タオルのオキシ漬けでニオイを除去!やり方と失敗しないポイントを解説
オキシクリーンでタオルの黒ずみや臭いを落とす方法をご紹介。オキシ漬けの方法や、失敗しないためのポイントも解説します。また、オキシクリーンで臭くなったタオルはどうしたらいいのか、漬けおきする時間やオキシクリーンの量の目安はどれくらいか、といった気になるお悩みにも答えます。
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目次
オキシ漬けとは
酸素の力で衣類の汚れやシミを分解・除去する酸素系漂白剤のこと。塩素系漂白剤のようなツンとした匂いがなく、色柄ものにも使いやすいのが特徴。
このオキシクリーンをお湯に溶かしてきれいにしたいタオルなどをそのお湯に漬けておくのが「オキシ漬け」とよばれる洗浄方法です。
タオルのオキシ漬けの効果
漂白や消臭(※1)、除菌(※2)が可能です。油汚れを分解する力もあるため、衣類以外にもキッチンやお風呂場、トイレや洗面所などの掃除にも活用できます。またタオルを通常の洗濯前にオキシ漬けすることで、黒ずみの除去もできます。
※1:汚れの種類や程度によって効果は異なります。
※2:布製品を1時間以上漬けおきした場合(全ての菌を除菌するわけではありません)。
アメリカ版と日本版のオキシクリーンの違い
オキシクリーンには、アメリカ版と日本版(製造国は中国)の2種類があり、大きな違いは、アメリカ版のオキシクリーンは「界面活性剤」が入っているという点。界面活性剤によって泡立ちやすく、繊維の奥の汚れを浮き上がらせるので、アメリカ版の方が汚れを落とす効果は高まります。また、アメリカ版には香料も含まれています。
一方、日本版は香料・界面活性剤が不使用。泡立ちが少ないですが、肌への刺激が少ないことや、すすぎがしやすいことなどが主な違いとして挙げられます。
タオルのオキシ漬けのやり方
オキシクリーンは、タオルの洗濯表示や、素材の注意事項などを確認したうえで使用してください。また、換気を行い、手肌が弱い方はゴム手袋を着用して作業をしましょう。
オキシクリーンとお湯を桶に適量入れ、棒を使ってしっかり混ぜて溶液を作りましょう。オキシクリーンの量は、お湯4Lに対して付属のキャップやスプーン1杯ほど。
オキシクリーンの種類によって付属スプーンのサイズが異なるため、商品パッケージを確認して使用してくださいね。
オキシクリーン溶液にタオルを浸して、20分ほど漬けおきましょう。汚れや臭いが特に気になる場合は、漬けおきの時間を1時間ほど長めにするとよいでしょう。
しっかりと水ですすいで軽く水気を切ったあと、洗濯機に入れて普段通りに洗濯をすればお手入れ完了です。ほかの洗濯物と一緒に洗濯をしても基本的に問題はありませんが、色落ちが心配な衣類がある場合は、念のため別々に洗濯をしましょう。
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タオルのオキシ漬けで失敗しないポイント
40~60℃のお湯でよく溶かす
オキシクリーンの効果を十分発揮するためには、オキシクリーンをしっかりお湯で溶かすことが重要です。適した温度は40~60℃。熱湯を使うと、生地によっては傷む可能性があるため注意してください。
また、溶け残りがないようにしっかり溶かすのもポイントです。
漬けおき時間は20分以上
オキシクリーンが汚れを分解・除去する効果を発揮するためには、20分以上の漬けおきが必要です。漬けおきの時間は「最大6時間まで」となっていますが、長時間置きすぎると生乾き臭の原因になってしまうため、20分~1時間前後の漬けおきがおすすめです。
頻度は1週間に1度程度で
タオルのオキシ漬けをする頻度は、1週間に1回程度にしておくのがよいでしょう。この程度の頻度であればタオルに汚れがつきにくくなり、白さをキープできます。
しかし、あまり頻繁にやりすぎるとタオルの生地を傷めてしまいます。生地状態も定期的に確認し、オキシ漬けを行うようにしてみてください。
オキシクリーンの溶液は毎回変える
オキシクリーンをお湯に溶かした溶液は、酸素が発生するので密閉して保存すると爆発してしまう危険性があります。そのため溶液は保存せず、使う際に作るようにしましょう。また、粉末も詰め替えたりせず購入した容器のまま保管してください。
ちなみに、オキシクリーンは、お湯に溶けてから約6時間後には洗浄効果がなくなるので、1回に使い切れるだけの量を準備し、毎回溶液を変えましょう。
タオルのオキシ漬けに失敗した!ニオイが取れないときの対処法
ニオイが取れていないときには漬け込みが足りなかった可能性があり、タオルの汚れ具合によっては、1度漬けただけでは不十分なこともあります。その場合、数回オキシ漬けをした後にタオルの水が透明になるまで何度もすすぎ洗いをして洗濯機にかけると、取れなかったニオイや汚れを落とすことができます。
またニオイがひどいタオルは、オキシクリーンをふりかけたあとに、やかんでお湯を沸かして回し入れるのもおすすめです。
【Q&A】タオルのオキシ漬けに関する疑問
Q. オキシクリーンを使うときの注意点は?
A. 水洗いできない素材への使用は控えましょう。
水洗いができないウール、シルクなどの素材には、使用を控えてください。また、ステンレス素材のものに長時間漬けおきをすると素材を傷める可能性があるため注意しましょう。
Q. タオルをオキシ漬けしたあとはどうすればいい?
A. 洗濯機の通常の洗濯コースで洗いましょう。
オキシ漬けが終わったら、普段と同様に洗濯機で洗うことで洗剤成分をしっかりと洗い流すことができます。
Q. タオルのオキシ漬けを一晩放置してもいい?
A. 20分~1時間前後の漬けおきがおすすめです。
オキシクリーンの効果は最大で6時間持続しますが、長時間漬けすぎると生乾き臭がする可能性があるため、漬けおき時間は、20分~1時間ほどをおすすめします。
Q. ニオイや汚れが取れない場合は?
A.再度オキシ漬けを行い、何度もすすぎをする
その後、すすぎをしたタオルを洗濯機にかけると、取れなかったニオイや汚れを落とすことができます。また匂いがひどいタオルは、オキシクリーンをふりかけたあとに、やかんでお湯を沸かして回し入れるのもおすすめです。
Q. オキシクリーンで臭くなったタオルはどうしたらいい?
A.もう一度オキシ漬けを行い、しっかりとすすぎ、素早く乾燥させる
タオルをオキシ漬けした後に、どぶのようなニオイが残っている場合は溶かしたオキシクリーンがしっかりとすすがれていないか、日当たりの良い場所で素早く乾燥されておらず、菌が繁殖している可能性があります。
オキシクリーンでタオルの臭いや黒ずみをキレイにしよう!
普通に洗濯をしても落とせないタオルの嫌な臭いや汚れは、オキシクリーンを使ってお手入れしてみましょう。お湯の温度や漬けおき時間なども意識することで、失敗しにくくなります。また、タオルのお手入れ方法や、オキシクリーンの活用方法をまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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