印鑑の掃除方法!歯ブラシや輪ゴムで簡単お手入れ
普段印鑑の掃除をしていますか?実は印鑑のお手入れは非常に重要。朱肉をつけたままにしておくと、残った朱肉が乾燥することで印鑑が劣化し、印が薄くなってしまうことも。使うたびに印鑑を拭いて掃除してるから大丈夫と思った方も要注意。拭いただけでは細かい汚れは落ちません。今回は印鑑の簡単なお手入れ方法を紹介します。
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印鑑の基本の掃除はたったの3ステップ
印鑑を使用した後は、どのようなお手入れが必要なのでしょう。意外と身近なもので簡単にお掃除できるのでチャレンジしてみましょう。
しかし初めに注意することがあります。このあと、「印面」という言葉がたくさん出てきます。印面とは何?と、一瞬戸惑う方もいるかもしれません。印面とは「名前が刻まれていて、朱肉をつけて紙に押し付ける面」のことです。
それでは、印鑑の掃除の方法を紹介していきます。
・毛が柔らかめの歯ブラシ
・汚れてもいい布
印鑑を使った後は、まず朱肉汚れをティッシュで拭きます。
必ず毛が柔らかめの歯ブラシで、少しずつ優しく磨きます。このとき強く磨いてしまうと、傷ついたり削れてしまったりするため、要注意です。歯ブラシなら、大切な印鑑を磨くにも安心ですね!
磨いた後の細かい汚れは、印面全体を布で拭いて仕上げましょう。
細かい汚れを落とそうとして、爪楊枝や針など先の尖ったものを使って掃除するのは控えましょう。印面が傷ついてしまいます。
汚れがひどい場合
しばらくお手入れしていなくて、歯ブラシで磨いても細かい汚れが取れない…そんなときに役に立つのは輪ゴムです!輪ゴムを人差し指に巻き付けて、印面を優しく擦りましょう。これで細かい汚れが落ちてきます。
印鑑の材質ごとのお手入れのポイント
印鑑には大きく分けて3つの異なる材質があります。それが、木材系、角・牙系、チタンです。材質ごとに異なるお手入れのポイントがあるので紹介します。
木材系の印鑑
柘植(つげ)、白檀(ビャクダン)、黒檀(コクタン)、楓(カエデ)など、材質が木材のもの。
使い終わったら必ず布で拭く
木材系の印鑑は、朱肉が染みやすいのが特徴です。また、朱肉の油が印鑑の傷みや劣化を早めてしまいます。使い終わったら、必ず布またはティッシュで拭きましょう。
水に濡らさないこと
木材系の印鑑は水に非常に弱いです。濡らさないように注意しましょう。
動物の角・牙系の印鑑
象牙、牛角、黒水牛の角など、材質が動物の角・牙。
植物
油(椿油やオリーブオイル)で印面を磨く。角・牙の印鑑は乾燥に非常に弱いため、暖房器具などからは遠ざけるようにしてください。乾燥がひどい場合、ヒビ割れしてしまう可能性があります。乾燥を避けるために、定期的に椿油やオリーブオイルなどの天然の植物油を布につけて表面を磨くのがおすすめです。
おすすめ
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印鑑の印面の感想を防ぐのに効果的なのが、髪の毛の保湿によく使われるこちらの椿油。天然の植物油なので、やさしく保湿することができます。印鑑の他にも、竹刀のひび割れ防止など木製品の保湿に使うことができます。
水に濡らさないこと
乾燥に弱い一方で湿気にも弱いため、水に濡れるのは厳禁です。さらに、多湿の場所での保管は避けましょう。
チタンの印鑑
耐久性に優れた金属、チタン製の印鑑。丈夫なのでお手入れは簡単。
水洗いする
チタンの印鑑は水洗い可能です。丈夫ですがお手入れをしないと、やはり汚れがたまって印の陰影が薄くなってきます。使った後は必ず水洗いするか、表面を布で拭きましょう。
印鑑の正しい保管の方法
さて、印鑑をキレイにお手入れした後は、正しい方法で保管しましょう。正しい保管方法には3つのポイントがあるので紹介します。
高温多湿を避ける
高温や湿気は、印鑑の劣化の原因です。直射日光の当たる場所は避けましょう。
また、必ず印鑑ケースに入れましょう。印鑑は、乾燥にも弱いデリケートなもの。印鑑ケースに入れることで湿気、乾燥を防ぐことが出来ます。
角・牙系の印鑑は防虫剤と一緒に
角・牙系の印鑑は虫食いに注意が必要です。そのため、印鑑ケースに入れてタンスや引き出しに収納する場合は、防虫剤と一緒に収納しましょう。また、防虫効果の高い桐の箱に入れるのもおすすめです。
通帳と一緒に保管しない
これは防犯上の理由から。万が一、通帳が盗まれてしまった場合、銀行に登録している印鑑が隣にあるのは大変危険です。必ず別の場所に保管しましょう。
印鑑の掃除をして長く使おう
印鑑は正しいお手入れ、正しい保管を行うことで、ほぼ半永久的に使えます。大切な書類の、自分の名前の隣に押す印鑑。はっきりしている方が、自分で見ても、人が見ても気持ちいいですよね。ぜひ印鑑の定期的なお手入れを心掛けましょう。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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