
アイロンの当て布とはなんのためにある?当て布を使ったアイロンのやり方を解説
アイロンの当て布について解説!当て布が必要と知っていても、意外なぜ必要なのかを知らないという方も多いはず。この記事ではアイロンの当て布の役割や使い方、おすすめの商品などを紹介します。ぜひアイロンがけする際には、参考にしてみてください。
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アイロン用の当て布の役割とは?
まずは、アイロンの当て布の役割から知っておきましょう。その役割は、生地のダメージを防止すること。アイロンとデリケートな衣服の間に当て布をはさむと、熱をうまく分散してくれます。
当て布を使用せずにアイロンがけをすると、生地によっては熱で素材や繊維が変質し、テカリや傷みの原因になったり、生地が伸びてしまうこともあります。
アイロン用の当て布が必要なアイテムは?
当て布が必要な衣類アイテムはどういったものなのでしょうか。当て布が必要かどうか判断する際、チェックして欲しいのが衣服のタグの表示ラベル。まず、洗濯表示を確認しましょう。
・アイロンマークの下に「~」と表記
・低温でのアイロンがけを指示する表示(点が1つまたは低と表記)
この3つのどれかに当てはまる場合、当て布の使用が必須です。平成28年に大幅に変更された洗濯表示。適切なお手入れのためには、その意味を正確に理解することが大切です。
洗濯表示の詳しいことは、こちらの記事を参考にしてみてください。
あわせて読みたい:洗濯表示をイラスト付きで完全網羅!旧表示との違いや洗い方・漂白・乾燥などの確認方法
また、洗濯表示がかすれて見えない場合には、衣服の素材を確認しましょう。
・シルク(絹)
・カシミヤ
・ポリエステル
・レーヨン
これらの素材には当て布が必要です。ほかにも、黒い衣服やTシャツなどのプリント部分、ニット類には、当て布を使用したアイロンがけがおすすめです。
当て布を使ったアイロンがけのやり方
当て布が必要な衣服を確認したところで、アイロンのかけ方を説明していきます。
・霧吹き
・アイロン
当て布は家庭にあるのもでも代用が可能ですが、専用商品も販売されているのでおすすめを紹介します。
山崎実業 メッシュあて布
こちらの商品は、メッシュ素材でアイロンがけしている衣類を目視できるのがうれしいポイント。またスチームの通りがよく、プレスがキレイに仕上がります。
機能性を求めるのであれば、専用商品の購入がおすすめです。最近ではダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップでも、類似品の購入が可能です。

アイロンをかける前に、衣服の折り目をきちんと整えましょう。折り目を整えた部分に霧吹きをかけて、衣類を湿らせておきます。

手順1で整えた衣類をアイロン台に乗せ、しわを伸ばしたい部分に当て布を置きましょう。

アイロンの温度をタグの洗濯表示に従って設定します。当て布を使用する場合、160℃を超えないよう、中温(140~160℃)までに調整しましょう。

当て布の上からアイロンを軽く押し付けながら、少しずつ滑らせてください。このとき、アイロンを少しずつ動かすのがポイントです。
当て布を上手に使うコツ
基本的なアイロンのかけ方を確認したところで、当て布を上手く使うためのポイントを2つ紹介します。
低温からスタートする
当て布を使っていても、生地を傷めそうで怖いという方もいるはず。そのような場合は、低い温度からかけはじめることをおすすめします。しわが伸びない場合には、徐々に温度を上げましょう。
この方法だと生地を傷めることがなく、当て布の効果を最大限に発揮できます。
伸びにくいシワにはスチームを
衣服のシワが気になる部分は、あらかじめ湿らせてからアイロンをかけましょう。アイロンスプレーや霧吹きで湿らせたり、アイロンのスチーム機能を使うのもおすすめ。こうすることで、シワが伸びやすくなり、仕上がりがキレイになります。
アイロン用の当て布を選ぶときのポイント

当て布をこれから用意する方に知っておいてほしい3つのポイントを紹介します。
おすすめは綿100%の白い生地
当て布におすすめしたいのは、綿100%の白い生地。綿は熱に強いため、当て布に適した素材とい言えます。また、色移りを防ぐために、白い生地のものを選びましょう。
アイロンの熱で色落ちして、衣服に色が移ってしまう可能性もあるとか。せっかくアイロンをかけてシワが伸びても色がついては台無しです。万が一の場合に備えて、色移りの対処法も合わせて確認しておきましょう。
あわせて読みたい:色移りの落とし方は50℃のお湯で洗剤2倍!洗剤や漂白剤の選び方と洗うコツ
代用するならハンカチを
家庭にあるものを当て布として代用する場合、ハンカチをおすすめします。タオルなども使えそうな気はしますが、生地が分厚いとアイロンの熱が衣服に伝わりにくくなってしまいます。
そのため、タオルハンカチもおすすめできません。なるべく薄く、表面の凹凸の少ないハンカチを使用することで、上手くアイロンをかけることができます。
当て布にはこんな便利なアイテムも

当て布の目的は「生地に直接アイロンをかけない」ということ。ならば、アイロンに布が付いていればいいのです。そんなへりくつのようなことを体現した便利アイテムこそがアイロンカバー。
最後に、アイロンカバーの使い方とおすすめ商品を紹介します。
アイロンカバーの使い方
アイロンカバーの取り付けはしっかりアイロンを掴むので、必ず確認しておいてください。
アイロンカバーを広げたら、その上にアイロンをセット。あとは製品によって違いますが、それぞれ説明通りにゴムなどを引っ掛ければアイロンがけの準備完了です。
おすすめのアイロンカバーを紹介
ダイヤ アイロンに付けるあて布
耐熱性と滑りの良さを備えた生地を採用したアイロンカバーで、ひもで装着するタイプ。当て布とは違い、衣類が隠れないので作業がしやすいのも特徴です。
そのためワッペン付けやセンタープレスをつける際にもおすすめ。この手の商品はスリーコインズやカインズなどでも購入できるので、ぜひ手に取ってみてください。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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