イヤホン掃除は定期的に!汚れをとる道具が歯磨きの時と同じアレ
通勤や通学中、オンライン会議などでも利用するイヤホンですが、お掃除したことありますか? 「見た目は汚れてないから掃除しなくても大丈夫でしょ」と思っている方、ちょっと待って。目には見えなくても、イヤホンって意外と汚れているんです!
そこで今回はイヤホンのお掃除方法を紹介します。定期的に掃除して、清潔で音質の良いイヤホンをキープしましょう!
目次
イヤホンが汚れる原因3つ
イヤホンが汚れる原因は3つ考えられます。順番に説明していきますね。
耳垢が付くから
イヤホンは耳の中に入れて使用するので、どうしても耳垢が少しずつ溜まってしまいます。また、イヤホンを装着することで発生した湿気や汗で不衛生になるのです。
手垢が付くから
イヤホンを装着するときに手を使いますが、あなたの手は常に清潔ですか? 装着するときに、手垢や皮脂、雑菌がそのままイヤホンに付いてしまいます。
ポケットやカバンのホコリやゴミが付くから
イヤホンを使用しないとき、ポケットやカバンにそのまま入れることがありますよね。ポケットやカバンの中にある小さなゴミや細かい繊維が、少しずつイヤホンの装着部分などに溜まっていきます。
汚れたイヤホンを放置すると危険!?
汚れがついたままのイヤホンを使うと、見た目が不衛生なだけでなく、音質が悪くなったり、耳の病気になってしまうことも。たかがイヤホンで……? と思うかもしれませんが、イヤホンを清潔に保つことって、とても大切なんです。
接続が悪くなり、音も悪くなる
イヤホンの接触部分に汚れがたまると接続が悪くなります。そのため、音が悪くなったり、ノイズが発生します。「イヤホンが故障したと思っていたら、実は掃除をしていなくて汚れていただけだった……」なんてこともよくある話。
耳にカビが生える
「み、耳にカビが生える⁉」……信じられませんが、イヤホンが不潔で湿った状態が続くと、耳にカビ(真菌)が繁殖する可能性があります。外耳道真菌症とよばれており、耳の痛みやかゆみ、耳だれなどの症状が現れます。やはり定期的に掃除して、イヤホンを清潔にしておくことが大切!
イヤホンの掃除方法【カナル型】
イヤホンの中で主流となっているのがカナル型イヤホン。機能もデザインもバリエーションが豊富です。
カナル型イヤホンは耳の中に差し込んで使うので、耳垢が溜まりやすいんですよ。
特に、イヤーピース(耳に接着するゴム製のパーツ)やメッシュ部分に汚れが溜まっていきます。
それではさっそくお掃除していきましょう! 便利なアイテムは、ズバリ歯間ブラシです。
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・ウェットティッシュ
・ティッシュ
イヤーピースと本体が分解できるものは、最初に取り外します!
イヤーピースの掃除に便利なのはアルコール入りのウェットティッシュです。除菌もやっていきましょう。表面を磨くように拭いていきます。
イヤーピースの裏側も汚れがたまっています。ひっくり返して、ウェットティッシュで拭いていきましょう。
イヤーピースの中の汚れはもちろん、本体のメッシュ部分も、歯間ブラシで汚れを掻き出していきましょう。
ウェットティッシュで、丁寧に拭きましょう。
頻繁に抜き差しするプラグ部分は汚れが溜まりがち。汚れが付着することで接続が悪くなってしまうので、ティッシュで優しく拭いてお手入れしてあげましょう。
以上で、基本的なケアは完了です。肌に直接触れるアイテムなので、定期的に拭いておくのがおすすめです。
イヤホンの掃除方法【インナー型】
カナル型イヤホンの次によくあるのが、インナーイヤー型(開放型)イヤホンです。耳を完全に塞がないので、開放感があり、周囲の音も聞き取りやすいです。
インナーイヤー型イヤホンは、形状がいびつでデリケートなので、表面のブラッシングでお掃除していきます。おすすめの掃除グッズは、毛が柔らかいタイプの歯ブラシです。
・ウェットティッシュ
・ティッシュ
このとき強くこすらないように注意してくださいね。優しくこすりましょう。
ウェットティッシュで拭きましょう。ケーブル部分は耳アカが付くことはありませんが、手アカや皮脂、雑菌がついてしまうのです。
このイヤホンは、iPhoneのライトニング端子に直接差し込むタイプですね。傷をつけないように、優しくティッシュで吹いたら終了です。
スピーカー部分に汚れが詰まっていても、つまようじなど尖ったものを使用しないようにしましょう。故障の原因になります。
ワイヤレスイヤホンの掃除方法
最近使っている人も多くなってきた、ワイヤレスイヤホン。いかにも繊細そうなワイヤレスイヤホンの掃除は一体どうすればいいのでしょうか!?
・エタノール
・綿棒
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インナーイヤー型のイヤホンと同じように、装着部分を歯ブラシで優しくこすって汚れを落としていきましょう。
ワイヤレスイヤホンの場合、充電ケースにも汚れがたまっていることがあります。そんなときは、エタノールを染み込ませた綿棒でケース内の汚れを丁寧に落としましょう。
充電ケースをお掃除した後は、接触不良を防ぐためにしっかり乾燥させて水気を飛ばしましょう。
普段後回しにしがちなワイヤレスイヤホンのお掃除ですが、定期的にお手入れしてあげるのが良いですよ♪
ヘッドホンのお掃除方法
続いて、ヘッドホンのお掃除について紹介していきます。
ヘッドホンはイヤーパッドの素材によってお手入れの仕方が変わってきます。手元のヘッドホンをしっかりと確認してからお掃除するように注意しましょう!
・ティッシュ
・乾いた柔らかい布
・養生テープもしくはマスキングテープ(イヤーパッドがベロア素材の時に使用)
ヘッドホンで汚れがもっともたまりやすい部分が、このイヤーパッド。素材がレザーの場合は、やわらかい乾いた布かアルコール成分が含まれていないウェットティッシュで優しく拭きましょう。
アルコール成分が含まれているウェットティッシュで拭くと、レザーを傷めることがあります。
ベロア素材の場合は、弱粘着性のテープで優しくたたき、汚れを取っていきます。中にはベロアの部分だけ取り外して洗えるものもありますが、その際は洗剤が残らないように十分にすすぎを行ってくださいね。
ハウジング(イヤーカップ)とは、イヤーパッドの反対側の耳を覆っている部分。プラスチック製のものが多いですが、アルミやチタンといった素材が使われている場合もあります。取扱説明書を十分に確認してからお掃除しましょう。
ヘッドバンドは、ヘッドホンをつけているときに頭部に密着している部分のこと。乾いた布で汚れを優しく拭き取ってあげましょう。
コードはウェットシートで、プラグはティッシュか乾いた布で拭いたら、お掃除完了です!
ヘッドホンのお掃除についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も見てみてくださいね♪
あわせて読みたい
イヤホンジャックの掃除の仕方
イヤホンプラグを接続するイヤホンジャックにも汚れがたまります。イヤホンジャックのホコリを放っておくと、イヤホンやスマホ全体の不具合にもつながります。
・つまようじ
・ティッシュ
このとき中に差し込む必要はありません。入り口付近を優しく拭くだけにしましょう。
つまようじにティッシュをくるんで差し込みます。中のごみを取り出したら完了。以上で、手順は終了です。ただし、無理やり差し込むのはやめておきましょうね!
イヤホンを長く使うためのポイント3つ
日常的に使うイヤホンだからこそ、できれば同じものを、大切に長く使いたいですよね。そこで、イヤホンを長持ちさせるための3つのポイントを紹介します。
イヤホンケースに保管する
イヤホンケースに保管しておくと、イヤホンの絡まりを防ぎ、断線防止になります。また、イヤホンにゴミや細かい繊維の付着を防ぐことができるので、日頃から清潔に保てますね♪
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イヤホンコードを束ねて収納できるハードケース。バネ蝶番式で開閉も簡単です。イヤホンケースとしてだけでなく、スマホスタンドとしても利用できるんです♪
長時間の使用を抑える
イヤホンを長時間使うと、耳が蒸れて湿気が発生し、イヤホンの故障や耳のトラブルに繋がることも。「イヤホン難聴」と呼ばれる聴力低下や耳鳴り、めまいなどを起こしかねません。
難聴を避けるためには、「音量」と「時間」が大切。1時間に15分程度はイヤホンを外して耳を休ませましょう。
接点復活材を使う
接続が悪くなってきたときには、接点復活剤を使ってみましょう。接点復活剤には、目に見えない細かい傷を埋めて音質を改善させる働きがあります。イヤホンジャックとイヤホンプラグに塗って、拭きとってあげましょう♪
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この商品は筆で塗るタイプです。細かいところに無駄なくピンポイントで塗ることができるのでおすすめです。
無理せずプロに相談することも大切
自分でイヤホンを掃除する方法の注意点は、過度に力を加えてイヤホンが破損しないようにすること。もしこれまで紹介した掃除方法を試してもなかなか汚れが落ちない場合は、まずはメンテナンスのプロへ相談してみてください。
イヤホン専門家であるプロにしっかりと汚れを取ってもらい、さらに長く使えるようにメンテナンスをしてもらいましょう。
まとめ
今回は、イヤホンのお掃除方法を紹介しました。イヤホンを使用なら、定期的なお掃除と長時間の使用を避けることが大切です。イヤホンの接着部分に汚れが溜まったり、ケーブルが汚れてきたタイミングでお掃除してくださいね!
また、たまにはイヤホンを使わない日を設けて耳を休めましょう。もし耳に異変を感じたら、すぐに耳鼻科へ相談してください。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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