連日お届けしてきた「お掃除エブリデイ」シリーズはいよいよ9日目。目を背けがちな冷蔵庫の掃除に着手しましょう！食材が入ったままの状態で掃除するのが難しく、使う洗剤も迷いますよね。そこで家にある中から冷蔵庫掃除に使えそうなものをピックアップ！

汚れの目立つ部分だけに集中

クリスマスや大晦日、お正月の食材をそろそろ買い溜めする頃ではないでしょうか。冷蔵庫にぎゅうぎゅうに詰め込む前に、年末の大掃除ならぬ“小掃除”を済ませておきましょう！

食材が入った状態の冷蔵庫を掃除するのは、なかなか面倒ですよね。全出しするなんて当然嫌だし、かといってなかったことにするのも…。だからこその“小掃除”なんです。

例えばドアポケットなどは、調味料の液誰などで汚れが目につきやすい部分。

野菜庫のフチなども意外と汚れているもの。こういうところならサッと拭くだけで終わりそう。

冷蔵庫の掃除に使えそうな洗剤たち

冷蔵庫掃除を阻む大きな要因が「何の洗剤を使ったらいいのか」問題です。食品をしまう場所に強い洗剤を使うのは抵抗がある。かといって何だったらいいのかわからない…。こうして後回しにしがちですよね。

冷蔵庫掃除の洗剤候補①アルカリ電解水クリーナー

もし家にあるなら冷蔵庫に使えるのがアルカリ電解水クリーナー。水を電気分解してphをアルカリ性に高めた洗浄液です。そもそも水由来のものなので、食品を保存する冷蔵庫の掃除に使いやすいと言えるでしょう。

アルカリ電解水には汚れを浮かせる性質があるため、サッと拭き掃除したい場所にピッタリ。二度拭きがいらないという利点もあります。

冷蔵庫掃除の洗剤候補②アルコール除菌スプレー

無難なところではアルコール除菌スプレーでしょうか。ただし用途は除菌。洗浄液で汚れを落とすわけではありませんから、己の腕力による拭き掃除のお供として使うことになります。

ただ水拭きで済ませるよりは、除菌ができる方がいいよね！という選択ですね。そしてこちらも二度拭きは不要。

冷蔵庫掃除の洗剤候補③中性洗剤の薄め液

アルカリ電解水もアルコール除菌スプレーもないよ、というご家庭は少なくないでしょう。しかしここで諦めたら年は越せない！我々にはキッチン用の中性洗剤という手段があります。

食器を洗うものなので刺激は抑えめ。それを、スプレー容器に入れた水にほんのちょっとだけ入れた薄め液を作ります。ワンプッシュで十分！

中性洗剤の薄め液をふきんなどに吹きつけて染み込ませ、冷蔵庫を掃除していきます。すっかりくたびれて捨て時を迎えていたふきんをここで有効活用させましょう。

冷蔵庫を開けた瞬間、目に飛び込んでくるあたりをサクサクと拭き掃除。野菜庫の底まで掘るのは…また時間のある日に！

中性洗剤の薄め液の場合、冷蔵庫内に洗剤を残したくないので、重ねて水拭きをしておきましょう。ここまですれば、液ダレや手垢などの汚れがかなり落とせたのではないでしょうか。

残った薄め液でキッチンを拭いて回る

中性洗剤の薄め液は、冷蔵庫の掃除だけでは余るはず。ついでにキッチンの気になる箇所を拭いて回りましょう。

シンク下の引き出しなんかは、手垢や皮脂、調理中の油ハネによって意外と汚れています。普段は気づかない場所ですが、拭いてみると「あ、汚れてたんだ…」と実感すると思いますよ！

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