターが原因かもしれません。
車のエアコンフィルターを新しくすると、エアコンの効きがぐっと良くなる可能性があるんですよ♪
業者さんに頼まなきゃ…。
お金がかかりそう…。
そんな風にお悩みの方!
実は、車のエアコンフィルターは自分で交換できるんです!
方法もとっても簡単で、初心者でも心配なしです!
そこで今回は、車のエアコンフィルターを自分で交換できる方法を伝授します!
そもそも、車のエアコンフィルターってなんのためにあるのでしょか。
この機会に確認してみましょう!
車のエアコンフィルターは一言でいうと、車内の空気をきれいにするために存在しています。
車のエアコンは、外気を取りこんで送風口から吐き出す仕組みになっています。
取りこむ外気には花粉やほこり、草、虫などが含まれているのでとっても汚れているんです!
雨に濡れてしまうとカビが発生することも…。
フィルターは空気を取り込むときに外気の汚れをキャッチしてくれるので、きれいな空気を車内に送ることができます。
覚えておきたいのは、車のエアコンフィルターは基本的に清掃ができないということ。
エアコンの調子が悪くなったら、交換しなければならないことを頭に入れておいてくださいね。
車のエアコンフィルターについて理解できたら、次は選び方をみていきましょう!
エアコンフィルターは大きく分けて2つ種類があります。
日産などの車メーカーから発売されている純正品と、デンソーなどの補修用品を扱うメーカーから発売されている社外品です。
ついている機能はどちらも変わりないため、費用を抑えたい方は社外品を選ぶといいかもしれません。
ディーラー、カー用品店、インターネットで約2千円~5千円で購入できます!
売られているフィルターについては分かったら、次は購入する基準について紹介します!
選ぶポイントは下の2つです。
車のエアコンフィルターの選び方は理解できましたね!
いろんな機能がついていましたが、交換するとどんな効果があるのでしょうか。
4つのメリットを紹介していきます!
フィルターを交換するといいことづくめでしたね!
次はいよいよ交換作業に入りましょう!
自分で作業するのが不安な方もいると思いますが、とっても簡単なので安心してくださいね。
それでは実践していきましょう!

デンソー(DENSO)カーエアコン用フィルター クリーンエアフィルター DCC1009 (014535-0910)
こちらはウイルス、排ガス臭、花粉、菌・カビ対策があるベーシックタイプのエアコンフィルター。
緑色のフィルター部分が、空気の汚れをキャッチしたり、繁殖する菌を抑える機能がついているんですよ。
グローブボックスとは、助手席の目の前に取り付けられている物入れのことです!
上の写真の中央に取っ手がありますよね。
ここを引いたら物が収納できます!
エアコンフィルターは、このグローブボックスの裏に隠れています。
まずはグローブボックスを開け、取り外す準備をします。
グローブボックスを開けたら取り外しましょう!
左右に固定するための爪があるので、片方ずつ外していきます。
この部品は樹脂でできていることが多く、力づくで外そうとすると割れてしまうため注意してくださいね!
グローブボックスを外したら、細長いカバーが見えます。
その中にフィルターが入っているので、カバーを外しましょう。
いよいよ新しいフィルターに交換!
古いフィルターを外し、新しいフィルターを挿入します。
向きがあるので確認してから入れましょう!
新しいフィルターを差し込んだら、フィルターカバーを元の位置に付けます。
最後に、グローブボックスを最初の位置に戻します。
これで交換作業は終わりです!お疲れさまでした!
交換作業おつかれさまでした!
車内がきれいな空気になりましたね。
作業は終わったけど、また交換する時はいつすればいいの?
という疑問があると思います。
基本的な目安としては下の2つです。
・エアコンフィルターを使用してから1年が経過
・走行距離が1万km
そうでなくても変なにおいがする、風量が弱くなったと感じたら交換のサインです。
あまり運転をしない人は、フィルターを見てから考えるといいでしょう。
ここまでは自分で交換する方法を紹介してきました。
それでも不安な方は、業者さんにお願いしましょう!
値段は車種によって様々ですが、純正品を扱うため約3千円~1万円かかり、自分で交換する場合と比べて高くなります。
そのお店で購入し、施工を相談してみるとタダで交換してくれる場合もあります。
不安な方は、業者さんに頼んでみるのも1つの手ですね!
車のエアコンフィルターは、基本的に清掃できず、交換するのが一般的です。 ですが、エアコンフィルターが汚れているけれど、どうしてもカーショップへ行く時間や費用がない……という場合もありますよね。
そんな時は、しっかり注意点を抑えた上で、セルフ洗浄にチャレンジしてみましょう。
助手席のグローブボックス奥にあるエアコンフィルターを取り出します。 グローブボックスの外し方は、説明書を確認してくださいね。作業がしやすいように、ワンタッチで外せる車種がほとんどです。
柔らかい毛のブラシで、エアコンフィルターの汚れを取り除きましょう。 水洗いは不安……という場合は、ここで作業を終えてもかまいません。
フィルターが入るサイズのバケツなどに、洗濯用洗剤をキャップ1杯程度溶かしたら、フィルターを1時間くらいつけ置きしましょう。洗剤の力で汚れが浮き上がってきます。つけ置きが終わったら、やさしい水流ですすぎ洗いを行ってください。
エアコンフィルターが濡れたままの状態では、カビや臭いの原因になります。 しっかりと乾燥させてから、定位置へ戻してください。
目次
車のエアコンフィルターってなんだろう?

どのエアコンフィルターを購入すればいいの?

・車のサイズに合ったもの
・空気清浄機能があるもの
それでは1つずつ説明していきます!
車のサイズに合ったもの
購入する前提として、車のサイズに合ったものを選びましょう! 自分の車の年式と型式は車検証でチェックします。 確認する時は、車検証に書かれてある ・「初度登録年月」 ・「型式」 を見てみましょう。空気清浄機能があるもの
花粉やPM2.5などの外気の汚れをキャッチする機能は、空気をきれいにしてくれます。 車内は狭いため花粉やほこりが溜まりやすく、シートににおいがついてしまうことが…。 空気清浄機能がついていれば、排気ガスが含まれていてもクリーンな空気を車内に取り込んでくれるんですよ!車のエアコンフィルターを交換する4つのメリット

エアコンの効きが良くなる
フィルターを交換してすぐ実感できるのは、エアコンの効きが良くなることです。 外気の汚れがついているフィルターを新しいフィルターに交換しましょう! 風の通り道を遮るものがないため、車内空調をすぐに調節できるんです!抗菌・除菌できる
抗菌・除菌効果があることはとても大切です。 夏場は湿気が多く雑菌が繁殖しやすくなっているので、風邪をひいてしまいがち。 抗菌・除菌機能が付いているフィルターに交換すると、体に悪影響を与えないので健康面にいいんです!花粉やPM2.5をブロックできる
車に乗った瞬間、くしゃみをしたことがある人! 花粉やPM2.5の粒子は細かいため、フィルターを通り抜け人体に入ってしまいます。 キャッチしてくれる繊維のフィルターにすることで防ぎましょう。 花粉症の方・小さいお子さんがいる場合は必須ですね!脱臭効果がある
脱臭効果があると車内の空気がクリアになりますよ。 狭い空間である車内は、たばこなどのにおいがつきやすくなっています。 脱臭効果で車内を快適にしましょう!エアコンフィルターを交換しよう!

用意するもの
・新しいエアコンフィルター
手順
1
グローブボックスを開ける

2
グローブボックスの爪を外す
注意
車種によってグローブボックスの外し方は異なります!
車種によってグローブボックスの構造が異なるため、外し方もさまざま。
あらかじめ、自分の車のグローブボックスの外し方をチェックしてくださいね。
3
フィルターカバーを外す
4
フィルターを交換する

5
フィルターカバーを取り付ける
6
グローブボックスを取り付ける
交換の目安は年に1度!

業者さんにお願いするといくら?

フィルターを自分で洗浄する方法

ホコリやカビをしっかり洗浄!
それでは早速、ホコリやカビの洗浄方法をみてみましょう。用意するもの
柔らかい毛のブラシ 洗濯用洗剤 フィルターを漬けられるサイズのバケツなど
手順
1
エアコンフィルターを取り出す
2
ブラシでホコリを取る
3
洗剤液につけ置きする
4
しっかり乾かしてから元の場所へ
自分で洗浄するときの注意点
どうしようもない状況の場合は、自分で洗うこともできるエアコンフィルター。 とはいえ、注意点を守らないと、フィルターが傷つき、結局交換することになる場合もあります。 掃除をする前に、覚えておきたい注意点をチェックおきみましょう。 ・ブラシの選び方に注意! フィルターのホコリをブラシで掃除する場合、ブラシの選び方にも注意が必要です。 できるだけ毛が柔らかいタイプの、お掃除ブラシを選びましょう。 どのブラシが良いのかで迷ったら、パソコンブラシがおすすめ。 やさしい力でしっかり汚れをキャッチできるアイテムを選んでくださいね。 「エレコム すき間用ブラシ」 ・掃除機やエアーガンは絶対に使わない フィルターを取り出してみたら、ホコリがびっしり。 そんな時に使いたくなるのが、掃除機やエアーガンです。 どちらも強い力でホコリを取り去ることができますが、エアコンフィルターを傷つけてしまうことも……。 掃除機やエアーガンを使ってしまい、フィルターの機能が落ち、余計にホコリなどが入り込むようになってしまった、という例もありますので、絶対に使わないようにしましょう。まとめ
いかがでしたが? 想像していたよりも、車のエアコンのフィルターを交換するのは簡単でしたね! 自分でチャレンジしてみてください♪ クリーンな車内空間はドライブを楽しくしてくれます。 車のエアコンの風量が弱くなった?と感じたら、原因はエアコンフィルターかもしれません。 定期的に確認してみてくださいね!監修者

ライター
ワタシト 編集部
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