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更新日: 2024年9月11日

オキシクリーンの使い方をマスターしよう!オキシ漬けの方法や目的別の掃除術&注意点

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オキシクリーンとは、薬局や「コストコ」などで買える酸素系漂白剤。洋服の漂白だけでなく、お風呂やキッチン、洗濯槽などさまざまな場所の掃除に使えます。「どんな場所の掃除に適している?」「オキシクリーンは危ない?」などの疑問にもお答え。主な使い方一覧を参考に、普段の掃除や大掃除に活用してみましょう!

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オキシクリーンのメリットや落とせる汚れの種類は?

家中のさまざまなところで使える酸素系漂白剤「オキシクリーン」。アメリカでも人気のクリーナーで、酸素の力で汚れを落としてくれるため、衣類の漂白はもちろん、洗浄剤として家中の掃除にも使われています。

ほかの洗剤では落とせなかった汚れも落ちることがあるので、オキシクリーンを使いはじめたのをきっかけにお掃除にハマってしまう人も多いのだとか。

オキシクリーンの使い方一覧

・オキシ漬け:衣類の漂白や洗濯槽、換気扇などの掃除
・オキシ足し:毎日の洗濯や衣類のお手入れ
・オキシかけ:衣類やカーペットのシミ取り
・こすり洗い:お風呂やキッチンなどの水まわりの掃除
・オキシ拭き:ガスコンロや壁、床などの拭き掃除

オキシクリーンの使い方と活用場所の例をまとめてみましたが、こんなにさまざまな使い方が可能なのです!

オキシクリーン1つで、衣類だけでなくキッチンやお風呂、床などさまざまな場所の汚れを落とせるため、普段の掃除から年末の大掃除まで活躍。さまざまなお悩みに対してマルチに使えるのが大きなメリットですね。

ここからは、そんなオキシクリーンのメリットについて詳しく見ていきましょう!

メリット1. 酸性汚れを落とす

▼落とせる汚れの例
・衣類の黄ばみや皮脂汚れ
・食べこぼしや血液汚れ
・上履きの汚れ
・泥
・茶渋
・洗濯槽の汚れ
・水まわりの汚れ
・壁や床の汚れ

オキシクリーンはアルカリ性の洗剤なので、油汚れや皮脂、汗など酸性の汚れに対して効果を発揮します。酸素の力で汚れを浮かして落とすため、焦げ付きのようなこびり付いた汚れも落としやすいのもメリット。

また、オキシクリーンに漬けおくことで、衣類の除菌(※)ができるのも特徴です。

※布製品を1時間以上漬けおきした場合(全ての菌を除菌するわけではありません)。

メリット2. 消臭効果が期待できる

オキシクリーンは、消臭効果(※)も期待できます。過炭酸ナトリウムという成分が水に溶けることで活性酸素を発生させて、気になる臭いを除去する仕組み。

また、ツンとした刺激臭がないため、キッチン掃除や子どもの衣類の洗濯などに使いやすいのもうれしいポイントです。

※汚れの程度や種類によって効果が異なります。

メリット3. 色柄物の漂白にも使える

オキシクリーンは、染料を脱色しにくい性質があるため、色柄物の漂白にも使えます。「色柄物の色落ちが心配でなかなかお手入れできなかった」という場合も洗濯表示を確認して活用してみましょう!

アメリカ版と日本版の成分に違いはある?

・アメリカ版:界面活性剤や香料入り。汚れ落ち重視の方におすすめ
・日本版:界面活性剤や香料不使用。やさしい成分で洗いたい方におすすめ

日本で購入できるオキシクリーンは、アメリカ版と日本版の2種類があります。「コストコ」で買えるものはアメリカ版のもの、ホームセンターや薬局などで買える日本語表記のあるものは日本版となっています。

この2種類の大きな違いは、界面活性剤や香料が含まれているかどうか。それぞれの特徴についてご紹介します。

界面活性剤とは

写真のように、洗剤に含まれる青いツブツブのこと。汚れを水に溶けやすくし、泡立ちをよくする働きがあります。この成分が含まれていると、洗浄力がアップするのがポイントです!

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OXICLEAN オキシクリーン EX2270g (アメリカ製) 酸素系漂白剤

アメリカ版には、香料や界面活性剤が含まれているのが特徴。界面活性剤によって泡立ちがよくなる分、しっかりとすすぐ必要があるのがポイントです。「洋服や家中の頑固な汚れをしっかり落としたい!」というような場合は、アメリカ版を選んでみましょう。

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商品画像

OXICLEAN オキシクリーン 1500g

一方、日本版のオキシクリーンは、アメリカ版に比べてシンプルな成分で作られているのが特徴。界面活性剤が入っていないため、泡立ちは少ないですがすすぎが簡単なのがメリットです。また、無香料なので衣類にニオイをつけたくない場合にもおすすめ。

なお、日本版とアメリカ版では付属の計量スプーンの分量が異なるため、種類や分量も確認して使うようにしましょう。

【オキシ漬け】オキシクリーンの基本的な使い方

▼オキシ漬けのポイント
・お湯の温度は40~60℃が目安
・漬けおき時間は20分~6時間まで

ここからは、オキシクリーンの使い方をご紹介。基本的な漬けおき洗いの方法掃除したい場所やモノ別でチェックしましょう!

オキシクリーンをお湯に溶かして使う際、60℃以上になると火傷や衣類が熱に耐えられない場合があるので注意。

また、オキシクリーンがお湯に溶けると主成分の過炭酸ナトリウムが分解され、6時間経つと完全に分解されてしまいます。そのため、衣類や食器は20分、頑固な汚れ落としには最大6時間までを目安にしてくださいね。(参照:オキシクリーン日本公式サイト

※掃除をする際は、メーカーが推奨するお手入れ方法を参照してオキシクリーンを使っても問題がないか確認してから使いましょう。

キッチンシンクと食器を漬けおき

台所のシンクは、頑固な汚れがつきやすいですよね。食器の漬けおき洗いも同時に行えるので、茶渋が気になるマグカップや食器も一緒にキレイにしてみましょう!

手順
 
1
シンクにお湯をためる

シンクの8割くらいまで40~60℃のお湯をためます。

2
オキシクリーンを入れ、かき混ぜる

ご家庭のシンクの大きさに合わせてオキシクリーンの分量を調整しましょう。だいたいすりきり1~2杯程度が目安です。

3
洗いたい物も入れ込む

ついでに、焦げ付いた鍋やマグカップなどを入れましょう。同時にお掃除できるので、一石二鳥です!

4
そのまま20分ほど放置する

漬けおきは20分ぐらいで十分ですが、しっかり漬けおきしたい場合は、時間を調整してみましょう。

5
残った溶液でシンク周りを拭く

ついでにシンクまわりも拭いちゃいましょう。シンク内や周辺をスポンジでゴシゴシすればさらに汚れを落とすことができますよ。

6
最後にきれいな水ですすぐ

漬けおきしていた水を流したら、最後にきれいにすすぎましょう。

スニーカーの汗や泥汚れを落とす

靴は汗や泥など複数の汚れが混ざっているので、思うようにきれいになってくれません。そんなときもオキシクリーンの出番、洗浄液を作って漬けおきしましょう。

必要に応じてブラシでこすり洗いをするのもおすすめ。汚れ具合によって使うオキシクリーンの量や時間を調整してくださいね。

手順
 
1
オキシ溶液を作る

オキシ溶液を作ります。まずは靴が入りきるくらいの容器にお湯をためます。靴の汚れ具合によって調整は必要ですが、オキシクリーンはだいたいスプーン2~3メモリくらいで十分だと思います。

2
20~1時間ほど放置する

汚れによっては20分ぐらいで落ちますが、汚れが酷い場合はそのまま時間が経つのを待ちましょう。

3
ブラシでこする

軽くブラシでこすりましょう。あまり強くこすりすぎると靴を傷めてしまうので注意が必要です。靴は頑固な汚れが多いですが、大抵の汚れは、これである程度は落とすことができるはず!

風呂釜や浴槽の汚れを漬けおき

オキシクリーンは、カビや雑菌が繁殖しやすいお風呂の掃除にもピッタリです!

しっかり時間をかけることがポイントなので、焦らず、じっくりやっていきましょう。

手順
 
1
オキシ溶液を作る

オキシ溶液を作ります。残り湯を使っても問題ないですが、以下の2つを守るのがポイントです。

・浴槽の半分から少し上ぐらいまでお湯をためる
・45℃ぐらいになるよう調整する

温度調節が難しい場合は、別容器で溶液を作ってから浴槽に入れてもよいですが、浴槽に直接オキシクリーンを入れる方法もありますよ。

風呂釜のサイズにもよりますが、スプーンすりきり10杯くらいが目安です。

2
お風呂を追い焚きする

・徐々に温度が下がってしまっている
・追い焚きすることで浴槽全体に循環し、溶け残りが減る

以上の2点から、このタイミングで追い焚きすることをおすすめします。風呂釜内部のパイプまで循環してくれるので、一石二鳥です!

3
そのまま1晩放置する

6時間が目安なので、寝る前に作業を始めて1晩漬けておくのがよいでしょう。

POINT

漬けおきするタイミングで浴槽に小物類を入れれば、一緒に掃除が可能です。イスや洗面器、フタ、子供のおもちゃなど、お風呂まわりのプラスチック製のものならオキシ液に入れられますよ。

4
水を抜き、再度水をためて追い焚きする

いったん水を抜き、再度浴槽の半分ぐらいお湯をため、3~5分程度追い焚きします。そうすることで、風呂釜の内部のパイプまですすぐことができます。この行程を怠ってしまうと次にお湯をためたときに、

・パイプ内に残っているオキシクリーンでお湯が泡だらけになる
・パイプ内の汚れが出てきてしまう

などのトラブルが起きてしまう恐れがあるので、要注意です!

5
小物をスポンジやブラシでこする

漬けおきしていた小物があれば、このタイミングでゴシゴシします。浸け置いておいた分、サッと拭くだけできれいになってくれるはず。

6
浴槽内の水を捨てる

最後に汚れたお湯を排水しましょう。

以上で浴槽内のお掃除は完了です。

お風呂の床タイルも漬けおきでOK

お風呂の床も、実は「オキシ漬け」がおすすめ。排水口にフタをしてお湯を溜めれば、床の漬けおきが可能です。

手順
 
1
排水口に栓をする

お湯を溜めるために、まずは排水口に栓をしましょう。専用のフタがないときは、ラップやビニール袋などでも即席のフタを作ることができます。

2
床にお湯を溜める

だいたい水深1cm程度になるよう、40~50℃程度のお湯を床一面に溜めます。

3
別容器でオキシ溶液を作り、床に流す

できるだけ熱いお湯でオキシ溶液を作ります。使うオキシクリーンは、スプーンすりきり1杯ぐらい。溶液ができたら、あらかじめ床にためて置いたお湯に混ぜていきます。

4
1時間ほど放置する

即席のフタの場合は、水漏れしてしまっている恐れがあるので、確認しつつ1時間ほど放置しましょう。

5
お湯を流し、ブラシなどでこする

十分に時間が経ったら、お湯を流してブラシでこすります。頑固な黒ずみがしっかり落ちるはず!

このとき、オキシクリーンとぬるま湯、重曹を組み合わせてペースト状にした「オキシペースト」を作って、お風呂場の隅のような細かい部分の汚れを落とすのもおすすめです。詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてくださいね!

洗濯槽の汚れを除去

洗濯槽は常に湿っぽいので、汚れと合わさりカビが繁殖しやすい環境になっています。洗濯物に臭いや黒ずみが残るなど、洋服のトラブルの原因に直結するので、しっかりお掃除しましょう。

手順
 
1
ゴミ取りネットを取り外す

まずは、洗濯槽内のゴミ取りネットを取り出します。ゴミ取りネットの内部は汚れやすいところなので、確実に取るようにしましょう。

2
お湯をためる

お風呂の残り湯でもよいので、洗濯槽がいっぱいになるまでお湯をためます。
温度はしっかり40~60℃くらいをキープしてください。ポンプ付きホースなどがあると楽ですが、もし家にない場合は風呂桶やバケツで移し変えていきましょう。

3
オキシクリーンを投入する

オキシクリーンをスプーン10杯程度投入します。あらかじめ別の容器でお湯に溶かしてから投入すると、しっかり溶けてくれるのでおすすめです。

4
洗濯機を回す

洗濯機を「洗い」で回していきます。だいたい5分程度が目安。このとき、脱水まで行ってしまうと汚れで詰まってしまうので、必ず「洗い」だけに一旦終えるよう注意しましょう。

5
放置する

だいたい5~6時間、じっくり時間をかけて放置します。できれば夜のうちに作業して、一晩寝かせておけるとよいですね!

6
浮いてきたゴミを取り除く

時間が経つと藻のような汚れが浮いてきているはずなので、ゴミ取りネットなどを使って汚れを取り除きましょう。しっかり取っておかないと、排水の際、詰まりの原因になるので要注意です。

7
繰り返す

4~6の行程を何度か繰り返します。何回かやるとだんだん汚れが出なくなるので、辛抱強くやりましょう!

8
ゴミ取りネットを設置し、通常の洗濯をする

ゴミを取ったら、脱水・排水まで通常の洗濯と同じように行います。ここでゴミ取りネットを設置しておくと、手では取りきれなかった細かい汚れもしっかりキャッチしてくれますよ。

9
底やゴミ取りネットのゴミを取る

洗濯槽の底やゴミ取りネットにゴミが溜まっている可能性があるので、汚れているようであれば、きれいにしましょう。

10
仕上げに洗濯~排水までをもう一度行う

ここまでの工程でほぼ汚れは取れていると思います。「内部の汚れがまだ気になる」という場合は、仕上げに洗濯~排水までもう一度行いましょう。これで洗濯槽のお掃除はバッチリです!

【オキシ拭き】窓や床の汚れの落とし方

続いては、オキシクリーンを拭き掃除に活用する方法をご紹介。

窓のお掃除もオキシクリーンでOK。用意するのは、バケツ一杯分のお湯とタオルのみと簡単にできるのがうれしいポイントです!

窓の拭き掃除

手順
 
1
オキシ溶液を作る

バケツなどの容器に40~60℃のお湯を溜め、スプーンすり切り一杯分ぐらいのオキシクリーンを入れます。ここで、できればもう一つバケツを用意し、きれいなお湯を溜めておくと便利です。

2
オキシ溶液にタオルをつけ、窓を拭く

オキシ溶液で窓を拭いていきましょう。

3
きれいなお湯で拭き取る

きれいなお湯でタオルを絞り直し、オキシ溶液を拭き取りましょう。先ほどと違うタオルを用意しておくのがポイント。ちなみにサッシも一緒にお掃除できるので、このタイミングでサッと拭けばさらに効率的です。

「ついでにオキシでカーテンも洗いたい!」という方は、こちらの記事を見てみてくださいね。

壁の汚れはパックで落とす

お部屋の壁もオキシクリーンでしっかり掃除できますよ。タバコのヤニなども落としやすいので、試してみてください。

手順
 
1
オキシ溶液を作る

1L程度お湯を用意して、オキシ溶液を作ります。お湯が少なめなので、入れるオキシクリーンの量はメモリ一つ分くらいで十分です。

2
キッチンペーパーでパックする

オキシ溶液につけたキッチンペーパーで、壁をパックします。汚れている部分を狙いうちして、20~30分放置しましょう!

3
浮いてきた汚れをきれいに拭き取る

表面に汚れが出てくるので、きれいなキッチンペーパーやタオルで拭き取りましょう。以上で壁のお掃除はバッチリです!

フローリングの拭き掃除

フローリングにもオキシクリーンは使用できます。ワックスなどを塗っているご家庭は、あまり濃い溶液をつくってしまうと剥がれてしまうので注意しましょう。

手順
 
1
オキシ溶液を作る

バケツ1つ分ぐらいのお湯を用意して、オキシ溶液を作ります。

オキシクリーンはだいたいスプーン1杯分くらいで大丈夫です。ワックスを塗ったばかりだったり、フローリングのダメージが気になるようなら、気持ち少なめで作るのがおすすめです。

2
溶液につけた雑巾やタオルで拭く

いつも水拭きする感覚で、フローリングを拭いていきます。

3
きれいなお湯でよくすすぎ、仕上げ拭きする

きれいなお湯で布をすすぎ、仕上げに拭いて完了です。ホコリなどもしっかりキャッチしてくれますよ。

【こすり洗い】お風呂やキッチンの汚れ

洗面台も、オキシクリーンでお掃除できる箇所の1つ。オキシ漬けとこすり洗いで掃除しちゃいましょう!

洗面台はオキシ漬けとこすり洗い

手順
 
1
洗面台に栓をして、お湯を溜める

まずは洗面ボウルに栓をして、40~60℃のお湯を溜めます。栓がない場合はラップやビニール袋でも代用可能です。

2
オキシクリーンをスプーン4~5杯入れる

お湯を溜めた洗面ボウルに直接オキシクリーンを投入します。

3
放置する

1時間ほど放置しましょう。歯ブラシ立てなど、洗面台周りの小物もお湯の中に入れてもOKです!

このときスポンジも一緒に入れておくのがポイント。オキシが染み込んで、後ほど小物をこするときに楽にきれいになります。

4
オキシ漬けした小物をスポンジで洗う

小物類をオキシ漬けしたスポンジでゴシゴシしていきます。汚れが取れたら、きれいなお湯ですすぎましょう。

5
栓を抜き、洗面ボウルのお湯を流す

充分に時間が経ったら、洗面ボウルの栓を抜いてお湯を流します。

6
仕上げにきれいな雑巾で拭き取る

お湯を流しきったら、オキシクリーンの残りがないよう、きれいな雑巾で仕上げ拭きします。

ベランダ汚れのこすり洗い

ベランダは黒ずみが気になるところですが、どう掃除したらよいものか、悩んでしまいますよね。オキシクリーンなら、そんなベランダも掃除できちゃいます!

手順
 
1
オキシ溶液を作る

バケツにスプーンすり切り一杯分のオキシクリーンを入れ、溶液を作ります。

2
ベランダや玄関のタイルにかけ、1時間ほど放置する。

作った溶液を汚れが気になる部分にかけ、少し放置します。

3
必要に応じてブラシなどでこする

1時間が経ったら、ブラシなどでこすりましょう。酸素の力で浮いた汚れが落ちてくるでしょう。

ちなみに、1時間放置してブラシでこすったベランダがこちら↓

左半分がオキシ漬けした床で、右半分が何もしていない床です。汚れ落ちは一目瞭然ですね!ちなみに、今と全く同じ行程で玄関もお掃除することが可能なので、ぜひ試してみてください。

【オキシ足し】服の黄ばみやシミの落とし方

最後は、毎日の洗濯にオキシクリーンを足す「オキシ足し」の方法です。

手順は、洗濯槽にオキシクリーンをスプーン1杯ほど入れてから、分量通りの洗濯洗剤や柔軟剤を入れて通常通り洗濯をすればOK。洋服の汗や皮脂汚れ、黄ばみなどをキレイにできるので試してみてくださいね!

※汚れや水の量に応じてオキシクリーンの量を調整してください。

オキシクリーンを使う際の注意点

さまざまなところで活躍してくれるオキシクリーンにも、押さえておくべき注意点がいくつかあります。効果的に使うためにも、しっかり覚えておきましょう。

十分に換気をしてゴム手袋を使用する

オキシクリーンの配合成分はシンプルですが、洗浄力が高い分、素手で触ると肌荒れの原因になるので、使用する際は必ずゴム手袋をはめて作業しましょう。

また、作業をする際は、換気をしっかり行うことも忘れずにしてください。

使えない素材に注意する

・ウールやウール混紡、シルク、シルク混紡などの水洗いできない繊維製品
・ドライクリーニングのみと表示がある衣類
・宝石類や金属全般、金属製の付属品、ラテックス塗料
・ジュート、チーク材、仕上げ木材など

上記は、オキシクリーンが使えない素材の例です。

特に、オキシクリーンの成分はアルミと反応するので注意。大量に泡が出てきて、アルミを溶かしてしまいます。また、アルミ以外の金属でも、傷やサビを促進し、傷めてしまう恐れがあるので気をつけてください。

※金属に溶液が付着した場合は、すぐに水で洗い流してください

密閉容器に入れない

粉末の状態でも、湿気により徐々に酸素が発生してしまいます。密閉容器で保管してしまうと、発生した酸素の行き場がなくなり、最終的には爆発してしまう恐れがあります。溶液は作り置きをせず、保管する際は空気が逃げやすい容器やプラスチック容器で保管するようにしましょう!

オキシクリーンの購入方法|コストコや薬局に売ってる?

冒頭でも解説しましたが、オキシクリーンはコストコや薬局、ホームセンターなどで購入が可能です。

オキシクリーンには、粉末や液体、スプレータイプなどさまざまな種類が登場しているので、それぞれの商品の特徴を簡単にまとめたので、使いたい場所や衣類の種類に合わせて使い分けてみましょう!

オキシクリーン

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OXICLEAN オキシクリーン 1500g

こちらはノーマルな無香料の酸素系漂白剤で、500g1500gを展開しています。油汚れや汗じみ、食べこぼしなどの衣類の漂白や、食器の茶渋や家中の汚れにも使えますよ。

オキシクリーンEX

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グラフィコ オキシクリーン EX802G

こちらは洗浄成分プラスの酸素系漂白剤で、量によって種類が展開されています。皮脂汚れや黄ばみなど、ガンコな汚れが落ちやすくなります。

オキシクリーン ホワイトリバイブ

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オキシクリーン ホワイトリバイブ 粉末タイプ 1360g

商品名の通り、白物衣類をより白く、黒色や濃色の衣類に強いオキシクリーンです。ワイシャツや体操着など白物衣類をキレイにしたい場合におすすめ。

オキシクリーン マックスフォース

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OXICLEAN オキシクリーン マックスフォース スプレー 354ml × 2個セット

衣類の部分的なシミなどを落とすにはマックスフォース。スプレータイプ354ml、泡タイプ266ml、ジェルスティック175gの3タイプ。それぞれ洗濯前に、ピンポイントの汚れ落としにおすすめです。

オキシクリーン 洗濯槽クリーナー

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OXICLEAN オキシクリーン 洗濯槽クリーナー 320g(80g×4包)

洗濯槽掃除に使える香り付きタイプ。ドラム式、縦型両方の洗濯機に対応しています。

オキシクリーン パワーリキッド

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オキシクリーン パワーリキッド

液体タイプのオキシクリーン。毎日の洗濯に使いやすいのが特徴です。ウールやシルク素材の衣類や色柄物にも使用OK。クリーンフローラルの香り付きです。

【Q&A】オキシクリーンに関する疑問

オキシクリーンについて気になる点を解説します。

Q. オキシクリーンとほかの酸素系漂白剤の成分の違いは?

A. 洗浄力や界面活性剤の有無などが主な違いです。

ほかの酸素系漂白剤と比べて、日本版のオキシクリーンは界面活性剤が含まれていないため、肌の弱い方や食器などにも使いやすいのが特徴です。

Q. アメリカ版と日本版のオキシクリーンの違いは?

A. 界面活性剤や香りの有無が大きな違いです。

アメリカ版は、香り付きで界面活性剤が含まれているのが特徴。日本版は香料、界面活性剤不使用なので、よりやさしい成分で洗浄が可能です。

Q. オキシクリーンの危ない使い方は?

A. 密閉容器に保存する使い方は避けましょう。

オキシクリーンから酸素が発生されているため、完全密閉の容器に保存したり、スプレーボトルに溶液を入れたりすると容器が破裂する恐れがあるため注意してください。

オキシクリーンで家中の掃除をしてみよう!

衣類の漂白だけでなく、家中のさまざまな場所で多様な使い方ができるオキシクリーン。使う際の注意点もよく確認しつつ、普段のお掃除に取り入れてみてくださいね!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
ワタシトは暮らしの不便を解決するアイデアや商品を紹介するメディアです。掃除や洗濯、日用品のお手入れ、ハウスクリーニング、家具、家電、生活雑貨の新商品など役立つ情報をお届けします。
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