2024年12月19日（木）からスタートした「Amazonふるさと納税」。Amazonのサイトからふるさと納税の寄付が可能になりました。2024年12月時点で約1,000の自治体が返礼品を出品しています。Amazonふるさと納税のメリットや特徴、やり方などを詳しく解説します。

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Amazonふるさと納税の利用がおすすめな人

出典：Amazonふるさと納税

Amazonふるさと納税は2024年12月19日（木）から提供開始された注目のサービス。Amazonふるさと納税では、Amazonのメリットを生かしたふるさと納税のサービスが受けられます。

Amazonプライム会員の人

Amazonふるさと納税では、返礼品が早く届くのが特徴のひとつです。なかでもAmazonプライム会員の場合、対象の返礼品に限りますが、お急ぎ便が無料で利用できます。さらに、お届け日時を指定できるのもポイント。Amazonプライム会員の人には、他社のふるさと納税サイトよりも利便性が高くなるでしょう。

少額でふるさと納税を利用したい人

他社のふるさと納税サイトでは、最低寄付金額が5,000円のところが多いです。Amazonふるさと納税では、1,000円台からの寄付ができます。例えば、業務用サランラップは1,500円、人気のハーゲンダッツBOXは4,000円、アイリスオーヤマの天然水500ml24本入りは4,000円の寄付でもらえます。

なかには、Amazonふるさと納税限定の返礼品も出品されており、Amazonふるさと納税でしかゲットできない返礼品も注目ポイントのひとつです。

Amazonふるさと納税のメリット

出典：Amazonふるさと納税

Amazonふるさと納税のメリットを3つ紹介します。Amazonふるさと納税が気になる人はチェックしておきましょう。

返礼品が早く届く

Amazonふるさと納税では、最短翌日配送で届く返礼品があります。プライム会員であれば、お急ぎ便の配送料は無料で利用できます。非会員の場合は以下のように配送料がかかりますが、お急ぎ便の利用が可能です。また、翌日以降からは配送の日時指定もできるようになるのもメリットのひとつ。

※一部メール便には200円配送料が加算されます。

少額からの寄付でも利用できる

Amazonふるさと納税では、1,000円台からの少額の寄付でも利用ができます。多くのふるさと納税サイトでは最低寄付金額が5,000円台なので、少額でも応援したい自治体がある場合や、寄付限度額の調整に使うときにはAmazonふるさと納税がおすすめです。

Amazon限定の返礼品がある

Amazonふるさと納税限定の返礼品もあり、人気の高い返礼品も多いです。Amazonふるさと納税でしかゲットできない返礼品は家電や食料品が多くあります。例えば、自動調理鍋や真空パック機、イチゴやモモといったフルーツ、飲料水やプロテインなどもあります。

Amazonふるさと納税のデメリット

Amazonふるさと納税のメリットもあれば、デメリットもあります。ここでは、Amazonふるさと納税のデメリットを6つ紹介します。開始されたばかりのサービスなので、改善される可能性もあります。

ワンストップ特例制度が利用しづらい

ふるさと納税は、確定申告またはワンストップ特例制度を利用して寄付金額を申請します。Amazonふるさと納税では、どちらもでも利用が可能です。ただ、ワンストップ特例制度はやや手間がかかるのがデメリット。

ふるさと納税サイトの多くは、ワンストップ特例制度を利用するときに必要な手続きを、返礼品を注文したときに同時にできます。Amazonふるさと納税では注文後にアンケートに回答して、Amazonにワンストップ特例制度の利用を申請する手間がかかります。

また、Amazonふるさと納税のワンストップ特例制度は、書面で申請する必要があります。オンライン申請をする場合には、自分で手続きが必要です。

ポイント還元率が低い

多くのふるさと納税サイトでは、寄付金額にあわせてポイント還元を行っていたり、あるサイトでは同じ会社のサービスを活用すると約30％以上のポイントを還元してくれるところもあります。

Amazonふるさと納税にもポイント還元はありますが、Amazonプライム会員＋Amazon MasterCardでの寄付が必要です。条件を満たしても最大2％分しかポイント還元されません。

まだ返礼品の数が少ない

Amazonふるさと納税は2024年12月にスタートしたばかりのサービスなので、他社のサイトに比べると、まだ返礼品の数が少ないです。ただ、2024年12月時点の参加自治体数は約1,000ヶ所なので、これから自治体や返礼品の数が増えていくでしょう。

人気返礼品を見つけにくい

返礼品を選ぶときに迷ったら人気ランキングを見るという人も少なくないはず。Amazonふるさと納税では、人気ランキングのページがなく、見つけづらいのがデメリット。表示方法を変えると人気商品が表示されますが、ランキング形式ではないため、どれが1番人気かなどはわかりにくいデザインです。しかし、今後Amazonふるさと納税のページデザインが変わる可能性もあります。

人気商品の表示方法

出典：Amazonふるさと納税

XML形式の証明書発行はなし

確定申告の税金控除を受ける場合、寄付金額に関する証明書の電子データはXML形式である必要があります。そのため、多くのふるさと納税サイトでは、XML形式での証明書を発行しています。しかし、Amazonでは現在XML形式での証明書を発行していません。そのため、自治体から届く寄付金受領証明書での確定申告が必要になります。

決済方法はクレジットカードまたはデビットカードのみ

ふるさと納税サイトの多くは、クレジットカード以外にも銀行振込やコンビニ支払いなどにも対応しています。一方で、Amazonふるさと納税の決済方法は、クレジットカードまたはデビットカードのみです。また、Amazonふるさと納税でポイント還元してもらえるのは、Amazon Mastercardで寄付をした場合のみとなっているのもデメリットのひとつ。

しかし、普段からAmazon Mastercardを利用している人にとっては、お得な支払い方法のひとつとなります。

Amazonふるさと納税のやり方

ここでは、Amazonふるさと納税の始め方を紹介します。

STEP1 控除上限額を調べる

ふるさと納税を利用して控除される税金の金額は、収入や配偶者の有無、扶養家族の有無や年齢によって異なります。控除限度額を確認して、上限に収まるように返礼品を注文しましょう。自分にあった限度額は、Amazonふるさと納税サイトで確認できます。

STEP2 返礼品を選ぶ

出典：Amazonふるさと納税

次に返礼品を選びます。Amazonふるさと納税のサイトにアクセスするか、Amazonのサイトやアプリで「ふるさと納税」と表示されている商品はふるさと納税の対象商品です。

STEP3 控除の手続きをする

最後に税金控除を受けるために、確定申告またはワンストップ特例制度を利用して手続きする必要があります。また、ワンストップ特例制度の利用には条件があるので、注意しておきましょう。

確定申告

イラスト：ワタシト編集部

確定申告を利用できる人は、ふるさと納税以外にも確定申告する必要がある人や、1月1日から12月31日までの1年間で寄付する自治体数が6ヶ所以上の場合は利用できます。

ワンストップ特例制度

イラスト：ワタシト編集部

ワンストップ特例制度は確定申告をする必要がないのが特徴です。確定申告が必要でない人や、1月1日から12月31日までの1年間で寄付する自治体数が5ヶ所以内の人はワンストップ特例制度を利用できます。

ワンストップ特例制度は同じ自治体に複数回寄付しても1ヶ所と数えますが、書類の提出は回数分必要です。また、寄付した自治体数が6ヶ所以上になった場合、ワンストップ特例制度で申請したものは無効になり、確定申告が必要なので要注意！

Amazonふるさと納税おすすめ返礼品5選

ここではAmazonふるさと納税に出品されている返礼品のなかからおすすめアイテムを5つ紹介します。

【Amazon限定】アイリスオーヤマ 電源コード式 タンク式高圧洗浄機

水道のない場所でも使える高圧洗浄機です。50℃までの温水や中性洗剤を入れて使えるのもポイント。玄関周りやベランダから洗車まで使えるので便利です。

【Amazon限定】final VR3000 for Gaming Matte Gray

ゲームなどにぴったりな有線タイプのイヤホン。耳の接触面を限定することで、圧迫感を少なくし、長時間使っていても疲れにくい設計です。

エリエール トイレットペーパー 1.5倍巻き 45m×64ロール

8ロールで12ロール分の長さになっていて、コンパクトなトイレットペーパー。通常のトイレットペーパーに比べて交換回数が少なくなります。さわやかなお花の香りつきのダブルタイプです。

愛媛みかん 大玉8kg（訳あり）

愛媛県産の大玉みかんです。濃厚な甘さとさわやかな酸味のバランスがよく、食べやすいのが特徴。薄皮なので皮も剥きやすいのもポイント。小さな子どもから大人まで幅広い世代に人気のみかんです。

カツオの塩タタキセット

天日干しで作る塩で有名な田野屋塩二郎の完全天日塩と、本格的に藁（わら）で焼き上げたカツオのたたきなどがセットになった返礼品です。田野屋塩二郎で食べるカツオのたたきは絶品。薬味もついているので、届いたその日に食べられます。

【Q＆A】Amazonふるさと納税に関する質問

Q. Amazonふるさと納税はいつから使える？

A. 2024年12月19日（木）からサービス提供が開始されています。

Amazonふるさと納税は2024年12月19日（木）からサービスが開始されました。サービス開始当初はユーザーの利用は段階的に開放していましたが、現在ではほぼすべてのユーザーが使えます。

Q. Amazonふるさと納税のメリット・デメリットとは？

A. メリットは翌日配送や少額の寄付です。デメリットはポイント還元率が低いことや返礼品数が少ないことです。

メリットとデメリットは以下の通り。現時点での大きなデメリットは6つありますが、今後改善される可能性が高いです。

Q. Amazonプライム会員の特典ある？

A. 最短翌日配送やお届け日の日時指定が無料でできます。

Amazonプライム会員の場合、対象の返礼品では無料で最短翌日に配送してくれます。また、日時指定も無料でできる特典があります。

Q. Amazonふるさと納税におすすめな人は？

A. 早く返礼品が欲しい人、少額で寄付したい人などにおすすめです。

Amazonふるさと納税は、返礼品を早く届けてほしい人や少額で自治体に寄付したい人などにぴったり。とくに、控除限度額ギリギリまでふるさと納税を利用したい人や少額でも応援したい自治体がある人などにおすすめです。

Q. Amazonふるさと納税のポイント還元率はどれくらい？

A. 最大で2％です。

Amazonふるさと納税のポイント還元率を最大まで引き上げるには、Amazonプライム会員であること、Amazon MasterCardで寄付する必要があります。

Amazonふるさと納税で気軽に寄付を始めてみよう！

Amazonふるさと納税は、最短翌日配送や少額での寄付、Amazon限定の返礼品があることなどが大きな特徴です。少額からでも寄付ができるので、気軽に始められるのがポイント。また、まだサービスが開始されたばかりなので、今後サービスはよりよくなっていくと思われます。今後の動向もチェックしておきましょう！

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