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更新日: 2024年12月9日

エアコンの配管とは?交換は必要?寿命や隠蔽配管について解説

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エアコンの配管について徹底解説!エアコンの配管の役割や種類、配管を取り付けるときのポイントや交換工事の必要性など幅広くまとめました。さらに、「エアコンの配管の2分3分とは?」「隠蔽配管のデメリットはある?」など気になる疑問についても解消します。

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エアコンの配管とは?

エアコンの室内機と室外機は、白い保温材をぐるぐるされたもので繋がれており、その中には「銅管」「ドレンホース」「電源線」があります。エアコンの配管とは、この「銅管」のことを指します。

銅管(配管)の役割と種類

室内機と室外機を繋ぐ銅管(配管)には、空気の「熱」を運ぶ「冷媒ガス」が循環しており、室内機の熱交換器を冷やしたり温めたりします。

エアコンの配管の種類は銅管の口径によって異なり、6.35 mm(2分)、9.52mm(3分)、12.70 mm(4分)、15.88 mm(5分)、19.05 mm(6分)25.40 mm(1インチ)など、複数あります。

大小の銅管が2本1組で使用され、家庭用エアコンに使われる銅管は、一般的に「2分3分(にぶさんぶ)」と「2分4分(にぶよんぶ)」の2種類。エアコンの容量や機種などによってどちらを使用するかが決められており、容量6.3kw以上の場合には2分4分を使用するケースが多いです。

ドレンホースの役割

ドレンホースには、室内機の内部に発生した結露を排出する役割があります。室内機と室外機を繋いでいるわけではなく、室外機の手前で白いぐるぐるから枝分かれしています。

エアコンの配管は交換が必要?

・エアコンを買い替えたとき
・エアコンを移設するとき
・エアコンの配管が破損したとき

エアコンの配管の交換工事が必要なのは、主に上記の3つのタイミングです。それぞれ詳しく解説します。

1. エアコンを買い替えたとき

エアコンを買い替えたときは、配管も一緒に交換するのが一般的です。しかし、配管が家の壁の中にある「隠蔽配管」の場合は、交換工事が難しいので既存の配管をそのまま使う場合があります。既存の配管をそのまま使用する場合は、配管の劣化具合や種類を事前にチェックしましょう。

2. エアコンを移設するとき

1階で使っていたエアコンを2階に移動させる際、配管の長さが足りない場合は配管交換の工事が必要です。また、配管が劣化して破損している場合や、配管が硬化していて曲げられない場合も、配管の交換工事が必要になります。

3. エアコンの配管が破損したとき

経年劣化や衝撃などで配管が破損すると、エアコンが効かなくなることがあります。エアコンの効きが悪く、エアコン本体や冷媒ガスに異常がない場合は、配管が破損していないか専門業者に確認してもらいましょう。

エアコンの配管の寿命は?何年使える?

エアコンの配管の耐用年数は10~30年です。そのため、築年数が古い賃貸物件や中古物件にもともとついてるエアコンの配管は、劣化のため交換工事が必要になる場合があります。また、紫外線や風雨から配管を守るためにも、室外の配管には化粧カバーをつけるのがおすすめです。

エアコン配管は長さと高低差が重要!

エアコンを効率良く故障しないように稼働させるためには、配管を設置する位置が重要です。エアコンの配管の長さや高低差は許容範囲が決められており、許容範囲を超えるとエアコンの能力が低下する恐れがあります。

エアコンの配管の長さ

エアコンの配管の長さは、室外機と室内機の距離で決まります。室内機と室外機が一直線状に設置できる場合の目安は下記の通りです。

室外機と室内機が同じ階

3~4m

室外機:1階(直置き)
室内機:2階

6~8m

室外機:1階(直置き)
室内機:3階

9~11m

配管の長さは設置環境によって異なり、配管を曲げる必要がある場合にはさらに長さが必要です。配管が長いほどエアコンの効率が下がるので、エアコンの取り付け業者に相談しましょう。

エアコンの配管の高低差

室内機と室外機を設置する高低差の範囲は、基本的にメーカーや機種ごとに定められています。高低差の条件が合わない場合、エアコンを取り付けられないこともあるので、エアコンを購入する前に取り付け位置を確認しておきましょう。

エアコンの隠蔽配管とは?デメリットはある?

エアコンの配管の通し方は、一般的な露出配管(図左)隠蔽配管(図右)の2種類。隠蔽配管とは、図のように配管を壁や天井の中に隠して、外から見えないように施工することです。隠蔽配管のメリットとデメリットは下記の通り。何を重視するかで選びましょう。

隠蔽配管のメリット
・配管を壁の中にキレイに隠せる
・紫外線や風雨から配管の劣化を防げる
隠蔽配管のデメリット
・費用が高い
・配管トラブルを見つけにくい
・配管の交換工事が難しい

エアコンの配管工事は専門業者に依頼しよう!

エアコンの配管工事は、設置位置やガス漏れリスクに注意しながら作業する必要があるため、とても難易度が高いです。自分で無理をして取り付けようとせずに、専門事業者に依頼しましょう。

プロに依頼する場合、エアコンの取り付け作業の基本内容に、配管作業が含まれているのが一般的です。配管の延長や壁の穴あけ作業、配管カバーが必要な場合は別途費用がかかるケースもあるので、事前に見積りをとって料金を確認しましょう。

ユアマイスターのエアコン取り付け費用目安は、18,000~22,000円(税込)ほど。費用や口コミを比較しながら選べるので、気になる方下記リンクからチェックしてみてくださいね。

エアコンの配管に関するQ&A

エアコンの配管に関する疑問をまとめました。

Q. エアコンの隠蔽配管のデメリットとは?

A. 費用が高いことや、配管トラブルを見つけにくいことがデメリットとして挙げられます。

配管を壁の中にキレイに隠せることや、紫外線や風雨から配管の劣化を防げることがメリットの「隠蔽配管」。費用が高いことや、配管トラブルを見つけにくいこと、配管の交換工事が難しいことなどがデメリットとして挙げられます。メリットとデメリットを踏まえて、何を重視するかで選ぶのがおすすめです。

Q. エアコンの配管工事は自分でできる?

A. とても難易度が高いため、専門業者に依頼することをおすすめします。

エアコンの配管取り付けは、配管の長さや高低差に注意しながら配管経路を決めたり、ガス漏れのリスクに配慮しながら作業したりする必要があります。取り付けに資格はいらないので自分で行うことはできますが、とても難易度が高いためおすすめしません。専門業者に依頼しましょう。

Q. エアコンの配管の「2分3分」とは?

A. 「6.35 mm(2分)」と「9.52mm(3分)」のサイズの配管の組み合わせのことです。

エアコンの配管は大小の銅管が2本1組で使用されます。2分は6.35 mmサイズの配管、3分は9.52mmサイズの配管のことで、一般的に容量6.3kw以下の家庭用エアコンには2分と3分の組み合わせで使われることが多いです。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してください。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
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監修者
ライター
ワタシト 編集部
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