
クワズイモの育て方ならこれを読め!剪定と植え替えは樹液にご注意を
大きなハート型の葉っぱを付けることから、「復縁」というロマンチックな花言葉がつけられているクワズイモ。
みなさんは見たことありますか?
明るいグリーンで、パラソルみたいな葉っぱを1度は見たことがあるはず。
成長が早く、ぐんぐん上へ伸びていく様子から出世芋と呼ばれているので、開店祝いや引っ越し祝いの贈り物として人気が出ているんですよ♪
今回は、そんなかわいいクワズイモの育て方を紹介していきます!
クワズイモってなんだろう?
そもそもクワズイモとは何者なのでしょうか?
簡単に言うと、トトロが差している葉っぱの仲間です!
基本的な情報はこんな感じ。
成長を早くしたいときは肥料をあげますが、与えなくても育てることができるのでお手入れがラクチン!
そしてサトイモ科ということから、葉の付け方などはサトイモに似ていますが、違う点は大きく2つ。
・食べることができない
まさに食わず芋!食用としては育てることができないんですね。
クワズイモの水やりは時期で変わる!
クワズイモがどんなものかイメージできましたか?
それではまずはじめに、植物が生きていくために大切な水やりを紹介していきます!
毎日やってほしいことは、霧吹きで葉に水を吹きかける作業の葉水(はみず)。
・害虫を予防する
葉水をすると、上の効果を得ることができます!
また、クワズイモは葉にホコリが積もりやすいので、濡らしたティッシュペーパーで拭く作業もしてくださいね♪
ちなみに、クワズイモの成長は1年を通すとこんな感じ。
成長期か休眠期かによって、水やりの頻度や量が変わってくるんですよ。
それぞれ紹介していきますね♪
成長期の水やり
クワズイモは5~10月が成長期。
暖かくなってくると、ぐんぐん成長します。
土の表面が乾燥したらたっぷりと水をあげてくださいね!
休眠期の水やり
11月頃からは、クワズイモは休眠期に入ります。
なので、成長期と違って、水をあまり必要としないんです。
土の表面が乾いて3、4日ほど経ってから水やりしましょう!
樹液に注意!クワズイモの剪定
剪定と聞くと、難しそうだなと思いますよね。
しかし、そのまま放置すると枝が増えて通気性が悪くなって害虫が寄ってくるんです!
大切に育ててきたクワズイモが枯れてしまうかも…。
そんなのイヤですよね!
剪定をマスターして、見栄えも健康状態も良くしておきましょう!
用意するもの
・ハサミ
・軍手
手 順
1. 剪定する葉っぱを見つける
根元が枯れてきたり、黄色くなって垂れ下がってきた葉っぱを見つけましょう。
健康な状態は明るいグリーン色なので、すぐに見つかるはず!
2. 切る
剪定する葉っぱを見つけたら、根元からハサミやナイフで切り落してください。
これで完成です!
ただ切る作業だったので簡単でしたね。
クワズイモの樹液には触らない!
剪定したクワズイモの切り口から、樹液が出てくることがあります!
その樹液には「シュウ酸カルシウム」が含まれていて、人の体質によっては皮膚がかぶれてしまうことがあるんです!
樹液に触らないように軍手をして作業すると安心ですね。
クワズイモの植え替えは2年に1回!
クワズイモを放置をしたままでいると、鉢植えの中で根詰まりし成長に悪影響を与えてしまう可能性があります…。
そのため、2年に1回(5~6月)植え替えをしましょう。
鉢植えの底にある穴から、根っこが生え始めたのを目安にしてくださいね。
用意するもの
・土
・一回り大きな鉢
・鉢底ネット
・鉢底石
・観葉植物用の培養土
・軍手
手 順
1. 鉢底ネットと鉢底石を置く
新しい鉢の底へ鉢底ネットと鉢底石を入れましょう!
その上から土を鉢の1/3ほど埋めていきます。
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こちらはネット入りの鉢底石!
洗えるので繰り返し使えることが魅力です。
2. クワズイモを鉢から取り出す
根を傷つけないように手で揉んで土を崩しましょう。
黒ずんで腐っている根や太く長い根を切り取ってくださいね。
この作業でも樹液が出てくる恐れがあるため、触れないように注意してください!
3. 新しい鉢にクワズイモを入れる
一回り大きい鉢にクワズイモを入れましょう!
安定するように土を被せていきます。
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こちらの商品は様々なカラーバリエーションがあるため、自分好みにカスタマイズできますよ。
受け皿付きなので水漏れの心配がなくて便利です!
4. 土を入れて水やりをする
土を入れたら水を与えましょう!
水が固まりしっかり土に固定されたら完成です!
まとめ
クワズイモの魅力が分かりましたか?
成長が早いため剪定する必要がありますが、簡単なので定期的にお手入れしましょうね。
また、樹液にはくれぐれも触れることがないように注意してください!
水やりやお手入れがとっても簡単で、キュートな葉っぱがかわいいクワズイモ。
この機会に育ててみてはいかがでしょうか?
