
自転車のメンテナンスは自分で!定期的な簡単お手入れで快適な通勤を
通勤や通学・お買い物の時に便利な自転車。
ほぼ毎日使っている方も多いと思います。
そんなに酷使している自転車をしっかりメンテナンスしていますか?
自転車って舗装されてない道路での走行や雨水に晒されることによって、少しずつ傷むんですよ!
それを聞いて「やばっ!」と思った方のために、今回は自転車を長く使い続けるための基本的なメンテナンス方法を紹介しますね♪
始める前に確認してほしいこと2つ!
メンテナンスを始める前に、最低限確認してほしいことが2つあります。
ブレーキがしっかり利くか確認する
ブレーキは安全に走行するために、一番必要なもの。
そのため、自転車を利用する前に、左右のブレーキレバーを握ってブレーキがしっかりかかっているのか確認しましょう!
もしブレーキの効きが少し悪いなと感じたら、すぐに自転車ショップに相談してくださいね。
自転車の装備をチェックする
ブレーキだけでなく、
・ベル
・鍵
も自転車を守るために、必要な装備です。
ライトが点灯しているか、ベルが鳴るか、鍵はかかるか、それぞれしっかりとチェックしましょう!
さて、ここから自転車を長く使うために必要なメンテナンスを紹介します!
まずは空気を入れるところから!
自転車で一番困るトラブルはパンクですよね。パンクしてしまったらもう自転車に乗ることができません。
パンクの原因には、釘がタイヤに刺さってしまったり、いたずらされてしまったりと色々ありますが、最も多い原因はタイヤに入っている空気が少ないこと。
空気が入っていないと、ちょっとした段差でタイヤがつぶれてしまい、チューブに穴が空いてしまうんです!
2週間に1度、しっかりと空気を入れることで、パンクの発生を抑えることができるんですよ♪
じゃあどれくらい空気を入れればいいの?自転車の種類によって空気の入れ方って違うの?
そんな疑問に「自転車の空気の入れ方はバルブに合わせて!英式・仏式それぞれ解説!」という記事で答えているので、これを読んでパンクの予防をしましょう!
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自転車のチェーンを洗浄する方法
え、自転車のチェーンって掃除するの?って思った方、チェーンの洗浄は大事なんですよ!
チェーンは泥や排気ガスによって汚れがちな箇所。そのままにしておくと、チェーンの動きが悪くなり、自転車を漕ぐのが大変になってしまいます。
そのため、少し汚れてきたなと感じたら定期的にメンテナンスをしましょう。
詳しいやり方は「自転車チェーンの洗浄は初心者もできる!洗浄&オイルで軽いペダルに」に書いてあります。
ご家庭にある中性洗剤やスポンジで簡単にお掃除できるので、ぜひ実践してくださいね!
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自転車の拭き掃除をしよう!
自転車のチェーンと同様に、ボディ部分も汚れやすくなっています。
そのままにしておいても、走行中の影響は特にありませんが、見た目がよくないですよね。
汚れが頑固になってしまう前に、こまめにお掃除することをおすすめします。
用意するもの
・中性洗剤
・バケツ
・スポンジ
・タオル2枚
自転車専用の洗剤はこちら。ただ汚れを落とすだけでなく、サビの防止やコーティングもこれ1本でできちゃいます。
おすすめ 商品

専用のクリーナーを買うのはちょっと…汚れを落とすだけでいいや…という方は台所用の中性洗剤でもお掃除できますよ♪
手順
1. 中性洗剤を薄めた洗浄液を作る
バケツに中性洗剤を入れて、その200倍の量の水を入れます。
2. 洗浄液を含ませたスポンジで汚れを落とす
洗浄液をたっぷり含ませたら、自転車のボディ全体を拭いて、汚れを落としましょう!
3. 洗剤を落とし、乾いたタオルで水気を拭き取る
洗剤が残ってしまうと、それが再び汚れの原因になってしまいます。タオルに水を含ませて、細部の泡まで落としてくださいね♪
最後は乾いたタオルで水気を拭き取ったら終了です。お疲れ様でした!
古い部品は交換しよう!
自転車に長く乗っていると、どうしても部品が古くなってきます。
部品が古くなってしまうと、思わぬトラブルが起きる可能性があるため、定期的にチェックして、交換するようにしましょう。
自転車は多くのパーツでできているため、自分で交換できる部品と、そうでない部品があります。どの部品が自分交換向き、自転車店向きなのか、くわしくみてみましょう。
自分で交換できる部品
それではまず、自分で手軽に交換できる部品を紹介いたします。
「バルブ」
「自転車のタイヤから空気が抜けてしまう」
その原因、チューブではなくバルブの劣化かもしれません。 バルブは100円ショップでも手に入る部品なので、気軽に交換してみましょう。
「ライト」
夜自転車に乗る人には欠かせないライト。 最近では、より明るいLED照明に交換するケースが多いようです。
電球だけを変える場合も、丸ごと変える場合も、それほど難しい作業ではありません。 自転車によっては、簡単に取り外せないタイプもあるので、その場合はお店へ依頼しましょう。
「サドル」
自転車のサドルは自分で交換できる部分です。座り心地のよいサドルを選べば、長距離のサイクリングでもお尻が痛くなりません。自転車に乗る時間が長いなら、交換を検討してみましょう。
「スタンド」
「片立ちスタンドから両立ちスタンドに変えたい!」
などの理由で、スタンド交換にチャレンジケースもある部分。
古くなってくると見栄えが悪いので、交換を検討している方が多いのではないでしょうか?
バネが外れるトラブルも多いスタンド。 どこの家庭にもあるドライバーやレンチで外せる商品が多いので、調子や見た目が悪くなってきたら、取り変えてみましょう。
自転車店に交換を任せた方がいい部品
次に、自分では手を出さない方が良い、プロに任せるべき部品をみてみましょう。
「チェーン」
先ほど、チェーンの洗浄方法はお伝えしましたが、洗浄してもどうしようもないくらいサビたり汚れている場合は交換が必須。自分では難しい部分なので、自転車店でお願いするのがおすすめです。
「ブレーキ回り」
ブレーキ周辺も、自転車店に任せるべき部分です。もし、自転車のブレーキが利かなくなってしまったら、自分だけでなく周囲へ迷惑をかけてしまう場合も……。ブレーキの調子が悪いな、と感じたら、点検へ出してみましょう。
「キア回り」
変速機をはじめとするギヤ関連は、自分で交換している人もいるパーツ。ですが、手慣れた人でないと、ギアチェンジがスムーズにいかなくなる可能性もあります。できるだけプロに任せたい部品の一つです。
「フレーム」
自転車の中でも大きなフレーム部分。
フレームは高価なため、壊れてしまった場合は自転車を買い替える方が安いケースがほとんどなのですが、どうしてもという理由があれば、交換できます。自転車の命とも言える部分ですから、自転車店で相談してみましょう。
まとめ
自転車は購入したら長く利用するもの。それだからこそ、自転車を大事に使うことは必要なことです。
今日はそんな自転車の基本的なメンテナンス方法を紹介しました。
どの作業も簡単なので、実践して習慣を作ってくださいね!
