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更新日: 2024年11月25日

マウスピースのお手入れ方法を解説!注意したいポイントや保管方法も紹介

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マウスピースのお手入れ方法を解説。寝ているときの歯ぎしり防止や歯並びの矯正、スポーツをするときの口内保護など、さまざまな用途で使われているので持っているという方もいるのではないでしょうか。マウスピースの手入れを怠ると、かえって口内環境を悪化させてしまう可能性があるので注意しましょう。

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マウスピースにお手入れが必要な理由とは

なぜマウスピースにお手入れが必要なのかというと、汚れや細菌を落とすためです。私たちは、朝昼晩とご飯を食べたり、飲みものを飲んだりします。その結果、汚れがマウスピースについてしまうのです。

この汚れを放置すると菌の温床になり、歯垢や歯石、そして虫歯の原因になることがあります。こういったトラブルを起こさないためにもマウスピースのお手入れは重要です。

マウスピースが汚れる原因は?

マウスピースが汚れる主な原因はこの2つ。これらの原因がどうして汚れに関係してくるのかを見ていきましょう。

食事

食事は主に食べ残しが原因で、マウスピースの汚れに繋がります。特にコーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶・赤ワインなどの色の濃いものは汚れやすい傾向にあります。食事中はマウスピースを外したり、色の濃いものを口に入れた時はしっかりと歯磨きをするように心掛けましょう。

タバコ

タバコは、ニコチンやタールなどの化学物質が原因で、マウスピースの汚れに繋がります。加えて汚れだけでなく、化学物質がマウスピースの素材自体に悪影響を及ぼす可能性もあります。そのため、マウスピースしている状態でタバコを吸うのは避けた方がいいでしょう。

マウスピースのお手入れ方法は主に2つ!

マウスピース/歯ブラシ

マウスピースの主なお手入れ方法としては、「洗浄剤」「超音波洗浄機」の2パターンがあります。「どうやって使い分けていいかわからない…」という方のために、それぞれの洗浄方法について、メリット・デメリットを踏まえて解説していきます。

洗浄剤

メリット:しっかり除菌できる

歯ブラシだけではしっかり汚れや細菌が取れているか不安という場合は、マウスピースの洗浄剤を使うのがおすすめ。洗浄剤はマウスピース全体を、まんべんなくしっかりと洗浄できるのが特徴です。頻度は、週に1度が目安とされています。

デメリット:変色・変形の危険性

洗浄剤のデメリットは、変色・変形の危険性があるという点。マウスピースの材質によっては市販の洗浄剤を使うと、変色・変形といったトラブルが起きてしまう可能性があります。マウスピース洗浄剤を使う際は使用しても問題ないか、歯科医の先生に相談をしましょう。

超音波洗浄機

メリット:強力な汚れを落とせる

超音波洗浄機のメリットは頑固な汚れを落とせるというところ。また、超音波洗浄機はメガネの洗浄にも使用可能なので、眼鏡ユーザーの場合は併用して使用できるのもうれしいポイントです。

デメリット:値段が高い

超音波洗浄機の相場は1,000~10,000円と幅があります。しかし、安いものだと汚れが取れないものが多いため、ある程度良いものを買おうとすると初期投資がかかってしまうのがデメリットです。

「どんな洗浄機を選ぶべきかわからない…」という方のために、おすすめの超音波洗浄機を紹介します。

商品画像

シチズン 超音波洗浄器 SWT710

眼鏡や歯ブラシ、貴金属や入れ歯なども洗浄が可能。汚れの度合いに応じて設定のできるタイマーや、洗浄カゴなどがセットになっています。水だけでも洗浄可能ですが、別売りの洗浄液を使用すると、より頑固な汚れを落とせます。

マウスピースの手強い汚れは歯科医さんへ

ここまでマウスピースの洗浄手段について説明してきましたが、残念ながらここまで紹介した方法でも落ちない汚れも存在します。そんなときは、無理に落とそうとするのではなく歯科医さんに相談しましょう。歯医者さんによっては業務用の超音波洗浄機で掃除してくれる場合があります。

マウスピースを洗浄剤で手入れする方法

マウスピース/洗浄剤

正しく使えばとっても便利なマウスピースの洗浄剤。洗浄剤には「漬け置きタイプ」と「泡タイプ」の2種類があります。使用しているマウスピースが洗浄剤に対応している素材であれば、手入れに利用してみましょう。

漬け置きタイプで手入れする

まずは漬け置きタイプでマウスピースを手入れする方法を紹介します。

用意するもの

・マウスピース洗浄剤(漬け置きタイプ)
・マウスピースが入る容器
・歯ブラシ

手順
1
マウスピース洗浄液を作る

マウスピース洗浄剤を指定された量用意して溶かします。マウスピース全体が浸かるサイズのコップや瓶などを準備しておきましょう。

2
マウスピースをつけ置きする

洗浄剤の説明書に書かれている時間の通り、マウスピースをつけ置きします。多くの商品が5~30分程度のようです。長くつけ過ぎてしまうと、劣化の原因になるため、必ず時間を守りましょう。

3
歯ブラシで汚れを落とす

つけ置きが終わってもまだマウスピースに汚れがあるようであれば、歯ブラシに洗浄液をつけて汚れを落としていきます。このときにマウスピースを傷つけないように、やわらかい毛先の歯ブラシを選びましょう。

ただしシリコンタイプのマウスピースは傷がつきやすいため、歯ブラシの使用は厳禁。気になる部分をやさしく指でこする程度にしておきましょう。

4
しっかりとすすぐ

最後にマウスピースについた洗浄液を水でしっかりとすすぎます。洗浄液は使い切りのため、再利用はできません。使用後の洗浄液は雑菌が繁殖しやすいため、速やかに捨てるようにしましょう。

泡タイプで手入れする

ここからは泡タイプの洗浄液でマウスピースを手入れする方法を紹介します。

用意するもの

マウスピース洗浄剤(泡タイプ)

手順
1
マウスピースに直接泡をプッシュ

マウスピース全体に行き届くように洗浄剤の泡をプッシュし、説明書記載の時間に沿って少し置きます。大体60~120秒のことが多いようです。

2
水で洗い流す

最後に水で洗い流して完了です。泡タイプの方がより手軽なので、手間をかけたくないという方は泡タイプがおすすめです。

マウスピースの保管方法

マウスピース/保管

最後に紹介するのはマウスピースの保管方法です。いくらていねいに手入れをしたり、汚れないように気をつけても、保管方法が良くないとマウスピースは傷んでしまいます。それを防ぐためにも、保管の際には以下の3点に気を付けましょう。

専用のケースに入れる

マウスピースは小さい道具。専用ケースに入れないで紛失してしまったり、適当な場所に置いて誤って踏んでしまい変形という可能性があります。マウスピースを守るためにも、専用ケースに入れてしっかりと保管しましょう。

しっかり水気を切る

マウスピースを入れる口の中には、約700種類もの細菌が存在していると言われています。水気があると細菌が繁殖しやすく、最終的にはカビが生えてしまう可能性があるので注意が必要です。

暑くなる場所は避ける

マウスピースの材質は熱に弱いものが多く、車の中などの暑くなるところに置いておくと変形してしまうことも。マウスピースを保管するときは、涼しい所に保存するのがいいでしょう。

正しい手入れと保管方法でマウスピースを守ろう

今回はマウスピースの手入れについて紹介しました。マウスピースは口の中に入れる物なので、日々の手入れが口内環境に直結してきます。毎日のちょっとした正しく手入れをして保管をすればキレイに保てるので、マウスピースを使っている、もしくは検討している方は今回紹介した方法を参考にしてみてください。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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